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第55回関東大学選手権準決勝 対東洋大
4月23日 サントリー東伏見アイスアリーナ
白熱の戦いを制し、決勝進出
早大
ピリオド
東洋大
1
1st
1
3
2nd
2
4
3rd
2
8
計
5
セット
RW
CF
LW
RD
LD
1
久保
金子
久慈
宮越
梶川
2
宇野澤
須田
大西伸
山下
一郷
3
高橋
中居
森
橋場
中村卓
4
三原
大西孝
名郷根
小川
中村徳
GK
曽田(60分)※RW、CF、LWは攻撃陣を、RD、LDは守備陣を示す
一進一退の攻防が続く熱戦。会場を興奮の渦に巻き込んだ好ゲームは、勝負どころでの集中力が光った早大が8−5と勝利し、この大会3年連続の決勝進出を果たした。
昨年、決勝で1−9と敗れている東洋大に対し「1週間準備してきた」(三原卓也主将=人4)早大。下馬評では不利とも言われる相手に対し、守備を第一としたゲームプランで臨んだ。第1、第2ピリオドでは相手に主導権を握られながらも粘り強く応戦。相手の一瞬の隙を突き、小川勝也(スポ3)らが、効果的に得点する。攻撃陣にタレントを多く抱える東洋大に度々同点には持ち込まれるものの、金子亮介(社1)、久慈修平(社1)のルーキーコンビの活躍でリードは許さず、狙い通りの試合展開に持ち込む。
迎えた第3ピリオド。得点しては追いつかれる展開がここでも続くが、12分過ぎ、高橋拓克(社3)が勝ち越しのゴール。終盤で再度6−5とリードを奪う。残り約7分、何とか逃げ切りたい早大は、全員が一丸となった必死のディフェンスを見せる。この苦しい時間帯、またしても1年生が輝きを放つ。18分、ノーマークで得たチャンスを久慈がしっかりと流し込み追加点を挙げると、わずか20秒後にも再び久慈。中盤でパスをカットすると、全員攻撃を敢行し、無人となっている東洋大ゴールへ一直線。入学してわずか一月の新人が値千金の2得点で試合を決定付けた。
ルーキーと上級生、さらにはベンチの作戦も見事にフィットした、完璧な内容の価値ある勝利。試合後は、監督、選手全員が決勝の舞台でも念入りな対策で臨むことを強調した。厳しい試合を乗り越え団結力を増したワセダは、磐石の構えで2年ぶりの王座奪還を狙う。
(富永俊矢)
★決勝戦は2年前と同カード
準決勝で東洋大を下し、決勝で法大と対戦する状況は、早大が優勝した2年前と同じ展開。2年前の決勝戦では、4−1とリードした後に追いつかれたものの、小川将史主将(現王子製紙)、西脇雅仁(現日本製紙クレインズ)らの活躍で突き放し8−5で勝利を手にした。法大に勝って2年前を再現できるか。
◆コメント
小笠原監督(昭61教卒)
(東洋大に勝ちました。振り返って)作戦通りです。東洋対策をしっかりやってきて、それがうまく出せた、というか相手がうまく引っかかってくれた。練習通りに良くやった。みんなを褒めてあげたいですね。気持ちも荒れなかったし、カッときたりもしなかった。楽しく、フラストレーションのない試合にできて、乱れず取って取られての展開でも気持ちが繋がっていましたね。ベンチもいい雰囲気で声かけていました。(前回はロースコアで試合したい、とおっしゃっていましたが)点の取り方は練習した通りでした。相手のGK対策です。通常なら5点には収まっていない試合でした。守りには特に意識して、それでも5点取られてしまったので対等に試合しようとしたらやられてたでしょうね。(キルプレーでのいくつかの失点は反省点でしょうか)点を取られる場面は言ってはあるんですけど、頭でわかっていても体がついていかない、ということがありますからね。でもショートハンドでの失点というのは対策は練りやすいです。(セット回しや、小川選手の起用が変則的に見えましたが)パワープレーとショートハンドの時に(小川を)出す、と言ってあったし、本人の希望でもあるんです。小川のケガを治すのに医者でもダメで、気功に行ったんですよ。出られて本当に良かった。(2年前と同じ展開で、次は法大との決勝戦ですが)練習を見ていて、最後は法大が勝ち上がってくるなとは思っていました。2年前を再現したいですね。法大に合わせて、また対策をしたいと思います。もちろん、頭に体がついてこれるか、というのも問題になります。
三原主将
1週間準備してきた。今までやってきたことを100%出そうと思っていた。昨年1−9で負けているので、守りの意識は高かったです。結果的には打ち合いになりましたが。(東洋大への対策は)相手の研究から始まりました。(東洋大は)タレントぞろいでスピード、得点力のあるチーム。対策としては守りの意識を高めて、チャンスが来たら攻めることでした。バッチリ対策がはまった感じです。(常に追い付かれる展開だったが)リードを許さなかったのは成長でしょう。嫌な流れにならなかった。緊迫したゲーム展開だったので、気を緩めることなくでき早い時間帯に先制点をとれたのは大きかったですね。(チームの雰囲気は)最高に盛り上がっている。(ベンチでも)「ナイスプレイ!」と互いに声を出しあっていてよかった。チーム一丸になれた。(法大戦には)特徴をつかんで対策をしたい。チーム全体で一つになってがんばりたい。
小川
(大事な一戦勝ちました)うれしい。東洋はタレントぞろいで、攻撃面では上。でも一週間前からビデオを見たり、分析して、練習にも東洋のクセを取り入れたりして対策した。監督とコーチのおかげです。(3ピリにゴール、狙ってた?)前が空いていたので、打ちました。ノーマークシュートは運ですね。(どんなことを意識してプレーしてましたか)足をけがしていたので、5対5では出れなかった。だから今日はキルプレーとパワープレーの場面で出ました。ゴールを決めること。反則しないことを徹底しました。今日でたのは自分の意志。監督の期待に応えたい。(法政の印象)東洋よりは攻撃面は弱いと思う。一週間しっかり練習したい。(決勝法政戦に向けて)今日と同じような出場になると思う。チャンスとピンチはどっちも重要な部分。きっちりした堅いプレーをして、ゴールを入れたいです!
橋場亮(社2)
いやーうれしいですね。(どんな風に臨んだのか)何といっても、最後まで諦めない。という気持ちでやりました。(東洋の印象は)確かに東洋は強かったのですが、練習がしっかりできていたので、想定通りの試合が出来ました。自信をもってプレーが出来た。(今日は出番が多かったが)今日は第3セットで、そういう組み合わせだったからですよ。(次の試合は)もう優勝しかないです。(どんなプレーを)シンプルにプレーして、たまには攻めて、自分らしいプレーでチームに貢献したいです。
金子
(今日の試合をふりかえってどうでしたか?) ベンチの雰囲気がよかった。みんなで勝った試合だった。(東洋大に対しての何か対策はありましたか)守りを意識した。一つのチャンスで必ず決めるとチームで決めていた。そして、そのチャンスで決めることができた。(点を取り合う展開は苦しかったですか?)苦しかった。(決勝の法政戦への意気込みは?)一週間あるので、練習して対策を考えていきたい。
久慈
(去年決勝で9−1と大敗した大事な東洋戦で今回勝利しましたね。振り返ってみてどうですか?また、どのような対策をとりましたか?)新一年生なので去年のことはよく分かりませんが、去年の借りを返せたと思う。対策は、相手のビデオを見て、(相手の)長所や弱点を研究した。(試合中に盛り上がっていましたが、チームの雰囲気や調子はどうですか?)流れが悪い時は険悪なムードになったが、点が入って盛り上がった時は良い雰囲気に持ち込めてよかったと思う。(先週、監督は「ロースコアのゲームに持ち込め」とおっしゃっていましたが、点を取り合う展開というのはやはり苦しかったのですか?)相手も必死だった。監督に守りを中心にやれと言われた。ミスを克服して次の決勝に繋げたい。(次の決勝、法政大戦に向けて意気込みを教えてください)相手を研究して、弱点を突くようにしていきたい。(活躍していますが、大学の試合はどうですか?)いい仕事をしたい。ここまできたら、優勝目指して頑張ります。
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