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 関東学生フリースケーティング選手権 5月28日 東大和スケートセンター



 新プログラム初披露、中野が大会連覇

中野は『ドン・キホーテ』のキトリらしく衣装も一新  昨年この大会で大学デビュー戦を優勝で飾った中野友加里(人2)。四大陸選手権以来約3ヶ月ぶりの試合であったが、大きなミスもなく順当に優勝を決め大会連覇を達成した。

 春に行われる今大会は多くの選手にとってシーズンの締めくくりとなる。しかし中野はシーズンスタートと捉え、「昨年のように6月に作るのでは遅いと感じて先月作ってもらった」という完成したばかりのフリー・プログラム『ドン・キホーテ』を披露した。その演技冒頭、6分間練習でも決めていたトリプルアクセルを着氷し観客から大歓声が上がる。途中でループジャンプが2回転になった他はほぼ完璧に滑り終え、すべてのジャッジから5点台の高得点をもらい圧勝。ただ「やっぱり、まだ滑り込みが足りない」と振り返る通り、やや硬さが見られエレメンツと振り付けをこなすのに精一杯という印象であった。それでも、今まで多くの選手が滑ってきた『ドン・キホーテ』の曲も「私らしく作ってくれた。気に入っています」と、今後中野の凛とした爽やかさが活きるプログラムになると予感させるものであった。

 そして10月にはシーズン本番となるが、すでに国際スケート連盟主催・グランプリシリーズ第2戦のスケートカナダに中野が派遣されることが決定している。昨季は大きな舞台でことごとくプレッシャーに負けた。しかし「もう同じ失敗はしたくない」。これから迎える夏はシーズンオフであり、新プログラムを自分のものにするためには非常に大切な時間でもある。この期間を充実したものにし、まずは自身が納得できる滑りをすること。もちろんそれを望むのは中野自身だけではない。世界の観客たちも、中野のそんな演技を待っているはずだ。

(七田 惇)


5位と健闘した神保 ★神保は5位
 中野と同じく選手権女子に出場した神保藍子(国教2)は「久しぶりの試合で感覚がつかめなかった」ものの、ルッツ−ループ−トウループのコンビネーションジャンプや得意のビールマンスピンで見せ場を作り健闘。昨年の7位を上回る5位入賞を果たした。

★中野が日本代表エキシビションに出演
 来る6月25・26日、神奈川・新横浜プリンスホテルスケートセンターで計3回公演される『新生銀行 presents Road to TORINO Dreams on Ice 2005〜フィギュアスケート日本代表エキシビション〜』に中野が出演する。これは荒川静香(平16教卒)、村主章枝(平15教卒)をはじめ日本フィギュアスケート界のトップ選手が勢揃いするアイスショーで、普段の競技会では見られない選手の魅力を発見できる場でもある。中野の新しいエキシビションナンバーは『アメージング・グレイス』。「祈りの曲なので、心をこめて滑りたい」と語る中野の演技に期待だ。(※実施概要は日本スケート連盟のHPにてご確認ください)

◆コメント
中野
(シーズンとシーズンの間の春の大会ということについて)シーズンが始まるのが10月で、それまで期間がかなり空いてしまうので今日試合に出て良かったと思う。

神保
(今季の目標は)本番で失敗しないこと。強化したいのはジャンプと滑りです。






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