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第80回日本学生氷上競技選手権
1月6〜9日 北海道・白鳥アリーナほか
3冠の夢破れる…インカレ4位
今年、春秋ともに関東を制覇し、残り1冠である学生日本一を目指した早大。今年はノーシードで1回戦から出場となったものの、大量得点を奪って順調に駒を進めた。しかし、迎えた準決勝でライバル・東洋大に3−8で完敗。今年最大の目標であった「3冠」を逃した早大は、3位決定戦でも本来の力を出し切れず、最終成績4位でインカレの幕を閉じた。
大会3日目、準決勝の相手は強豪ながら、今季は2勝1分と相性の良い東洋大。しかし、試合開始早々、先制点を許すと、キルプレーから追加点を奪われてしまう。1点を返すも、第2ピリオドまでに3点差。続く第3ピリオドでは、久慈修平(社2)が自陣からパックをキープし、相手DFをターンでかわしてゴール、華麗な早業で会場を沸かせた。このプレーで流れをつかみかけた早大だったが、1点差に詰め寄るのがやっと。GKを下げての全員攻撃を仕掛けるも、反対に無人ゴールへ駄目押し点を決められるなど、このピリオドだけで5失点。3−8と大差で敗退し、決勝を前に3冠への道が途絶えた。
翌日の3位決定戦。格下相手に早大は優勢のはずだった。しかし、前日の敗戦のショックを引きずってか、主導権をなかなか握れず、先制点を決められる。第2ピリオドでは久保直也(社4)の意地の2連続得点で逆転するも、キルプレーから同点に。さらに第3ピリオド終盤には決勝弾を許し、ワセダらしいプレーを見せることなく、最終成績4位となった。
近年、学生選手権では思うような結果を残せない早大。周囲からは『ワセダはインカレに弱い』というジンクスも囁かれている。部史上初の2冠を勝ち取り、大学アイスホッケー界最高の栄光・3冠まであと一歩だった今年の早大。「この悔しさを忘れないでほしい」(宮越悠輔副将=社4)。4年生の思いはしっかりと後輩たちに受け継がれていくに違いない。3冠に向けて、また一からの挑戦が始まる。
(服部愛子)
◆結果
▽1回戦
早大18
−0九州産業大
▽2回戦
早大9
−4立命館大
▽3回戦
早大5
−2日大
▽準決勝 東洋大8−
3早大
▽3位決定戦 中大3−
2早大
※最終成績=
4位早大
◆コメント
小川勝也主将(スポ4)
チームの雰囲気、状態は悪くなくて、返せるだろうという気持ちはあったけど、先制されたのが大きなウエイト占めてた。見えないプレッシャーで焦りもあった。ここまで2冠を取ってきても、最後に負けたら悔しい思いで終わってしまう。勝てる自信はありましたし、それなりの準備もしてきたつもり。甘えてたところはなかったと思ってる。準決勝で負けて、4年生で話合って、1年間の集大成だし悔いの残らないようにと。試合前に4年で円陣を組んで臨んだ。今日は泣かないと思ったけど、こみあげてきてしまって。4年間やってきてこのチームで終われて本当に満足しています。すごい良いチームでできて今までで一番のチームでした。3月からずっと3冠を目標にしてコンスタントやって2冠を経験して苫小牧に乗り込んで悔いのないシーズンだと思ってる。やることはやったので後輩に託すだけです。後輩が優勝できると信じてる。これをステップにしてもらえればと思う。今季4年でチームを引っ張ってきましたが、厳しい部分もいっぱいあった。それでも全員が一丸となってついてきてくれてすごいいいチームが作れた。これからも、良いチームが作れるように頑張ってほしい。
橋田勝太総合主将(社4)
(きょうの試合に向けては)もう1試合できるという気持ちで。でもきょうは1、3位しか勝って終われないので…チームとしてはいい感じに気持ちも切り替えたはずでしたが、力を発揮できなかったです。(昨日の東洋大戦は)ワセダはインカレに弱いと言われているんですが、仕上がりがイマイチだったのかなと思います。チームとしての雰囲気は盛り上がっていたんですが。(4年間を振り返って)ワセダでやれて本当に良かった。お世話になった方々、後輩たちにも感謝したいです。自分たちが出来なかった3冠を目指してほしいです。
宮越副将
(どのような気持ちで臨んだ)優勝を目標にしていたんですが、昨日負けてしまったので最後は楽しくやって勝とうと。(昨日、きょうの試合の敗因は)大会前はチームの調子は順調だったし、メンタルの部分でもひとつになっていたと思う。気持ちが先に行ってしまったのか、うまく言えないです。インカレにはなにかがある。毎年負けてしまうので、後輩達にはその悔しさを忘れないでほしいです。(最後はどんな思いでプレーした)十数年アイスホッケーをやってきて、これが最後なんだと思うと、いろんな思いが込み上げてきました。(4年間を振り返って)エンジのユニフォームを着てホッケーをできたことが、僕の誇りです。
大西孝侑副将(社4)
(きょうの試合)昨日で3冠が終わってしまった。最後は勝って終わりたかったので気持ちは入ってたとは思うんですが…うまくは言えませんが目標がなくなって覇気がなかったのかもしれないです。(インカレを振り返って)勝つためにここまでやってきたけれど、負けて終わってしまった。何かが足りなかったのかもしれないです。毎年インカレでは勝てないので、2冠を取った今回でも勝つことの難しさを感じました。(4年間いかがでしたか)本当にあっという間でした。今思えばああすれば良かったこととかありますが、同学年や先輩、後輩のチームメイトに恵まれて充実していました。
山下真一郎総合主務(社4)
(結果は)信じられないです。4年間辛かったこともあったけど、楽しかったのですごく良かったと思います。インカレで勝ててないですが、その弱点を見つけて来年こそ優勝してほしいです。
久保
(どのような気持ちで臨んだ)昨日負けたことはしょうがない。きょうは、最後に笑えるのは1位と3位のチームだと言い聞かせて臨んだので、やっぱり勝ちたかった。(インカレでの敗因は)チームの調子は悪くなかったんですが、インカレではワセダは毎年弱いですね。理由は精神的な面なのか、大会前の追い込み方なのか、よく分からないですけど、下の代には考え直してもらいたいです。(2得点決めました)久慈やDFの中嶋が良いシュートを打ってくれて、リバウンドで来たのを打ちました。得点は彼らのおかげです。(最後はどんな思いでプレーした)最後は自分達の力を出し切ろうと、雰囲気は良かったです。ただ結果がついてきませんでした。(4年間を振り返って)チームメイトに恵まれ、2年目からは上手な人と組ませてもらって成長することができた。部員が多い分、仲間との結束力もできたし、本当にワセダに入って良かったと思います。
久慈
(きょうの試合)負けは負けです。4年生が最後、勝ちの形で終わることができなくて申し訳ないです。この負けを下級生は次のステップにつなげなくてはいけません。(敗因は)どこもインカレに合わせてきているので、小さなミスをしたチームが大きな敗因へとつながっていると思います。きょうは気持ちの面できのうの負けを引きずって勝ちたいという思いが弱かったのかもしれないです。(全日本選手権が控えています)インカレをステップにして、全日本では実業団と戦うまでは終われません。新体制として実力を試したいです。
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