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 関東大学リーグ戦・3次トーナメント決勝 対明大 12月11日 サントリー東伏見アイスアリーナ



 リーグ戦、準優勝に終わる

早大ピリオド明大
01st1
12nd1
13rd3
25

セットRWCFLWRDLD
1小川田中久保宮越下田
2山之内大西甲野遠藤中村
3宇野澤葛西小林中田梶川
4須田高橋山下楠木
GK白鳥(59分)※RW、CF、LWは攻撃陣を、RD、LDは守備陣を示す


1ゴールの甲野  アイスアリーナで立ち見が出る満員御礼の中行われた関東大学リーグ戦決勝対明大戦、早大は2−5で敗戦し準優勝という結果に終わった。

 第1ピリオド。4分に小林がハイスティックでダブルマイナーペナルティを課されいきなりピンチを迎える。そのスキをつく明大の猛攻にDF陣が奮闘。キルプレーの間、明大にゴールを割らせることはなかった。また7分には明大の河野がメジャーペナルティで試合残り時間退場に。逆に早大がチャンスを迎える。しかし15分に早大陣地からのパスを明大阿部が正面に走りこんで受け、GK白鳥洋(人4)がまかれ先制を許してしまう。第1ピリオドを終えて、総シュートは早大5本、明大15本と圧倒的な差だったが、試合内容自体は互角の戦いを見せていた。

 迎えた第2ピリオド、明大は退場した河野の穴を感じさせない動きをみせ、早大は幾度も惜しいシュートが続くが得点することができない。お互い均衡していたが14分に入る直前、明大主将・石岡に追加点を決められる。しかし18分、パワープレーで山之内悠(人4)のアシストを受けた甲野俊也(人4)がゴールライン上左からの角度のほとんどないところからのシュートが決め1点差とする。第3ピリオドに逆転の望みをつないだ。

 勝者を決する第3ピリオド。開始1分もたたないうちに先制点を決められた明大・阿部に追加点を入れられる。その後再三ゴールを脅かされそのたびピンチをしのいできたが、14分には空いた左サイドを切り込まれダメ押しの追加点。たまらず早大はタイムアウトをとり試合時間残り2分でGKを引き上げての6人攻撃を開始したが、ニュートラルゾーン左側からエンプティゴールを決められ4点差と試合を決定付けられる。試合終了直前に久保直也(社2)のゴール裏右にまわってからの逆サイドへのパスにゴール前で田中豪主将(人4)が合わせ得点したが、時すでに遅し。試合終了のブザーとともに早大の2年連続関東大学リーグ戦・決勝敗退が決まった。

敗戦に肩を落とす選手たち  3次トーナメントを勝ち上がってきた早大だったが、明大との力の差を埋めることはできなかった。その一方で、優勝は逃したが「今までで1番チーム一体となれたリーグ戦」(葛西智裕=社4)となった。開幕初戦では明大に勝利し、スタートダッシュしたものの、中盤では中大に敗戦、東洋大にリードしていた試合を同点にされ「失速した感じがあった」(白鳥)。しかし2次3位通過で迎えた3次は、東海大に快勝、法大との延長戦を制し、それまで勝ったことのない東洋大に大勝と早大の粘り強いホッケーを見せ決勝進出にまでこぎつけた。また決勝も4つのセットをまわす展開で、早大の選手層の厚さを見せつけた。さらに、試合に出られない選手も腐らずベンチ入りの選手をサポートし、メディカルスタッフも選手のコンディション調整に力を注いだ。このような「サブの人たちの頑張り」(斎藤出監督=平3社卒)がこのリーグ期間中のチームを支えたと言っても過言ではない。残す大会は1月に帯広で行われる全日本学生選手権(インカレ)のみ。このリーグ戦での経験を生かし、得た課題を修正していくことが急務となる。「チーム一丸となって」(田中主将)、春秋の雪辱は必ず果たす。

(高本睦美) 

ベスト6の田中(前列)と久保 ※ベスト6に田中主将、久保、最多ポイント王に久保(28ポイント)が選出された。


◆コメント

斎藤監督
(準優勝という結果)満足はしていません。うちは力のあるチームで優勝できる力あると思うし選手もそう信じていた。だから優勝を逃してしまったことはほんと悔しい。選手は力を出し切っての結果だからよくやったなと思います。むしろ彼らが力を出し切っていたのに、彼らに対して的確なアドバイスができなかったのが申しわけなかったし、このスタッフの未熟さが明治との力の差に出たかなと。 (2ピリ終盤まで得点できなかったのはその疲れも)パックへの反応が遅かったしね。オフサイドとか多かったのも注意力不足。肉体的な疲労から来るものだったと思う。あと、惜しいシュートがたくさんあったでしょ。勝つときっていうのはああいうのが入るんだよ。同じようにシュートを打ちに行っても、コンマの差で正確さが変わってくる。今日はコンマ遅かったから入らなかったのもあったから、ほんと細かいところで疲れが出てました。 (田中、久保両選手がベスト6)彼らの個人のプレーが評価されたのはうれしい。リーグ戦の間ずっとチームを引っ張ってくれた二人だし。久保のポイント王も。本人たちも自分1人で取ったものではなくて、支えてくれた人たちみんなのおかげで取れたことはよくわかってるはず。(リーグ戦を振り返って)「4つ回しでいろんな人間を使う」というのが今季の目標だった。夏に(ベンチ入りできる)選手は固定しないよって言ってからいろんな選手使ってきたけど、みんないきなり明日出てといってもきちんと準備をしてそれに応えてくれた。あと試合に出られない選手も腐らずにチームを支えてくれた。そういうサブの人たちの頑張りをこのリーグ戦で見ることができたのは収穫だったかな。 (課題は)流れがわるくなったとくに受け身になってしまうことですかね。受身でプレーをしてしまうとプレーそのものが悪い方向へいってしまう。そういう部分はインカレまでに修正していきたいです。 (インカレへの目標)優勝します!絶対に!!

田中主将
(準優勝という結果)優勝目指して長いリーグ戦やってきて、最後笑って終わりたかったんですけど、負けは素直に認めてこの悔しさを忘れないように。インカレで明治ともあたるので勝ちたい。(1ピリからなかなか得点できない展開)明治のDFが強いのはわかってたんで、簡単に得点できるとは思ってなかった。自分たちのセットが決めないといけないってのはあって、チャンスはもらってたんですけど、攻めきれなかった。そこはこれからの課題だと思うんでインカレまでに修正していきたいです。(終了3秒前のゴールは最後まであきらめない気持ちが伝わってきました)小川と久保からいいパスが出て、ベンチも上で見てる奴らも最後まであきらめてなかったと思うんで、気合い入れてやってました。最後のあの1点はやっぱ嬉しかったです。(最後のリーグ戦を振り返って)1年からやってきて今年は4年目、キャプテンとしてチームを引っ張っていく立場。今回のリーグ戦はいろいろあって、ダメなところもいいところもあった。開幕から未完成の状態で始まって、成長した部分もまだ伸ばさなければいけないところもあるので、インカレまで短い時間だけど、短期決戦なのでそのための練習をしてもっと強くなりたいです。(ベスト6に選ばれた感想)選ばれると思わなかったんでびっくりしてる。チームメイトがサポートしてくれて、みんなのおかげで取れた、それだけですね。(最後にインカレへの意気込み)このリーグ戦で学んだことをいかして練習して、短期決戦なのでコンディション整えて、チーム一丸となってがんばりたいと思います。

葛西
(準優勝という結果)勝ちたかったけど、結果的に明治の実力の方が強かった。まだインカレがあるからそれに向けて練習に励みたいです。(失点について)DFはみんなよくやってた。よかったと思います。失点は1人少ないときや攻めてるときのちょっとしたミスからきた。(敗因)連戦の疲れがあった。明治は日にちあいてたんでその辺影響したと思う。(最後のリーグ戦をふり返って)ケガ人が出ても部員が多いんで層の厚さでカバーできた。いろんなメンバーがいっぱい出て、みんなで勝ち上がってるという感じだった。チーム一丸となって、今までで1番チーム一体となれたリーグ戦でした。(インカレへの意気込み)ありきたりですけど(笑)この結果の悔しさをバネにインカレで優勝します!

楠木辰秀(人4)
(今日の調子は)個人的にはすごく良かった。チームの状態としては絶好調でした。(明治対策は)DFのプレーがいいのでそこは気にしましたが、特にはないです。(準優勝という結果について)納得・満足はしてない。インカレで順当に行くと明治にあたるのでリベンジしたいです。あと1ヶ月練習して、今日出た課題を修正していきます。(課題とは)守りを中心に直していきます。(リーグを振り返って)個人としては2ヶ月間の長い期間で調子いい時もあったし、疲れがたまって悪い時もあった。去年よりポイントが少なく、ゲームも作れなかったんで満足してない。でも氷の上にいる以上は全力でプレーしているという自信があります。優勝したかったです。(インカレに向けて)リーグ戦のような悔しい思いをしたくない。絶対勝って優勝したいです!!

甲野
(試合を振り返って、敗因は)コンディションは、トレーナーさんがしっかり見てくれていたので万全でしたが、地力で明治が強かったです。(得点もありましたが、自身のプレーは)とにかくゴール決めようと思ってたので、決められてよかったです。(そこで波には乗れませんでしたか)3ピリも押してたんですが、先に点をとられてしまって。我慢の時間に失点して、波に乗れませんでした。(常に得点は先行されていましたが、集中力はとぎれませんでしたか)ベンチも集中力がとぎれず、最後に得点できたことはことは次につながります。全力を出し切った。でも、それ以上に明治が強かった。(明治はリーグ後半にどんどん強くなっていった感がありますが)個人でうまい選手がたくさんいる。うちはうちのメリットで勝ってきて、1次2次は負けたりた試合もあったのが3次では勢いに乗ってたんですが、最後は守り・決定力すべてにおいて力負けでした。(2位という結果は)リーグ中、ずっと調子がいいわけではなかったんですが、3次ではまとまって勝てた。 だから決勝まで来れたのはよかった。負けてしまったので満足、ではないですが。インカレでは明治に勝って、雪辱を果たしたいです。(リーグを振り返って、収穫や課題は)長いリーグで、いろんな選手を使えて、みんなうまくなったし、集中力もついた。課題は、もっと個人のスキルを上げていきたい。インカレもトーナメントなのでコンディションを整えて、最後に優勝したい。

白鳥
(今のお気持ちは)悔しい。みんなに申し訳ない。(試合後、最後までずっとみんなを見てましたね)引退まで残り少ないと思うと…。4年なので、来る試合全部が最後になるんですが、最後のリーグ戦、勝ちたい気持ちが強かったので。せっかく勢いにのってきていたのに勝てなかったのは悔しかった。もっと止めてあげればよかったと、みんなに申し訳ない気持ちです。(リーグ戦を振り返って)最初いいスタートダッシュきれて、中盤で中央に負けたり、東洋に勝てる試合で同点に追いつかれたり、失速した感じがあった。で3次に見せた粘りは大きな収穫だと思う。みんな頑張ってくれたし、こういう試合を続けてできるようになれば強いチームになれる。負けたのは悔しいがこの粘りは次につながる。(インカレで順当にいけば準決勝で明治と当たりますね)もう負けるつもりはない。勝たせません。相手はどこであれ、最後の大会で日本一取るつもりで帯広行きます。

中田宏一(法4)
(今日の試合を振り返って)まだインカレは残っているが、4年で最後だったので勝ちたいという気持ちが一番強かった。明治は強かった。実力がある。(リーグを振り返って)波もあった。決勝リーグに向けて気持ちが高まった。トーナメントは良い動きでまとまって戦った。内容は良かった。(インカレへの意気込み)最後だし、明治とか東洋とかライバルが多いので、一戦一戦大事に戦って、みんなでまとまって、まだまだレベルアップしたい。

山之内
(明治にリベンジなりませんでした)みんな一生懸命やった結果。明治のプレーが良かった。まずは明治を讃えたいです。(中1日の試合続きでしたが、コンディションは)三連戦なので疲れはなくはないけど、それなりに整えてやってきた。2次で負けてからどう戦うかが課題だった。今日はやるだけのことはやって負けたのでしょうがない。(インカレに向けて)今日の試合でも大きな実力差はなかった。もう一度1から立て直して、インカレは必ず勝ちたい。

久保
(準優勝という結果)やっぱり立ち上がりが良くなかった。これまでは先取点取って自分たちのペースを作っていたんですけど、今日は先取点取られて、いつものようにいけなかった。(明大のカベは厚かった)正直、強いなと思いました。でもここで諦めないで、自分たちの力のなさを受け止めて、足りないところを補って、借り返したいです。(試合前、緊張など))去年は気負いがあったんですけど、今年のチームはなかった。それで点差広がらずに、最後も得点できたのは良かったです。 (3ピリは明大に流れが行ってしまった。精神的にはどうでしたか)正直、焦りはありました。でも集中力は切れてなかったと思う。そこは良かったです。(久保さんご自身はポイント王、ベストFWと2冠)うれしいけど、センターの豪さんとウイングの小川に助けられた部分が大きいです。特に、豪さんのパスがなければ決められなかったことも多かった。自分だけのポイントではないです。DFにも助けられたし、周りに感謝したいです。(2ヵ月間ある程度の調子を維持するために、気を付けたことは)やっぱり考えすぎると硬くなっちゃうので、得点とか意識しないでいました。「セットで点取ろう」ってみんなで言ってて、セットで取れば(自分の得点も)自然についてくるだろうし。そう思っていたので、気負いもプレッシャーもなかったです。(今大会を振り返って)やっぱり優勝したかったですね。優勝して、個人賞も取れれば良かったです。(インカレに向けて修正点は)守りですね。守りを強化して、あとは少ないチャンスで点を決められるようにしたい。(インカレへの抱負)ここでめげないで、順調にいけば準決勝で明治とあたるんでそこで勝って、東洋にも勝って、優勝したいです。







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