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| グランプリシリーズ・スケートカナダ 11月1〜4日 カナダ・ケベックシティ |


SP4位からの大逆転!銀メダル

グランプリ(GP)シリーズ2戦目、中野友加里(人4)にとっては今季初の国際大会となったスケートカナダ。大会前の調子は悪くはなかったものの、ショートプログラム(SP)でまさかの転倒。しかし、4位発進となったフリーで、トリプルアクセル(3A)を決め、大逆転に成功。笑顔で銀メダルを手にした。GPファイナル進出を目指して、ロシアカップへの特訓が始まった。
| | スコア | 順位 |
| SP | 55.94 | 4 |
| フリー | 113.49 | 2 |
| 総合 | 169.43 | 2 |
――大会前の調子はいかがでしたか
3日前からカナダに入ってたんですけど、調子は悪くなかったですね。カナダに行く前も悪くはなかったです。
――直前に練習されていたトロントのリンクは
フィギュアスケート専用のリンクだったので、すごく設備が良かったですよ。氷ももちろんなんですけど、鏡がついていて振り付けのチェックもできたりと、羨ましいですね。
――一昨年3位だったスケートカナダ、思い出深いのでは
そうですね、特にスケートカナダに思い入れがあるというわけではないんですけど。カナダが大好きなんですよ。人も街もすごくすてきだし、ジュニア時代から行く機会が多かったので。なので、今回スケートカナダに出られてとても嬉しかったです。
――今シーズン初の国際戦でしたが、緊張は
しましたよ(笑)。いつも緊張してるんですけどね、今回は特に緊張しました。初戦でしたし、みんなの期待に応えたいという思いも強かったので。
――ショートプログラム(SP)の直前に(佐藤)信夫コーチからはどのようなアドバイスを
自信を持つように。大会前の調子が良かったので、そのままの調子で、練習通りに、と言われました。
――ご自身では、演技前にどのようなことを思われていましたか
とにかく演技に集中しようと。技術面では、スピンを速く回ろうと思っていました。
――SPでは中野さんには珍しく転倒の場面もありましたが、ご自身ショックを受けたのでは
ショックでしたよ(笑)。転んだことで、もちろん焦りはしましたけど、他で点を取ろうと丁寧に滑りましたね。それでも緊張していましたし、堅くなってしまって思うように滑れませんでした。足首が本当に動かなくって。
――終わった瞬間の気持ちは
「どうしよう」って。今まで何やってきたんだろう、やってきたことが全部無駄になってしまったと思いましたね。
――SPを振り返って、課題は
ジャンプの確実性はもちろんですけど、スピードがまだまだ出ていないですね。スピードの速さはプログラムコンポーネンツの得点にもつながると思うので、ロシアまでにはもっと改善したいですね。あとはやっぱりステップ。ボディムーブメントにも気をつけながらこれから滑り込んでいきたいと思います。
――コンポーネンツの改善点は
一番は表現力ですね。フィギュアはやっぱり、人に魅せる競技だと思うので、表現力をもっと養いたいと思います。そうすればコンポーネンツの得点も上がると思います。あとはさっきも言った、スピードですね。0.1点でも多くもらえるように頑張ります。
――次に、フリーについてお聞きします。SPを終えてどのような気持ちでフリーに臨まれましたか。
(SPの失敗は)忘れよう忘れようと思っていても、そう簡単に忘れられないですよね。なので、私は失敗を忘れるよりも、その悔しさをバネにして根性で臨みました(笑)。なにがなんでもやってやろうと。
――信夫コーチからのアドバイスは
SPと同じように、自信を持って臨みなさいと言われました。ジャンプだけが全てじゃないよ、とも言われました。
――前日のSPを受けて、難易度の高いトリプルアクセル(3A)を回避しようとは思いませんでしたか
それは思わなかったですね。3Aにトライすることは決めていました。もともと3Aが全てだとは思っていないので、失敗しても他の部分をしっかり決めようと思っていました。3Aは本当に難易度の高い技なので、跳べたらラッキーぐらいに、いつも考えています。
――スピンやシークエンスでレベル4がつきました
だいたい狙ったものにはレベルがつきましたね。特にスピンは自分の得意技だと思っているので、そこで点を稼ごうという意識があるのかもしれません。(ドーナツスピンのフィニッシュについて)レベルを維持しつつも、より高い加点がもらえるように頑張ります。
――笑顔でのフィニッシュがとても印象的でした
終わったときはビックリしました(笑)。
――ビックリとは
前日のSPからこんなに立て直せるとは思っていなかったので。あとはほっとしましたね。ものすごく緊張していたので。
――フリーはパーソナルベスト(PB)更新しましたね
アナウンスがフランス語だったので、スコアが出た時点ではPBだと気づかなかったんですよ。PBだと知ってからも、特には気にしていません。
――PBの更新は、今シーズンのプログラムの自信につながったのでは
PBが出たからといって自信になるということはないですね。自信は常にないです。特にスケートカナダは、SPで本当に悔しい思いをしたので。自分を甘やかさず、この経験を次につなげたいです。
――フリーの課題は
細かいことはたくさんあるんですけど、とにかく滑り込みが必要だなと感じました。

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