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 第58回全日本学生選手権 第2日目 10月8日 大阪・能勢町国体記念スポーツセンター



 新戦力が点数を伸ばせず

点数を伸ばす事が出来なかった安達
 各大学の実力者が勢ぞろいする大会第2日目。早大からも期待の銃戦士が登場。中でも1年生ながら、女子部にとっては欠かせない力になりつつある安達瑛香(文1=徳島・城南)と、男子部で新たな戦力として台頭してきた吉原真人(教2=東京・青山)が初の全国の舞台で射撃を展開。点数は大きくは伸びなかったが、今後に期待を抱かせる射撃となった。

 1年生ながらレギュラー枠に入った安達は女子団体エアーライフル立射40発部門で出場。昨日見事ファイナル進出を果たした蛯原綾乃(スポ1=茨城・竜ケ崎一)に続き、良い流れで点数を伸ばしたいところであったが、低迷してしまう。序盤から姿勢が安定せず、何度もフォームを変えてしまう。その結果、バランスを崩してしまい、第1シリーズから94点とスタートダッシュに失敗。「いまいちしっくりこなかった」と苦闘するが、一度崩れたリズムを立て直す事が出来ずに終わってみれば374点とレギュラーにしては物足りない点数に終わってしまい、ファイナル進出は厳しいものとなった。



標的を確認する吉原

 一方、今季終盤からレギュラーに定着した吉原も初の大舞台で結果を残すことは出来なかった。「9点が続くとイライラしてしまった」と試合中に精神状態を安定させる事が出来なかった事が点数の伸び悩みに繋がってしまった。548点とレギュラーとしては極めて低い点数で終わってしまったが、「収穫は大舞台でも全く緊張しなかったこと」と強心臓ぶりを見せつけた。

 インカレという大きな大会で勝負を決するのは精神力そのものである事はいうまでもない。いくら十分な技術を兼ね備えていても強靭な精神力が伴っていなければ勝つことは出来ない。精神と技術の融合こそが射撃道を構成する柱でもあり、勝負にも勝つ大きな要素でもある。

(記事、カメラ 中村俊介) 


◆結果
【女子団体3P部門】600点満点
吉田友香(先理4=石川・小松) 542点

【男子団体エアーライフル立射60発部門】600点満点
吉原真人(教2=東京・青山) 548点

【女子団体エアーライフル立射40発部門】400点満点
安達瑛香(文1=徳島・城南) 374点

【男子個人エアーライフル立射60発部門】600点満点
木下拓也(先理4=栃木・矢板東)550点

【女子個人エアーライフル立射40発部門】400点満点
持永聖良(先理3=東京・筑波大付)369点



◆コメント
安達瑛香(文1=徳島・城南)
――試合を終えて一言お願いします
今日は自分でも有り得ない位ひどかったです。
――具体的には
大きなミスをしまいとしたが、逆に小さなミスをしてしまいました。
――撃っていてどこがおかしいと思いましたか
いまいちしっくりこなかった。姿勢やブレが何故か止まらなかった。
――全日本の舞台はどうでしたか
緊張はなく、楽しもうと思いましたが、波に乗れませんでした。
――1年生としての大舞台はいかがでしたか
一番大きい大会で失敗してしまった。改善点が具体的に見えて来ないのが辛い点ですが、この失敗をバネに成長していきたい。

吉田友香(先理4=石川・小松)
――試合を終えて一言お願いします
途中までは良かったんですが、実力通りです。
――全日本という舞台はいかがですか
楽しかったです。電子標的で撃てましたし、周りのレベルも高いので。
――4年生としては最後の全日本でしたが
立射で10点を4回撃つことができたことが良い思い出としてのこりましたが、悪い思い出もありました。
――残り少ない射撃生活になりましたが
最後に行われます早慶戦に向けて全力で取り組む次第です。

吉原真人(教2=東京・青山)
――試合を終えて一言お願いします
緊張は全くしなかったが、9点が続くとイライラする悪い癖が出てしまって良くなかったです。
――点数的には
言い訳にならないくらい悪いです。
――全日本という舞台でプレッシャーはありましたか
プレッシャーはなく、普段通りに撃てました。ギャラリーの多さも気になりませんでしたが、集中は出来ませんでした。
――レギュラーとしての出場でしたが
まぐれで出場した感じなので。他大学と比較しても明らかに力不足なので、まだまだ実力が足りません。
――収穫と課題をお願いします
収穫は大舞台でも全く緊張しなかった事です。全日本で緊張しなければ、他でも緊張しないじゃないですか。課題はリアサイトをもっと一定に覗ける事が出来たらより10点を安定して撃てると思いました。今日もぎりぎりの9点が多かったので。あとイライラしないことですね。







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