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関東大学対抗戦 対日体大
10月14日 新潟市陸上競技場
対抗戦初完封…連勝街道まっしぐら!
遠く新潟の地で行われた、2週間ぶりの対抗戦。テーマを原点回帰とし、「今シーズン最初のテーマであった挑戦者であるということをもう一度意識しよう」(中竹竜二監督=平9人卒)と挑んだ。プロップ山下達也(商4)、CTB井上隼一(スポ2)が初先発するなどメンバーの顔ぶれにこれまでと違うところも見られたが、早大は安定した試合展開で71−0と勝利を収めた。
前半開始早々、ロック権丈太郎主将(スポ4)がラックより左に展開したところをゴール正面にトライし先制。これで勢いづいた早大は、同9分に再び権丈が決め、同15分にはモールを押し込みそのままフッカー臼井陽亮(スポ4)がトライと日体大を突き放す。この日もFB五郎丸歩(スポ4)のコンバージョンキックは冴え渡り、着実に点数を積み重ねていった。ひたすらディフェンスに回ることになった日体大を尻目に、その後も終始攻めの姿勢を崩さず、「前半は早大らしいいいプレーができていた」とSO山中亮平(スポ1)が語るように、47−0で前半を折り返す。
後半に入ると、まず早大はゲームメークをしていた五郎丸を下げ、徐々にリザーブの選手が出場していく。そのためか、前半までの勢いは影を潜めてしまう。リザーブ全員が入った後半19分以降はノートライ。日体大にターンオーバーから攻め込まれる場面が何度もあり、前半とは打って変わって自陣に釘付けとなる時間が増えた。しかし、それでも取られはしないのが早大の芯の強さである。22人の意志が一つとなり、最後まで日体大を抑え込んだ。
この試合が今季対抗戦では初完封。現在、Bチームの連敗や怪我人が多く出ている不安定な状況において、この勝利は大きい。「1試合も無駄にはしたくない。今季はぶれないチームを作ろうとやってきた。けが人がいようが何だろうが、自分たちがぶれなければ、荒ぶるに近づく」(中竹監督)。これで対抗戦も折り返し地点。ただいま4戦全勝中、早大は一歩一歩『ぶれないチーム』に成長している。
(圷萌奈)
早大出場メンバー
背番号
名前
ポジション
学部・学年
1
山下 達也
プロップ
商4
2
臼井 陽亮
フッカー
スポ4
16
小沼 智彦
→後18分入替
社4
3
橋本 樹
プロップ
スポ3
17
横谷 祐紀
→後13分入替
教2
4
権丈 太郎
ロック
スポ4
5
寺廻 健太
ロック
教4
18
中田 英里
→後18分入替
スポ1
6
有田 幸平
フランカー
スポ4
19
中村 拓樹
→後13分入替
教1
7
豊田 将万
フランカー
スポ3
8
小峰 徹也
NO・8
スポ3
9
三井 大祐
SH
教4
20
櫻井 朋広
→後10分入替
スポ2
10
山中 亮平
SO
スポ1
11
田中 渉太
WTB
スポ3
21
中濱 寛造
→後12分入替
教1
12
井上 隼一
CTB
スポ2
13
田邊 秀樹
CTB
スポ2
14
大島 左利
WTB
スポ2
15
五郎丸 歩
FB
スポ4
22
佐藤 晴紀
→後0分入替
スポ3
早 大
日体大
前半
後半
得点
前半
後半
7
6
T
0
0
4
2
G
0
0
0
0
P
0
0
0
0
D
0
0
47
24
計
0
0
71
合計
0
【得点】▽トライ 権丈2、臼井、橋本、小峰3、五郎丸、有田幸、豊田、田邊 ▽ゴール 五郎丸6、三井、田邊※得点は早大のみ
◆コメント
中竹監督
きょうの大きなテーマは原点回帰。今季最初のテーマであった挑戦者であるということをもう一度意識しようと。それについてはきょうは評価できる。試合の目標は、アタックはテンポアップ。ディフェンスはインサイドブレイクをされないということ。22人で戦うと最初から話していたが、メンバーが変わった後の意思統一ができなかった。それぞれが何をやるべきかということが統一されなかった。その点は不満足。普段はリーダーがいるがそこが抜けたあとに、若い者がいかに意思統一して、全員が一つのことをやることができるか。そこを経験してほしいとは言った。大学選手権決勝戦までずっと成長していかないといけない。1試合も無駄にはしたくない。今季はぶれないチームを作ろうとやってきた。けが人がいようが何だろうが、自分たちがぶれなければ、荒ぶるに近づく。メンバーを変えた後は全然駄目だった。変わって入ってきたやつだけが悪かったわけではなく、最初からいたやつも良くなかった。いかに普段数人に頼っているかがわかったんじゃないか。リーダーになりそうな若いやつ、田邊なんかには五郎丸がいなかったらお前がリーダーシップをとれと言っている。田邊がやろうとしたことは間違っていなかったが、それが全員に伝わっていなかったのが問題。そこはきょう学んだことでしょう。コミュニケーションが大事ですね。
権丈主将
きょうは圧倒できた部分とできなかった部分があったが、チームとしてまとまってプレーできた。所々、ゲインされてしまったところや、自陣でプレーしてしまったが、ディフェンスで0点に抑えられて良かった。試合のテーマはまとまりとブレイクダウンだった。2人目の寄りがあまりよくなくて、ビッグゲインをした後にSHにプレッシャーをかけられていたので、そこは課題。(フロントローの顔ぶれが変わったが)スクラムに関しては全く問題ない。ケガ人は大事をとって欠場した。(後半はメンバーを大きく変更したが)初めてアカクロ着る選手もいて、1年生も多かったが、ぶれずにできた。多少、攻められた場面が目立った。でも、彼らなりに頑張ってくれた。(課題は)まずはブレイクダウン。他は後でじっくり考える。
五郎丸
前半は良かった。取るところでしっかり取り切れた。今年はどの相手にも気を抜かずにできている。(後半主力が退いた後のチームは見ていてどうだったか)いいんじゃないでしょうか。経験を積ますということで。
山下達
(メンバーが替わったが、スクラムは)いきなり替わることになったが毎回Bで組んでいたので、慌てないことを意識した。(FWがよくBKラインに参加していた)普段から練習していたこと。(選手交代後に得点が取れなくなった)選手交代の影響で得点力が低下してしまった。(何度かゴール前に攻め込まれる場面があったが、前後半通じて無失点に抑えた)最後の10分は攻め続けることを意識した。特に今季はディフェンスに力を入れてきたので良かった。(きょうの試合のテーマは)前後半の最初と最後の10分を集中することと内からのディフェンスだった。(筑波大戦に向けて)自分が出れるかどうかはわからないが、タッキー(瀧澤直=理工3)が帰ってきても居場所がないように頑張りたい。
寺廻
きょうはこの1週間の課題だったディフェンスの点で、0点で抑えることが出来たので、成果が出て良かったと思う。(ご自身の出来は)スクラムやラインアウトなどのセットプレーに関してはしっかりと仕事が出来たと思うが、それ以外の部分で要所要所に軽いプレーが出てしまったのでそこは反省。(きょうはスタメンでの出場)特に緊張というのはなかった。ただ、自分がBチームにいたときに(関東学院大と明大に)連敗をしていたので、その悪い雰囲気を持ち込まないようにした。(周囲とのコミュニケーションに関して)22人全員でプレーすることは最初から決まっていたので、コミュニケーションを大切にしていったが、試合の最後は、点が入らずにスコアボードが止まってしまったので、メンバーが変わっても常に自分達の力が出せるようにコミュニケーションをしっかりとっていきたい。(筑波大戦に向けて)きょうやってしまったような軽いプレーを減らして、もっとチームの目指すプレーをしていきたい。それとひたすら自分の仕事に徹してBKにいいボールを配給していきたい。
有田幸
きょうは相手のNO・8とCTBのカットインを気をつけてプレーした。そこで抑えられたので良かった。前半はいい形で得点もできて良かったが、後半メンバーを入れ替えてから、得点が取れなくなってしまったことは課題。ブレイクダウンでSHにプレッシャーをかけられてしまった。(BKもメンバーを大きく入れ替えたが)五郎丸がいなくなったときに、引っ張れる選手が出てこないといけない。自分なりがそこもカバーできればいい。(今後の課題は)個人的にコンタクトのスピード、制度を上げていけたらと思う。
豊田
(完封したが)そこは拘っていた部分。結果的に良かった。後半は4年生が抜けて、軸が抜けてから苦しくなってしまった。今後、こういう状況がないとも限らないので、しっかりしなくてはいけない。(トップリーグとの合同練習での成果は)FWに関して、スクラム、モールを中心に対等以上に渡り合えたので自信になった。(次週へ向けて)反則が多かったので、クリーンなプレーを心がけて、できるだけのことをやって、課題を一つでもクリアしていきたい。
三井
Bチームが2試合連続で負けてるし、Aチームも怪我人けっこう出たりして、きょうの試合は早大優勝のための分岐点だと思って。最初の入り方は気合い入れて頑張りった。(完封については)まあ完封はできたんですけど、前半入り良くて、後半メンバー変わった時に、相手のペースになってしまっていた。そういう点は次回へ向けての課題だと思う。(コミュニケーションはどうか)ずっと言われてることで、意識して練習でも試合中も声出したりしてるので、OKなんじゃないかなと思う。(アタック練習の状況は)ボールキャリアとブレイクダウンの精度について、重点的にやっている。(これからへの意気込みを)これから大事な試合が続くと思うので、一戦一戦、自分たちのやろうとしてる形で勝てるように頑張りたい。
山中
前半はワセダらしいいいプレーができていた。後半は、核の選手が抜けメンバーが変わって、テンポが上がらなかった。前半は五郎さんがゲームメイクをしていた。抜けた後、自分がゲームメイクをしたが、迷ってしまった部分があった。まだまだです。(個人の出来は)アタックはちょっとミスがあったが、悪くはなかった。最初のトライは、練習通りのプレーが出せた。
井上
(きょう初スタメン)緊張して眠れませんでした。途中からでるのとでは心の準備の仕方が違った。(前半は)人を生かすプレーを心掛けました。それが自分の色だと思うので。(そこが長尾岳人(=教3)との違いか)岳人さんはディフェンスと突破が持ち味だと思う。なので、自分は周りを生かすプレーを。(後半は)メンバーが変わって慣れない人とのプレーだったので、リズムが崩れてしまった。フィットネスの問題もあると思うんが、コミュニケーションの問題が大きいと思う。(次戦に向けて)岳人さんが戻ってくるかわからないので、自分のカラーで12番で勝負していきたい。
中田
(メンバーが替わったが、スクラムは)突然の交代だったが、(同じく途中交代で出場した)右プロップ横谷とはジュニアのとき一緒に組んでいたので安定していた。(FWがよくBKラインに参加していた)BKが仕掛けたところをしっかりフォローした。(選手交代後に得点が取れなくなった)反則が多く自陣に釘付けになってしまったことがいけなかった。(何度かゴール前に攻め込まれる場面があったが、前後半通じて無失点に抑えた)権丈主将がスクラムのとき声を出していたので集中できた。(きょうの試合のテーマは)チームがまとまりだったと思う。(筑波大戦に向けて)自分はきょうが対抗戦初出場だったが、自分の武器であるセットプレーの安定感をもっとアピールしていきたい。
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