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第55回関東大学選手権決勝 対法大
4月29日 サントリー東伏見アイスアリーナ
堅い守備崩せず…法大に敗れ準優勝
早大
ピリオド
法大
0
1st
1
1
2nd
1
0
3rd
1
1
計
3
セット
RW
CF
LW
RD
LD
1
久保
金子
久慈
宮越
梶川
2
宇野澤
須田
大西伸
山下
一郷
3
高橋
中居
森
橋場
中村
4
三原
大西孝
名郷根
小西
小川
GK
曽田(59分)※RW、CF、LWは攻撃陣を、RD、LDは守備陣を示す
「1点目がすべてでした」(小笠原健一監督=昭61教卒)。開始1分での失点に出鼻をくじかれた早大は、法大の堅い守備にも苦しみ、最後まで流れを引き寄せることができなかった。優勝した2年前と同じカードでの決勝戦は1−3で敗れ、準優勝。“春”のタイトル奪還を逃した。
『守りの法大』。その評判通りの堅い守りに加え、攻撃でも法大が一枚上手だった。第1ピリオド、一瞬のスキをつかれ早々に先制点を献上。この失点に焦りがあったのか、久慈修平(社1)の速攻、パスを受けての須田徹(社4)らの放ったシュートはことごとく法大GKに弾かれた。「決められるチャンスがあったけど、フィニッシュがなかった」(三原卓也主将=人4)。パワープレーのチャンスでも攻撃は相手ゴールを割ることなく、互いに攻めては守る展開に。ところが早大は立て続けにペナルティを犯し、法大の猛攻に守る時間が長くなっていく。そして第2ピリオド5分、早大がキルプレーの場面。フリーでシュートされ、またも得点を許し徐々に流れは法大へ。
何としてもこの状況を打開しなければならなかった中盤の11分、ようやく中村卓矢(社4)が一矢報いる。法大ゴール右方向から金子亮介(社1)の絶妙なアシストで中村がシュート。この得点から勢いに乗るかに見えたが、「最後まで負ける気はしなかったんですけど、やっぱミスが多くて」(中村)との言葉通り大事な局面で決めきれない。結局第3ピリオドにも1点を失い、試合終了となった。実力に差はなかったはずだが、早大の高い得点力を持ってしても法大の守りを崩せなかった。「法政が少ないチャンスをしっかり決めてきた、その差」(三原主将)。これが結果に現れてしまった。
「後輩にも優勝を味わわせてあげたい」(宇野澤太一=教4)。春、秋、冬の主要3大会での優勝は、2年前のこの大会以来遠ざかっている。しかし今大会を新たな監督のもと団結し、少ない練習期間を感じさせない戦いで終えた早大に、のびしろは大いにある。念願の栄冠を手にするために――全員が一丸となってじっくりチームを作る、これからが正念場だ。
(七田 惇)
★久慈が最優秀新人賞
閉会式で個人賞の発表が行われ、久慈が最優秀新人賞を受賞した。またベスト6としてベストFWに久保直也(社3)、ベストDFに宮越悠輔(社3)が選ばれた。関東大学選手権ベスト6の受賞は、久保は初、宮越は2004年大会に続き2度目。
◆コメント
小笠原監督
(敗因は)1点目がすべてでした。もうちょっと押せると思っていたんですが、相手の守りが堅かった。素晴らしかったです。(法大対策としてはどんなことを)攻めの時のシュートの場所やタイミングを合わせたかったんですが。1ピリですぐ失点してしまって、口では「落ち着いて」と言いつつも焦りがあったと思います。(準優勝ですが、新体制でここまでやったというお気持ちでしょうか)いえ、もうちょっと頑張れたと思います。優勝したかったですね。(個人賞に3人)トップの選手はずば抜けた能力を持っています。2つ目、3つ目の力をもっと上げていかないと。(全体の力を上げる上で必要なことは)守りの面でもうちょっと。フットスピードを上げたいですね。(今後のチーム作りは)筋持久力をつけたいのでトレーニング中心です。瞬発力を上げるために、例えば100メートルを何本も走れるくらいに。(この大会を振り返って)全体として見たら良かったです。最後は少し力が足りませんでした。
三原主将
(2年前と同じカードでしたが、今日の展開は)2年前勝ててたんでイメージはありました。…しょうがないです、残念です。(チームの状態は)東洋戦が良かったのでチームの雰囲気もいい感じでした。すごくいい形で試合入れたし、気持ちも体調も万全でしたね。(敗因は)決められるチャンスがあったけど、フィニッシュがなかった。アンラッキーな部分もありました。あと、法政の守りが良かったです。(キルプレーで得点される場面がありましたが)ムダといえばムダな反則が多かった。守りきれず、法政が少ないチャンスをしっかり決めてきた、その差ですね。(法政の印象は)今年は守りがちゃんとしている。意識が高いですね。崩せなくて残念です。(法大戦に向けての対策は)東洋戦でしてきたことの確認を。戦術は違うけど、法政相手にどう点を取るかなど。守りが強いのでそこを考えて。(今後の課題は)今日は負けてしまったけど、準決勝でいい試合をした。チームの雰囲気もいいのでまた一丸になって頑張ろうと。技術的なこと、気持ちを直して次に行きたいです。(次の試合に向けて)この負けで得たものもある。この悔しさを忘れない。秋の長いシーズンを乗り越えられるよう頑張ります。
中村
(準優勝という結果)満足はしてないですね。勝てると思ってやってきたんで、最後まで負ける気はしなかったんですけど、やっぱミスが多くて。そこが悔やまれます。(守りの法政ということですが、その印象は)そう言われてますけど、意識しないでできました。ワセダも攻めと言われてるけど、それはあまり意識しないで、全員で攻めて全員で守るという形ができたと思う。(中村さんが唯一のゴールを決めましたが)流れを変えられる得点だったのでうれしかった。金子が本当にいいパスをくれたので入れられてよかった。ナイスアシストでした。(法政の攻めに対してDFで意識したこと)法政はシュート打ったらどんどん走ってくるんで、抜かれないように意識しました。今日2失点したんですけど6番の山田に抜かれてしまって、山田に対応できなかったってのは大きいですね。(敗因は)シュート数が少なかった。うちのホッケーができなかったです。(新体制になって振り返ってみてどうですか)大変なことは多々あったんですけど、でもチームがまとまってきて。まだシーズン終わったわけじゃないんで、この選手権で課題とかも見えてきたし、今後いい調子でいけると思う。(課題は)東洋戦でも出来はよかったって言われてたんですけど、自分たちとしてはまだダメなところがあると思っていて。ミスが出てしまうところ、今日もミスが出ちゃったんで、どんな試合でもうちのホッケーができるようになりたいですね。(今後の過ごし方は)きっとこの後ちょっと休みになると思うんですが、始まったらまた氷上戻ったときのために陸トレからきっちり練習つんでいきたいです。(目標は)優勝。インカレ優勝です。
宇野澤
(敗因は何だったと思われますか)それが分からないから困っているんですよねぇ。難しい試合でした。準決勝が良い試合だったので、その分、悔しいです。(法政の印象はどうでしたか)ビデオを見て選手やデータも研究してきたけれど、やられちゃいました。(春の練習は少なかったようですが、その中でこの準優勝という結果についてはどう思いますか)練習ができないなりにもやることはやったし、そのできなかった分、選手一人一人の思い入れが違ったと思う。この試合は大切だったし、練習不足は言い訳にはならないと思う。(今後に向けて一言お願いします)自分が4年間やってきた中で、決勝には8回進出し、そのうち2回しか優勝していないんですよ。だから、後輩にも優勝を味わわせてあげたいです。(宇野澤選手自身のプレーについてどう思いますか)14番の須田や11番の大西、点数は一年生の久慈とかが入れてくれる。失点は少し残念だったけどしょうがないです。自分たちのプレーができました。相手より自分達のほうが勝ちたいという気持ちは強かったと思うんですけどね…。人数が多いけど、まとまれば良いチームになると思う。
宮越
(敗因は)先取点を取られてしまったことです。準決勝を接戦で勝って、燃え尽きた部分もあったかもしれません。(対策は)監督中心に、ビデオを見たりしたんですが…、足が動いてなく機能してなかったのが悔やまれます。(法大に押される場面が多かったように思いますが)守る時間が長く、僕中心にも守りきれなかったのが悔しいです。(ベストDF賞は)全然チームに貢献できなくて、うれしいとは言えないです。(新体制で準優勝)色々あって、練習もできなかったのがOBの方々が頑張ってくれて春の試合に出られたんですが、準優勝で恩返しができませんでした。(今後課題になることは)FWはタレントが揃っているので、DFからの攻撃っていうのを意識してDFのレベルを向上させていきたいです。
小川勝也(スポ3)
(追う試合展開でした)先制されても焦りはなかった。ロースコアのゲームを予想してたし、パワープレーで確実に得点を挙げればいいと思ってました。(キルプレーも多かったですが)キルプレーにも自信はあった。でも、法政はシュート力があったし、こっちがマークしていた選手に逆にやられてしまったのは見直す点ですね。(2ピリのシュート数8本)少ないですね。全然シュート打ってない。シュート数が増えればそれだけチャンスも生まれると思う。(今日の対策は)パワープレーのチャンスに決める自信があった。パワープレーで決めるシナリオだったので、きっちり決めたいと思っていた。法政は得点力はそんなにないと思ってたので、なめてた部分がありました。(自身の出来)全くダメ。走れなかった。練習2週間してなかったので、体力がなかった。体力がないと周りが見えない。自己の体調管理をしっかりしたい。(今後の目標)ケガを早く治す。夏場にいい体をつくって、いい動きが出来るようにする。秋には万全な状態で、全部勝てるようにしたい。
久保
(今日は残念な結果でしたが、やはり相手の守備が堅かったか)立ち上がりからプレッシャーの早さがあった。それでこっちのDFの足が止まって、向こうに流れが行ってしまった。あとは、気持ちの面でも負けていた。(法大への対策もしてきたと思いますが)パワープレーで決めることが出来なかった。うちがやるべきことを相手に全部やられた感じだった。(試合展開については)連続しては失点しなかったが、決定的な場面で決め切れなかった。(ベストFWに選ばれましたが、感想は)今日は点を入れられず優勝も出来なかったので、うれしいが優勝してもらいたかった。(今後のオフシーズンでの課題としては)今日も、第3ピリオドで疲れが目立ったので、第1ピリオドから第3ピリオドまで持つよう、体力作りが必要。あとは、基礎からの練習も。試合に出れるようになったので、それに感謝してがんばっていきたい。
橋場亮(社2)
(準優勝という結果は?)優勝したかった。(決勝までのチームの雰囲気は)楽しくいい雰囲気だったが、結果がついてこなかった。(法政の手ごたえは?)ツメが早くて、最初法政のペースで持っていかれてしまった。(2ピリはいいペースになったように見えましたが)自分たちのプレーをしたらいけるが、1ピリは足が動いていなかった。(ディフェンスの課題は?)逆襲されて、2対1になってしまうところが多かった。そういった点を秋に向けて修正したい。(その秋に向けて意気込みを)絶対優勝します。
曽田進也(スポ2)
(今大会は準優勝という結果でしたが)短い期間しか練習できなかった。この結果で満足しているわけではないが、よかったです。(今日の試合については?)早稲田らしさがでなかった。自分がもうちょっと止められていれば、勝てたかも。(法政対策はどんなことを?)パワープレーの練習をしてきたが、今日は機能しなかった。(3ピリでの失点が痛かったですが)あの選手がよかった。シュートが早かった。今度は止めたいです。(今後の課題、目標は?)秋に向けて、自分もグレードアップを図りたいです。
金子
(敗因は)1ピリの始めに失点してしまったのが後に響いて追い付けなかった。(春は思うように練習ができなかったが、決勝まで進めた。準優勝という結果について)全員で、ハンデとか言わないで勝とうと言っていた。法政の方が上だった。秋に向けて練習したい。(夏まで予定がないが今後の予定について)負けたから、追う立場。1人1人が頑張れば良い結果が残せると思うので頑張りたい。
久慈
(今日の敗因は)反則が多かったことですね。そろそろいけると思った時に反則をし、流れをこっちにもっていくことができませんでした。(法大の印象はどうでしたか)守りのチームと言われているとおり守りがすごかったです。でも、自分は攻撃力が特に印象に残りました。(練習が思うように出来なかった中での準優勝はどうですか)負けは負けです。練習が出来なかったというのは言い訳にしかなりません。(今後の目標は)春はミスが多かったのでそこを修正していきたいです。新ルールで反則が多くなるのでその点も意識していきたいと思います。そして、パワープレーで点をもっととりたいですね。(最優秀新人賞の感想をお願いします)自分一人の力ではとることは出来ませんでした。金子や他のチームメイトのパスのおかげでゴールを決めることが出来ました。本当に感謝しています。
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