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関東大学対抗戦 慶大対筑波大
9月9日 神奈川・三ツ沢公園球技場
【慶大ラグビー情報】 ミスの嵐で自滅…開幕戦は黒星発進
ワセダの快勝から1日明け、ライバル慶大も対抗戦初戦を迎えた。慶大はミスの嵐で終始精細を欠き、奪取したトライは1本のみ。ケガ人も続出し、今後に不安が残る開幕戦となった。
開始3分、いきなり出鼻を挫かれる。筑波大がインゴールにキックしたボールをそのまま抑えられ先制を許すと、その後にはBKに回されて再びトライ献上。慶大はキックで戦況を打開しようにも筑波大の厳しいチャージに苦しみ、なかなかボールを前へ運べない。ノックオンも多く、攻撃のリズムがつかめない時間帯が続く。そんな中ロック加藤、WTB山田が相次いで負傷交代。「山田が出ていってからは影響がなかったといえば嘘」とFB小田が言うように、アタックの核を失った慶大は攻撃の形を作ることができず、さらにもう1トライ奪われ0−17で前半を折り返す。
後半に入っても筑波大優勢は変わらない。後半5分には筑波大に素早く繋がれて数的優位な状況を作られ、敢え無く追加点を許す。筑波大の激しいタックルとは裏腹にお家芸の「魂のタックル」は鳴りを潜め、1本で相手を倒すことができないまま持って行かれるシーンが多く見られた。後半35分に5メートルライン中央のラックからボールがつながりWTB出雲が1トライを決め一矢報いるも、立て続けにトライを許し5−32で試合終了となった。
「きょうは勝てる試合を落としたという感じではない」(林監督)。まさに完敗。怪我人が多く、登録メンバー22人中半分が初の対抗戦というところで経験の浅さを露呈した形となったが、それ以上に自分たちのミスで自滅したと口をそろえる慶大フィフティーン。この開幕戦黒星が今後の起爆剤となるか。打倒ワセダに向けて、ここでつまづいたままではいられない。「もう残りの試合は全部魂のこもったプレーをするんで、ワセダ、待ってて下さい」(ロック岡本)。
(大倉麻美)
慶 大
筑波大
前半
後半
得点
前半
後半
0
1
T
3
2
0
0
G
1
1
0
0
P
0
1
0
0
D
0
0
0
5
計
17
15
5
合計
32
◆コメント
林監督
力不足です。きょうは勝てる試合を落としたという感じではない。何しろ元気がない。監督の責任なんでしょうけど。(計算違いはあったか)SOが全部壊れましたからね。皆良田のSOは緊急。高校時代やっていたので、本来のSHからきょうはSOをやらせた。SOは得点できなかった要因ではあるけれど、失点はSOのせいではない。ブレイクダウンで人数が少なかったのがすべて。これは夏からの課題だが、きょうもダメだった。SHがうまく球を捌けずに、SOの皆良田にプレッシャーがかかる。というようにアタックでも悪循環に陥ってしまった。ディフェンスは意欲が大切だと思うが、このチームに意欲はある。特に試合前は気合は入っている。ただ試合でのパフォーマンスが低い。きょうのメンバー22人のうち、11人が初めての対抗戦のようで…そのあたりで、経験の浅さは見られた。経験不足はこれからなんとかしていくしかない。困難は乗り越えただけ強くなると思う。
金井主将
ケガ人が多くて、しかも初めにやられてしまった。少し不安もあったがFWはそこまで(メンバーが)変わってないのでFWが安定してればしっかりボールを出せると思っていたが、初めの自分たちのミスで流れが変わって、雰囲気が悪くなってしまった。(暑さは)お互い同じなのでフィットネスの面では心配なかったがボールが滑った。(合宿で力を入れたことは)ブレイクダウンの激しさや接点だがきょうはその成果が出なかった。接点のミスは見直したい。(セットプレーは)コントロールできてプレッシャーをかけれたし、そこは自分たちのやってきたことが出来た。ブレイクダウンの球出しも良かったがボールキャリアーは良くなかった。流れをつかむタックル、ミスをしないプレーをしたい。9月後半に向けてしっかり調整したい。
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