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wasedasports.com >  ラグビー >  俺たちのPenetrate >  第5回 1年生(2) 有田隆平×中田英里


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 第5回



 1年生(2) 有田隆平×中田英里

 輝くルーキーはBKだけではない。入学後にフッカー転向し、みるみるうちにAチームに絡む活躍を見せ、早慶戦ではうれしい初トライうを挙げた有田隆平(スポ1)。そして恵まれた身長を生かし、セットプレーの安定を任される中田英里(スポ1)。それぞれBチームでは主力を張る二人の現状を聞いた。

 
ラグビーに懸ける思いが全然違う


有田隆(左)と中田  ――両選手ともAチームに絡む活躍を見せていますが、ここまでやってきた手応えは
 中田 手応えはまだ全然なくて、メニューをこなしているうちに評価されたのかなと思います。セットプレーだけです。
 有田隆 ポジション変わってもなんとかやっていけているので手応えはあるって言えばあります。

 ――初めての大学ラグビーのシーズン、高校の時と違うと感じる点は
 中田 みんながラグビーに真剣で、ラグビーに命を懸けているという姿勢です。高校の時はみんな部活動の一環として取り組んでいたのですが、ワセダはラグビーに取り組む姿勢が全然違いました。
 有田隆 高校はシーズンが短いのに対して大学は長いのでそれが違います。試合の回数も多くて気を抜けない時期が多いのです。

 ――プレーの面では
 中田 みんなひとつひとつのプレーを大切にしているということです。
 有田隆 激しさですね。あと一試合にかけるミーティングの量、戦術の量も全然違います。

中田  ――環境面は
 有田隆 環境は高校とは全然違うのでラグビーに集中できる環境ですね。まず寮がすごくて、となりには天然芝と人工芝のグラウンドがあって、周りにはいつもチームのスタッフがいて、夜になってもビデオを見たり一日中ラグビーに触れられる環境ですよね。
 中田 自分は家が上井草から自転車で10分くらいなのですが、自宅に寮への入室手続きの完了の書類がいきなり来て(笑)でも寮の方が楽です。

 ――主力として活躍するBチームは決勝進出を果たしましたが、決勝に向けて抱負を
 中田 秋シーズンはケガしていなかったのですが、先日アタック練習で左目を骨折してしまったので出られないのですが、みんなすごい選手ばかりなので大丈夫だと思います。特に松田さんが入ってからはすごいいい感じできています。
 有田隆 個人的にはないです、チームとしては持っているんですけど。自信のあるプレーがないので、自分の役割を思いっ切りこなすだけです。

 
Aチームとの練習、レベルの高さゆえに…


練習  ――BチームはAチームと練習しますが、具体的どういった部分に違いがありますか
 中田 すべての面で上をいっているので、それについていくだけでもすごい力になるので。自分としては体が細いのでもっと太くして接点を強くしていくこととスタミナをつけてどんなプレーにも顔を出せるようになればもっとAチームに絡めるんじゃないかと思います。
 有田隆 ぼくだったらフッカーなのでほとんどのセットプレーに関わるのでそこの安定です。他のチームとやってもAチームほど強いチームはないので試合で自分たちのプレーがしやすいですね。一番強い相手が毎日の対戦相手なので(笑)試合が楽しくなります。

 ――有田選手がスローワー、中田選手がジャンパーを務めるラインアウトですが、手応えと課題は
 中田 マイボールの取得率がまだまだ低くてジャンプスピードやリフトスピードなどまだまだ課題は多いです。
 有田隆 精度です。臼井さんのスローイングは安定しているのに自分はバラバラなのでそこが問題です。

有田隆  ――中田選手から見て有田選手のスローイングはどうですか
 中田 一球目が低いよね(笑)
 有田隆 自分一球目に守っちゃうんですよね(笑)最初ミスったらあともダメな気がして。それも課題です。
 中田 高校時代よりは断然うまいんですが、臼井さんはピンポイントで来るので、それに比べたらあれですけど。入学の時よりはかなり良くなっていると思います。

 ――逆に有田選手から見て中田選手のジャンパーとしての能力は
 有田隆 手が長いのでどんな球でも捕ってくれるのですが、惜しいのは足が長すぎて持ち上げても意外と背を生かし切れてなくてもったいないんですよ(笑)無駄に長い(笑)
 中田 そこは直せないよ(笑)
 有田隆 どのボールもとってくれるので一球目以外は全力で投げています。課題は動きの速さですかね。

 ――ラインアウトも高校とは異なる点が多いのでは
 中田 大学生はみんな体が大きいので、スクラムにしてもパワーが違うので、ラインアウトにしても背が大きいのでボールをキープするのが難しいです。

 ――中田選手は同じポジションに権丈主将がいますが、どういうプレーが手本になりますか
 中田 自分はそんなにメンタルがそんなに強くないので、熱いところを見習いたいです。
 有田隆 でも普段は静かだよね。
 中田 普段はあんまり関わりないのですが、プレーになると熱いんですよ。

 ――有田選手は大学に入ってからフッカーに転向しましたが、そのいきさつは
 有田隆 入学前に豊田さんと連絡をとっていて、フランカーは層が厚いと言われていて。フッカーも厚いんですがまだチャンスがあると言われていたので。自分の体型からしてもフッカーの方あっているのかなと思います。自分は中途半端なので、大学を終えてから続けるときもフッカーの方が自分が生きるのではないかと思います。

 ――難しさを感じることはありますか
 有田隆 セットプレーですね。ラインアウトとスクラム。特にスクラムはもう何がなんだかわからないですね。スクラムの知識が全くないので。

スクラム  ――特にスクラムでは高校の時との違いが顕著なのでは
 有田隆 ヒットスピードが違います。高校のときはフッカーとプロップもやっていたときがあって、その時は攻防がそんなになかったのですが、大学の攻防の激しさにびっくりしました。あと一回のスクラムにかける重み、そこから戦術が変わるのでかけている思いが全然違いますね。Aチームのスクラムはやばいです。強いし、早いし、うまいし、まとまっているし。スクラム練習が最悪です。
 中田 他のチームとやってもあの練習をやっていれば、ピンチだなとは思わないですね。
 有田隆 練習はがけっぷちですね(笑)
 中田 木曜日は最悪です。スクラム練習の後に本番と同じ形式の練習があるので…

 ――逆に好きな練習はありますか
 有田隆 練習は好きですけど…Aチームとやるときは楽しめないです(笑)本当にミスができないので、ビクビクしながらやっています。試合、メイジ戦は楽しみなんですけど、それまでの練習の方が緊張しまくりです(笑)試合は何が起こるかわからないですから思いっ切りできるのですが、練習は戦術通りにみんな動くのでミスすることが普通はありえないですからね、緊張します。









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