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 第34回日本学生ショートトラック選手権 10月22、23日 長野・帝産トレーニングセンター



 あと一歩のところで…

桜井と菊池はなかなか前の選手を抜かせない
 日本学生ショートトラック選手権2日目。1000mが行われたこの日まず好調だったのは菊池萌水(社1=長野・野沢北)だ。予選ではアウタースタートから一気に先頭に出てゴール。理想的な滑りで好スタートを切る。準決勝では有利な1コースからスタートを切ると、強敵の中口雪絵(山梨学院大)が転倒するという幸運も重なり序盤から先頭でレースを引っ張る展開に。後ろから追ってくる北吹史(法大)を寄せ付けずこの組トップでゴール。全体でも3位で決勝に進出した。
 一方桜井美馬(スポ4=東京・武蔵野)は予選、準決勝ともに石田千賀(関西学院大)を抜かすことが出来ない。準決勝こそタイムは全体2位だったものの、格下の相手に本来の力を見せられないまま決勝を迎えることになった。


連日の銀メダルの桜井
 決勝は2コースの桜井が序盤で先頭に立ち好スタートを切る一方、3コースの菊池はスタートで出遅れ、一番後ろを滑ることになってしまう。前を行く北吹をなんとか抜かし、少しでも表彰台に近づきたいところだったがどうしても前に行くことが出来ない。チャンスは度々あったが「躊躇しちゃいました」と菊池。結局4位でゴールし、表彰台はならなかった。一方の桜井は序盤こそ好調だったが中盤、石田と激しい先頭争いを繰り広げる。本来なら圧倒し、独走で優勝できるはずの相手。しかし今の状態ではそれが出来ない。結果は2位。またしても優勝を逃し、復活の勝利とはならなかった。
 2人ともあと一歩のところで優勝、そして表彰台を逃した。スタートや、中盤の駆け引きに課題を残した菊池。なかなか調子の上がってこない桜井は、体育の日に一番応援してくれていた祖父を亡くし精神的にも大変な状態が続いている。でも、この辛い日々を乗り越えた先には必ず明るい未来が待っているはずだ。そのときを信じ、2人は己の道を歩み続けていく。



(記事、カメラ 奈良圭) 




◆結果
▽女子1000メートル
桜井 2位
菊池 4位


◆コメント
桜井美馬(スポ4=東京・武蔵野)
――2位という結果についてどのように受け止めていますか
いまの実力なんだと思っています。
――最後に抜かしきれない原因は
やっぱりスピードがないっていうことですね。
――それはどうすれば改善できると思いますか
ゆっくり技術を見直していかないといけないかなっていう時期に来たんじゃないかなと思います。
――優勝がなかったことについては
いまの実力なんだなということがよくわかりました。
――体育の日に祖父が亡くなられたということですが
いつも見てくれていたので、そういう応援がなくなるのはさみしいですけど、おじいちゃんのためにも頑張りたいなと思いました。
――東日本選手権はどのような気持ちで臨みますか
少しずつ調子が戻ってくるように調整していきたいと思います。
――インカレの雰囲気はいかがでしたか
楽しいと思います。

菊池萌水(社1=長野・野沢北)
――予選と準決勝はいい滑りをしていましたね
予選と準決勝はそんなに悪くはなかったかなと。自分でも気持ちよく終われたので、いい形で決勝を迎えられるかなっていう感じでした。
――決勝はスタートで失敗したようにも見えたのですが
スタートしてすぐに3番手に入ろうと思っていたんですよね。そしたら外の選手がかぶせてきて、そこで譲らなければよかったんですけど、わりこまれてしまったので、そこが悪かったっていうのが1個と、そこに入られたときすぐ前に行けばよかったんですけど、ちょっと待ってしまったのが敗因でした。
――1度フライングがありましたがその影響は
いや、それはあんまりなかったです。
――中盤抜かせるかなっていうところがありました
行けるかなって思ったんですけど、躊躇しちゃいました。
――相手との駆け引きという面はいかがでしたか
私はすぐいつもてんぱっちゃうので、落ち着いて、落ち着いてっていうのを考えていたら、落ち着きすぎちゃって、あんまりレースに参加で来てなかったなっていうのが反省点です。
――初めてのインカレ、2日間滑ってみていかがでしたか
調子は良くないんですけど、その中でも良い滑りができたときもあったので、それを今後につなげたいなと思います。
――4位という結果について
やっぱり練習不足というか実力の差というか、練習で離れちゃったりするところの差だと思うので、これからもう一回練習で気を引き締めていきたいと思います。
――東日本選手権にむけて
東日本は、全日本に向けて上の選手たちも出てくる試合なので、いいレース展開が運べるように、それをいろいろ実践できるような試合にしたいと思います。







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