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wasedasports.com >  ラグビー >  俺たちのPenetrate >  第6回 3年生 豊田将万×長尾岳人


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 第6回



 3年生 豊田将万×長尾岳人

 
筑波大戦は今季のターニングポイント(豊田)


鉄ぺきのモールはチームの武器  ――今季は、FWはモール、あとFWもBKもディフェンスに特化したチームだと思いますが、そのあたりの成熟度は今どのあたりですか
 豊田 モールは良くはなってきてはいるんですけど、メイジにしろ、強い相手に対して取りきれないところがあるので。もう1ランク上の強いモールを今作れるように頑張ってます。みんなで練習してます。
 長尾 ディフェンスは、まずセット。早いセットをするためにポイントからの動き出しだとか、相手より早く動くことが大事だったり。あとはタックルしたプレーヤーがそのまま死んだままっだったら14人になってしまうじゃないですか。そのタックルしたプレーヤーがすぐ起き上がってすれば、また15人でプレーすることができるので、その仕事量ですかね。

タックルにいく長尾  ――ディフェンスに関しては昨季と変わった点はありますか
 豊田 去年はどっちかというとみんなで引いて守るというか、相手が来るのを待って守る ディフェンスだったんですけど、今年はもう自分たちからどんどんタックル狙いにいって。BKがタックルしてくれるとFWもやり易いので、そこは多分ちょっと違いますね。

 ――それには早い段階から取り組んできたのですか
 豊田 もう3月の時点で、そういうディフェンスをしようということだったので、それが段々形になってできてきたかなという感じですね。

 ――今季全体を振り返ってみてターニングポイントの試合はありましたか
 長尾 僕は個人的には対抗戦始まってからですね。そこらへんで自分のプレーができなかったので、ウエイトにもその辺から取り組んだし。
 豊田 自分は筑波大戦ですね。もう一回FW、もう一回ディフェンスが原点に戻って、あそこから良くなったというか。みんな一皮むけてきたというか。筑波大戦が1番大きいかな。

 ――実際あの試合はあそこまで苦戦するとは思ってもいなかったという感じですか
 豊田 いや、今季筑波大が強いっていうのは聞いていたので。慶大に勝ったり、帝京大といい勝負したり。抜けない相手だなとは思っていたんですけど、予想以上にプレッシャーが強くて自分たちもあの時はうまいことしようっていき過ぎて、体張ることができず…もう一回原点見つめなおした試合です。

対筑波大、ダブルタックルで突破を止められる豊田  ――その後はチームとしてもかなり話し合いをもったとか
 豊田 学生主体でミーティングは夜毎日やっていました。

 ――委員会のメンバーでですか
 豊田 いや、Aチームみんな集まって。練習のビデオ見て、ここをもっとこうしようとか、色んなとこを見て、みんなで意見出し合って。

 ――お二人とも委員ということですが、委員はどういう経緯で決まるのですか
 豊田 権丈(太郎主将=スポ4)さん?キャプテンが多分決めてます。

 ――自分がやると聞いた時は
 長尾 びっくりしました。
 豊田 僕もタッキー(瀧澤直=理工3)だと思っていました。でもせっかく選んでいただいたことなので、少しでも役に立てればいいかなと思いました。最初はびっくりしました。

 
学生委員として夜遅くまでチームの方向性を話し合う


 ――実際には委員はどのようなことをしているのですか
 豊田 練習のビデオを見て。試合があったら試合のビデオを見たりして。あと今週のテーマというか、こういうことを練習で主に取り組んでいこうみたいな、そんなことをやってます。
 長尾 あとは練習メニューとかを見て、どういう練習を入れた方がいいとか。主将も含めて話し合って、中竹監督に伝えます。

 ――その案が通らないこともあるのですか
 豊田 そうですね、意見として出して、中竹さんも聞いてくれるんですけど、そこでまた権丈さんと話し合って決めることなんですよ。

 ――委員をやって見方が変わったことは
 長尾 ミーティングとかみんなで集まるところで、五郎さん(五郎丸歩=スポ4)とかは本当すごくラグビーのこと考えていて、こういう見方があるんだなぁとか。そういうことを学びました。
 豊田 チームの運営の仕方とか。4年生が中心になってチームを動かしているなというのを一緒にやっていてすごく実感しました。

 ――委員をやっていて辛い仕事は
 豊田 僕は寮なので月曜の夜ミーティングあっても大丈夫なんですけど、岳人が毎週月曜日に家から来たり、ミーティング終わった後に夜遅くまでいないといけないので、大変そうです。

 ――長尾選手は寮ではないのですか
 長尾 そうです。でも近いのでまだ夜1時くらいまでなら大丈夫なんですけど。

対抗戦中盤で試したスクラム  ――今季、委員会で一番話し合ったことは
 豊田 全体ではないかもしれないんですけど、FWだけになった時にスクラムのことですごく話し合ったことがあります。

 ――それは例えばNO・8のヒットのやり方などですか
 豊田 はい。今までやってきた自分たちのスタイルじゃなくて新たにやることなので、すごく意見が出て。あの時が一番もめましたね、FWは。

 ――小峰(徹也=スポ3)選手と瀧澤選手、橋本(樹=スポ3)選手もNO・8が押し込んだ時のヒットのタイミングの話をしていました
 豊田 タイミングは早いんですけど、僕らはやっぱまとまりっていう部分ですごく欠けていたので、従来の形に戻してやってみました。両方それぞれに良い所があるので、どっちが悪くてどっちが良いとかじゃないんですけど。僕たちに合っている方は8人のまとまりの方だったので、そっちを優先してやっています。

 ――個人的にはまとまった方がやりやすいですか
 豊田 そうですね。僕の押しがロックに伝わってるってロックから言われたんで、そっちの方が僕も押しがいがあるし、まとまってる感はすごくありますね。

 ――BKは特に話し合ったこととかはありますか
 長尾 もめたりしたことはないです。大体五郎さんが全部正しいこと言ってくれるので、まぁそうだなーって感心しながら聞いています。

 ――アタックのオプションもだいぶ増えてきましたか
 長尾 そうですね。最初めっちゃ少なくて、それでもできてたからよかったんですけど、少ないサインの数で精度を上げようっていう。今は結構精度も高まってきたので、オプションも増えてきています。

 ――BKはメンバーの入れ替わりが激しいですが連係は
 長尾 みんな練習中からコミュニケーションとっているので、そこらへんはたぶん大丈夫です。

 ――逆にFWは春からのメンバーが主体だと思います
 豊田 4年生中心にすごくまとまっているので。権丈さんがすごくまとめてくれるんで、僕らはそれについていっています。

トライを挙げた中濱寛造(教1)を祝福する豊田  ――今季の4年生の雰囲気は
 長尾 一緒に練習してて楽しいですね。練習してない普段の時でもよくしゃべるし、コミュニケーションちゃんと取れるし。
 豊田 自分が1年生の時から一緒に出続けていて、もう3年目になるので同期のような近い存在ですね。やり易いし、よくコミュニケーションとってくれるので。1年生とかにもよくコミュニケーションとってあげているみたいなので。そういうところでうちのまとまり感がでてきているんじゃないかなと。

 ――下の学年とコミュニケーションをとってくれる機会は例年より多いのですか
 豊田 そうですね。1年生も入れてAチームだけでご飯食べに行ったりして。普段そういうことしないんですけど、そういうことがいい風にまわったかなと。

 ――今季は1年生の活躍が目立ちます
 豊田 すごいですよね。あいつらも努力しているので。

 ――BKも1年生のメンバー多いですが
 長尾 いやー、上手いっす。天才っす。

「クリスマスっぽいポーズを」のお願いに応えてくださいました  ――1年生がやりやすいようにしてあげている部分はあるのですか
 豊田 やっぱり1年生を伸び伸びさせるのは僕ら3、4年生の、先輩の役目なので。僕らも1年生の時はすごく気遣ってもらってやっていたので。それを今度は今の1年生にしてあげている感じです。

 ――最後に、今季更にPenetrateしたいことがあればお願いします
 長尾 僕は対抗戦とか全然出ていなくて、自分のプレーを見せることができてなかったので、この先の試合に出て、自分のプレーを貫くことです。
 豊田 今年って言っても残りあと可能性あるのは2試合なので「荒ぶる」までその2試合の中でもっと自分のパフォーマンスを上げて、圧倒して勝てるような、そういうチームを作って行きたいです。

(取材・編集 大倉麻美、本間裕二)








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