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関東大学対抗戦 明大対青学大
9月8日 東京・秩父宮ラグビー場
【明大ラグビー情報】 13トライで初戦を制す
今季の紫紺のジャージの胸には新たにペガサスのエンブレムが入れられた。「新しいラグビースタイルを作っていくという意味を込め」(藤田ヘッドコーチ)心機一転した藤田体制2年目の初戦は、強風吹き荒れる秩父宮ラグビー場で行われた。
前半、風上でありながらそれを利用しきれない青学大をよそに、明大が序盤から優位に立つ。「突破力が自分の持ち味」と語るNO・8の宇佐美が、相手タックルを引きずりながらそのままトライに持ち込むなど、自慢のFW陣で押し込み、7トライを奪う。一方、守りでは青学大を無得点に抑え、43−0と大きくリードして前半を折り返す。
藤田ヘッドコーチが「プレッシャーを与え過ぎて選手全体が固くなっていたが、チャレンジは出来ていたし、思った通りのプレーは出来た」と語った通り、後半も勢いは衰えず6トライを加え、77−5と大勝を収めた。また、この試合では「昨年を土台として全く別物のラグビーができつつある。モール、スクラムだけでなくBKもトライをとれるのでパターンが増えて助かる」とプロップ川俣が話すようにBKが奪ったトライは5つを数え、攻撃の幅の広がりを印象付けた。
しかし、「後半にフィットネスが足りない」(藤田ヘッドコーチ)「まだ精度が低く、FWとBKのコミュニケーションも足りない」(フッカー上野主将)とそれぞれ語るように、チームのテーマ、『圧倒』には今一つ届かなかった。唯一の失点であるトライは後半のロスタイムに奪われたものであり、最後まで集中力が続かなかったのは惜しまれる。さらに、終始吹き続けた強い風を考慮するにしても、前半が7トライに対し4ゴール、後半は6トライに対し2ゴールの成功と、SO井上のコンバージョンキックの成功率が50%を切った。キック精度の低さ、これは強豪と当たる際には致命傷となりかねない。今回は明大にとって多くの反省材料が見つかる試合となっただろう。
藤田ヘッドコーチが「一切妥協しない」と語る合宿が八幡山で12〜16日の5日間にわたって行われる。次の日体大戦で『圧倒』出来るかどうか。それは、この5日間にかかっていると言えそうだ。
(林 修史)
明 大
青学大
前半
後半
得点
前半
後半
7
6
T
0
1
4
2
G
0
0
0
0
P
0
0
0
0
D
0
0
43
34
計
0
5
77
合計
5
◆コメント
藤田ヘッドコーチ
きょうは選手にプレッシャーをかけすぎてチーム全体が固かったが、チャレンジはしていた。思い通りのプレーは出来た。チャレンジは、何種類かのオプションを用意して自分たちで考えて実行しろと言っている。きょうはまだまだ。練習ではできてるが、公式戦で出来なかった。もう少し彼らにプレッシャーをかけないといけない。後半にフィットネスが足りない。来週5日間、八幡山で合宿を行う。一切妥協せずにやる。走り込みをさせたい。今年から紫紺のジャージを変えて、胸にペガサスを付けた。新しいラグビースタイルを作っていくという意味を込めて。今年は相手を圧倒するプレーが去年より見せられると思う。チームのテーマは『圧倒』です。
上野主将
開幕で勝ててよかった。目指すラグビーには精度が足りない。最後は集中力が欠けた。そこのスキを無くしたい。春からFWとBKが一体となるということは言っているが、コミュニケーションがまだまだ。最後のボール出しでミスが出ている。『圧倒』の質が低い。去年は『前へ』で土台ができた。今年はFWとBKが一体となって前へ出ること。基本的にはFWが前へ出ることは変わらない。きょうはプレッシャーはかけられたが、ミスがあった。対応力を付けたい。
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