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春季オープン戦 対大東大
5月14日 早大上井草グラウンド
ジュニアチーム、春季初戦を白星でスタート
サイドを駆け上がる山崎智
初夏の陽気の中、ジュニアチームの春季オープン戦が開幕した。初戦の相手は、大柄の外国人選手を擁する大東大。後半詰め寄られる場面もあったが、終盤には3連続トライを挙げるなど相手を突き放し、終始リードを守った早大が48−24で勝利した。
大東大のキックから幕を開けたこの試合。序盤自陣で守りのプレーが続いた早大だが、WTB山崎智朗(スポ3=東京・国学院久我山)が抜け出したのをきっかけに徐々に陣地を進める。13分にはゴール前ラインアウトからモールを形成しフッカー高家崇徳(創理3=埼玉・早大本庄)が押し切って先制トライ。その後1トライを許したものの、相手のミスにも助けられながら着実にトライを重ねる。39分には、自陣ゴール前のラインアウトという早大にとって厳しい展開となるも何とかしのぎきり、トライラインを死守。流れを味方につけ、19−5と良いかたちで後半につなげた。
この日3トライを挙げた高家
迎えた後半、序盤は早大ペースで試合が進む。開始早々2トライを挙げ、勢いそのままにリードを広げると思われた。しかし大東大も黙ってはいない。互いにテンポの速い攻撃が続く中、ターンオーバーで大外に回されそのままトライを許すなど、立て続けに2トライを献上。一時は7点差に迫られた。さらに、かねての課題であったタックルも修正出来ず、不穏な空気が漂い始める。絶対に追いつかれるわけにはいかない早大。ここで意地を見せたのは、この日積極的なプレーでチームを引っ張っていた高家だった。試合終了10分前、ペナルティからの速攻でインゴールにボールを叩きつけると、それを皮切りに早大は連続トライ。48−24で初戦白星を飾った。
初戦で勝利を収めたにも関わらず、試合後選手たちは「タックルの精度」が課題であると口をそろえた。セブンズの反省でもあったのだが、今試合も「タックルを一人一人が外されることがあった」(NO・8黒木東星=スポ2、東福岡)と言うように、そう簡単に克服とはいかないようだ。ジュニアチームの戦力アップはシニアチームへの刺激となり、チーム全体の底上げにつながる。全員が課題を認識し、乗り越えていくことでチーム力も向上していくはずだ。来週に控えるのは明大Bとの対戦。FWの強い明大を打ち崩せるかどうかが勝敗のカギとなるだろう。今シーズンの行方を占う一戦になることは間違いない。
(記事 小笠原芳、カメラ 池田朋美)
◆コメント
プロップ安江順(社3=東京・早実)
――きょうの試合で良かった点を教えてください
走れて、ポイントに人がいないことがないということが良かったです。
――課題はありますか
48点取れましたが、逆に24点取られていることと、タックルが1人目で外されていることです。
――FW陣の調子はいかがでしょうか
今シーズン1試合モールで2トライ、ディフェンスはモールでトライされないことを目標に挙げていて、それをきょうは達成出来たのでこれからも続けていきたいです。
――安江さんご自身の目標は
4年生の齋藤健(スポ=神奈川・横須賀) さんを抜いて、今まだケガしている垣永(真之介・スポ2=東福岡) もいるので、その2人に負けないように赤黒を着たいと思います。
フッカー高家崇徳(創理3=早大本庄)
――きょうの試合の感想を振り返ってください
タックルの精度が一番の課題だと思います。アタックはフロントローとロックが走れて機能して、得点を重ねることが出来ました。それでもタックルを外すことが多くてしっかり入れていれば、得点を取られることはなかったと思います。試合前の課題としてモールで2トライ取ることを挙げていたので、それが出来て練習の成果が出て良かったです。
――今季初の試合でしたが、どんな意識で臨みましたか
練習ではひたすらタックルとブレイクダウンをやってきて、それを試合を通して出すことが目標でした。達成できた部分もあったのですが、タックルはずっと辻(高志)監督(平12人卒=茨城・茗渓学園)に言われてきたのですが、きょうは出来なかったです。
――ボールを持つ機会がとても多かったですね
セットプレーをしっかりしなければならないという意識の下、自分が一番目立てるのはキャリアーで持って前に出るところなので、自分の良いところを出せるように意識して頑張りました。
――スクラムはいかがでしたか
自分たちは小さいのですが、大きい相手に対して浮いてしまったことは反省です。マイボールは押す、相手ボールはターンオーバーということを意識していたのですが、それが出せませんでした。
――次の試合の意気込みをお願いします
フロント5で、FWで勝つことを意識して、モールとタックルで試合に勝ちたいと思います。
フランカー近藤貴敬(社2=仙台育英)
――試合の感想を教えてください
チーム全体としてはフィットネスを鍛えてきたので走れているという印象でした。僕個人としてはフランカーというポジションなのにディフェンスを結構外されてしまったので修正していきたいです。
――スクラムの手ごたえはいかがでしたか
スクラムはことし、『ゴー・スルー』というのが目標なのですが、まだ全然出来ていないので足りないですね。
――『ゴー・スルー』とは具体的にどのようなものを指しますか
スクラムハーフがボールを入れて、フッカーがフッキングをせずにマイボールでもスクラムをどんどん押すということです。マイボールでも相手ボールでもスクラムを圧倒しなくてはならないので。
NO・8黒木東星(スポ2=東福岡)
――試合の感想を教えてください
きょうの試合は山下組としての最初の試合だったので、勝てたことが一番うれしいです。それでもこの前のアタックディフェンスで課題として出たタックルを一人一人が外されることがあったので、これは次までの課題です。FWが走れたということについては良かった点として受け止めて、これからも伸ばしていきたいです。
――きょうはNO・8の出場でした
高校時代には第3列をやっていました。自分もこのポジションは好きなので、どんどん走って、FWで一番走れるようになりたいです。
――個人として、きょうのプレーはいかがでしたか
もう少し体を当てていきたいと思いました。
――来週の試合の意気込みについて
FWのまとめ役として自分が一番に体を当てにいって、FWを盛りあげるようなプレーをしたいです。
WTB山崎智朗(スポ3=東京・国学院久我山)
――きょうの試合を振り返っての感想を教えてください
春休みに走りこんできたけれども、今季初めての試合ということでどのくらい走れるかというのが自分たちもわかっていなかったのですが、チーム全体としては走れるチームになってきていると思います。タックルも継続してやってきたのですが個人としてはWTBに転向して数週間しか経っていないのでWTBのディフェンスが甘いと認識しました。
――具体的に春休みはどのような練習をしたのですか
走り込みと個人のスキル向上、1対1のアタック、ディフェンスを中心にやってきたのですが、個人としてタックルはまだまだだなぁと思っています。
――どのような気持ちで試合に臨みましたか
自分は今季初めての試合で、CTBからWTBに転向したこともあり、WTBとして良い働きをしたいなと思い試合に臨みました。
――この試合でのWTBとしての出来はいかがですか
ボールを持ったときにもっとオプションを増やしたいと思います。無駄なプレーも多かったし、ディフェンスも悪かったので次はもっと学んで成長できたらいいなと思います。
――最後に次の試合に向けての意気込みを教えてください
明大はFWが強いのでBKで助けてトライを狙っていきたいです。
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