wasedasports.com

記事一覧


速報掲示板


お知らせ


定期購読



Click Here!





wasedasports.com >  その他の競技 >  インタビュー


 ▽記事一覧



 ▽速報掲示板



 ▽野球



 ▽ラグビー



 ▽陸上競技



 ▽サッカー



 ▽アメフト



 ▽スケート



 ▽卓球



 ▽その他の競技



 ▽特集



Click Here!




読者アンケート
お名前

メールアドレス

コメント




 スケート部フィギュア部門・中野友加里(人2)インタビュー 



 激戦を乗り越えて

 年の瀬を迎えた12月30日早朝。全日本選手権から5日後のリンクには、もう中野の姿があった。

 グランプリファイナルで銅メダルを獲得しながらも五輪代表の内定は出されず、決定は全日本選手権に持ち越された。最終日のフリー、トリプルアクセルは着氷しながらも2回転判定。ループジャンプも2回転判定。観客の大きな拍手と歓声に釣り合わない、観客から思わず驚きと嘆きの声が漏れるほどの辛い採点だった。結果、中野は5位。四大陸選手権、世界選手権への切符は手にしたものの、五輪代表選考ポイントで1位だったという理由で全日本6位の選手が五輪代表に選出されるなか、中野のトリノ行きはならなかった。

 しかし、中野は世界選手権に出られることを「嬉しい」と、与えられたチャンスを前向きに捉えている。12月、NHK杯で劇的な優勝を飾ってからの連戦を終えた今の気持ち、そして激動の2005年を振り返っていただいた。



穏やかな表情で昨年を振り返る中野  ―今の心境は。一息、それとももう次の試合に気持ちは向かっていますか
終わった…、という感じです。

 ―今日の練習は
 今は全日本が終わったばかりなので、疲れがすごくたまっていて。ちょっとずつ練習量を増やしていこうと思っているところです。次の試合に向けてしっかり調整していきたいです。

 ―全日本5位という結果について
 今までも5位までしか行ったことがないんです。行けるならもっと上を、とは思いますけど終わったことなので順位については気にしていないです。

 ―色々なプレッシャーがあったと思いますが
 ショートプログラムはすごい緊張したんですが、フリーは逆に落ち着いていて。ショートが良かったからこそ、フリーも「(ジャンプを)全部跳べる!」って思えました。

 ―今はプレッシャーが気にならなくなったのですか
 去年までは、練習のときから良くなかったんです。それでそのまま試合に出てしまっていて。今シーズンは、練習からミスなく本番を迎えていました。(試合前の)プレッシャーはもちろん今もありますが、そういう積み重ねが自信になっています。

 ―演技前に集中する方法は
 自分の良かったときの演技を何回も頭に思い描いて。イメージトレーニングですね。

 ―試合前夜は眠れるほうですか
 ショートの前は考えちゃって眠れないんです。(そういうときは)ムリヤリ寝るか、本を読んだり。どうしてもすることがなければやっぱりショートプログラムのイメージトレーニングをします。

 ―フリー前は眠れる?
 いえ、フリーはフリーでまた同じです(笑)

連戦の疲れを見せず、ノーミスの演技を披露した中野=全日本選手権  ―トリノ五輪に対する思いもどんどん変化していったと思いますが
 シーズン入る前は、口に出して「目指したい」と言っていたとはいえ、まさかここまでとは本当に考えていなくて。グランプリファイナルに出られた時点で、(五輪への)気持ちは大きくなりました。

 ―結局、補欠でした。グランプリファイナルで表彰台に上れば内定、という話もありましたが…
 まあ、行きたかったですけど、……。

 ―全日本では演技に対する得点も低く観客から不満の声も出ていましたが、どうやって気持ちを切り替えましたか
 私は負けず嫌いな性格なので、点数が低いなら「じゃあ、どこを改善しようか」と思えるんです。落ち込んでいたらどんどん落ち込んでしまうので。

 ―次のバンクーバー五輪への意欲が沸きましたか
 ここまで来られたのも、自分にとってはすごいこと。今、目指すつもりはないです。大学を卒業したらスケートからは離れたいと思っています。でも人間は考えが変わっていくものなのでわからないですけど(笑)

 ―五輪は残念でしたが、四大陸選手権(1月23〜29日 アメリカ・コロラドスプリングス)と世界選手権(3月20〜26日 カナダ・カルガリー)の代表に選ばれました
 世界選手権は初めてなので、嬉しいです。

 ―四大陸選手権での目標はもちろん優勝ですか
 前回のリベンジができればいいなと思います。3、6、11位とどんどん順位が下がってきているので…。

 ―カナダでの世界選手権では、スケートカナダからの成長をカナダの観客に見せられますね
 カナダは大好きなので楽しみたいです。3曲滑るのは大変(※世界選手権は予選・SP・フリー3曲を滑る)なので、体力が持てばいいですけど。

取材に応じる中野。時折笑顔もこぼれた  ―この四大陸、世界選手権に向けて挑戦したいこと、練習したいことは
 今回の反省点をよく研究して、レベルを1つでも高く、加点も1つでも多くもらえるように、とは先生ともちょうど話していました。

 ―世界選手権を見るとそれまでと振り付けが全然違う、という選手もいますが、プログラムの手直しなどは考えていますか
 そういうことは一切しないです。私はプログラムに慣れるまで時間がかかるタイプなので、いかに今のプログラムを良くこなすか、ということを考えています。

 ―グランプリファイナル、全日本のフリーで単独のレイバックスピンを外していたのは
 あまりレイバックスピンでは点がもらえなかったので。私はもともとレイバックは得意ではないですし。コンビネーションスピンの方が高い得点がもらえるので、変更しました。

 ―グランプリファイナルのエキシビションで久しぶりにジャンプの転倒を見ましたが、なぜ普段、失敗しなくなったんでしょうか
 さっきも言った通り、練習から確実に失敗を少なくする練習、というのをしてきているので。

 ―ジャンプの跳び方を変えたとか、体の感覚が変わったとかは
 基礎を習うと姿勢も変わるので、そのへんが関係あるかもしれませんね。









wasedasports.comに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。
すべての著作権は早稲田スポーツ新聞会に帰属します。
なお学校長期休暇中のお問い合わせには応じられませんのでご了承をお願いします。
(c)2001-2008,waseda sports press