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関東大学選手権・決勝 対東洋大
4月29日 東京・ダイドードリンコアイスアリーナ
悪夢の4連続失点……2連覇逃す
早大
ピリオド
東洋大
1
1st
1
1
2nd
4
2
3rd
0
4
計
5
セット
RW
CF
LW
RD
LD
1
上野
中居達
寺尾
橋場
杉澤
2
久慈
金子
山下
中嶋晃
高橋洋
3
中西
森
岩浅
渡辺
長田
4
青木
中居隼
松浦
早川
坂本
GK
小野 ※RW、CF、LWは攻撃陣を、RD、LDは守備陣を示す
関東大学選手権2連覇、そして目標に掲げた3冠の1冠目を懸け、インカレ王者・東洋大との決勝戦に臨んだ早大。試合は第2ピリオドの4連続失点が響き、第3ピリオドで追い上げを見せるも4−5で敗れた。
試合は願ってもない最高の形で始まった。第1ピリオド1分、久慈修平(社3)がセンターライン付近からパックを持つと、持ち前のスピードで東洋大DFを一気に抜き去り、ゴール正面から力強いシュート。会場から大歓声が沸くほどのスーパーゴールは、この試合の勝利さえ予感させた。
しかし、同点で迎えた第2ピリオドが悪夢の始まりだった。4分、5分と立て続けに失点。やむなく早大はタイムアウトを取り、立て直しを図るも、その後も1対1に持ち込まれる危ない場面が続く。さらに2点を追加され、まさかの4連続失点。終盤のパワープレーで1点を返しはしたが、「連続失点は集中力がない証拠。そこを修正できなかった」(久慈)ことが悔やまれた。
「まだ20分残っている。諦めないで最高のホッケーをやろう」(久慈)。第3ピリオド5分に久慈が1点目を再現するかのような華麗なゴールを決め、ようやく早大らしい攻撃的なプレーを取り戻した。そのスピードは衰えるどころか、さらに速さと激しさを増す。それでも東洋大DFの壁を破ることができない早大は、試合終了間際にGKを外し6人攻撃にでると、上野拓紀(社4)が執念のゴール。そして、残されたわずかな時間で怒涛のシュートを放つも、無情のタイムアウト。リンクには東洋大の歓喜の輪が広がった。
準優勝に終わり、昨年成しえなかった3冠の夢が早くも途絶えた早大。しかし、最後に見せた諦めない気持ちや久慈の他を圧倒する技術、ルーキー・寺尾裕道(スポ1)らの活躍など、今大会を通して得たものは大きいはずだ。「きょう負けたことで、成長できる部分もある」(久慈)。その言葉があれば、秋には「もっと強いチーム」(上野)に成長した彼らがきっと、その強さを証明してくれる。
(西村佳恵)
★久慈がベストFWを受賞
閉会式後に個人賞が発表され、優勝した東洋大以外から唯一久慈がベストFWに選出された。久慈は06年度の同大会で最優秀新人賞を受賞。ベストFWは昨年に続き2度目の受賞となる。
◆コメント
小笠原健一監督(昭61教卒)
(きょうの試合について)非常に残念な結果。流れが悪い時に失点しないというのがセオリー。第2ピリオドの連続失点は悪かった。取られ方も悪かった。徹底できなかった。(最後にワセダが追い上げを見せたが)もともと得点力はある。失点さえしなければ。1点差ぐらいまでは行くのではないかと思っていた。逆転しなくても良いので、まずは同点だということは言った。(ワセダに足りなかったものは)きょうはメンタルの戦いだと言っていた。1対1やゴール前で譲る、譲らないということが東洋大のほうが強かった。うちのほうが飛ばされていた。(今後の課題)メンタル面からのやり直し。部員が多いので、全員がレギュラーを取れるように切磋琢磨してほしい。
橋場亮主将(社4)
(今日の試合を振り返って)残念の一言です。(今日試合前には東洋大対策などはあったのですか)早いチェックと簡単なプレーをしようということです。(敗因は)2ピリの失点の多さですね。(第2ピリオドにタイムアウトがありましたが、監督からはどういった指示が)落ち着いて、いつものワセダらしいプレーをしようと言われました。(きょうは相手に1対1に持ち込まれる場面が多かったですが)そういった1対1の場面で勝てなかったら、試合にも勝てなかったと思います。反省ですね。(準決勝に比べ反則が少なかったですね)やはり反則すると人数も減ってリズムが悪くなりますし、疲労もたまりやすくなるので、減らせたのは良かったです。(主将として今大会を振り返って)まだ新体制になったばかりなので、これで課題や反省点は見つかったので、これから修正していきたいです。(課題とは)流れをつかめていないことと簡単なプレーです。
上野副将
(きょうはどのような対策を)東洋のFWはスピードがあるので、守る時間が長くなる。辛抱強く守ることです。(敗因は)2ピリの連続失点です。1対1に持ち込まれていたし、DFゾーンで勝てなかったからですね。(3ピリに入る前はどんな指示を)まだ追いつける。もちろん、諦めないで最後まで戦おうと。(終盤で得点を決めたが)最後は6人攻撃に出て、1人多い状況だったので、フリーで良いパスもらえました。(大会を振り返って)自分のプレーはまだまだ。チームは決して弱くないので、夏の間に基礎体力をつけて、もっと強いチームを作っていきたいです。
久慈
(きょうはどのような対策を)最後の一戦はワセダらしいホッケーをやって勝とうと。(敗因は)2ピリで崩れたことです。連続失点は集中力がない証拠。そこを修正できなかったので、これからの課題になりますね。きょう負けたことで、成長できる部分もあると思うので。(3ピリに入る前はどんな指示を)まだ20分残っている。東洋だって2ピリだけで4点取れたのだから、諦めないで最高のホッケーをやろうと。(思うような攻撃ができなかった)チェックが早く、東洋のDFは良かった。こっちもしぶとく頑張ったが、相手の方が一枚上手でした。(その中でスーパーゴールを2点決めたが)気持ちで持っていきました。狙ったわけではなく、自分のプレーをした結果です。(大会を振り返って)春は練習が少ない中で個人的には納得のプレーができたが、チームが勝たなければ意味がないですね。
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