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春季オープン戦 対ヤマハ発動機
6月10日 静岡・ヤマハスタジアム
あと一歩…ヤマハ相手に善戦
この試合は、「春の分岐点」(ロック権丈太郎主将=スポ4)。格上の相手にも全員が勝つつもりで挑んだ。結果は21−24で敗戦となったが、「学生相手に体験できない接点を体験できる」(FB五郎丸歩=スポ4)非常に有意義な試合となった。
前半からFWが互角の戦いぶりをみせ、スクラムでは相手を圧倒する場面も。しかし前半14分、ノックオンから一気にターンオーバーされトライを決められると、同27分、37分と立て続けに2トライを許してしまう。
後半は一転、終始ワセダペースで試合は進む。後半6分にモールを押しこんでトライを奪うと、同24分には五郎丸がトライ。しかし直後の同28分、大外で余った相手に対し五郎丸がハイタックルを犯し、シンビンに。数的不利でもワセダペースで試合は進む。同35分にはWTB田中渉太(スポ3)のゲインから、最後はWTB早田健二(スポ2)がトライ。両WTBの活躍で、1トライ入れれば逆転というところまでトップリーグのチームを追い詰める。試合終了間際にラストチャンスが訪れるが、残り5メートルのところで痛恨のノックオン。あと一歩…結局前半の失点が響き、逆転勝利はならなかった。
どちらかといえば、主導権を握っていたのはワセダだった。それだけに勝てなかったことは悔やまれるが、「FWで勝ちにきた」(ヤマハ発動機・堀川隆延監督=平9人卒)というヤマハを逆にFWで圧倒し、後半一気に追い上げることができたのは紛れもない本物の実力だろう。春季オープン戦4戦をこなし、確実にワセダは成長している。
17日には帝京大と対戦。帝京大は春季オープン戦で関東学院大、明大を倒し今乗りに乗っているチーム。今回得た貴重な経験を糧に、見事撃破することができるか。
(圷萌奈)
早大出場メンバー
背番号
名前
ポジション
学部・学年
1
瀧澤 直
プロップ
理工3
2
臼井 陽亮
フッカー
スポ4
3
畠山 健介
プロップ
スポ4
4
権丈 太郎
ロック
スポ4
5
橋本 樹
ロック
スポ3
6
有田 幸平
フランカー
スポ3
7
覺來 弦
フランカー
スポ4
8
豊田 将万
NO・8
スポ3
9
三井 大祐
SH
教4
10
山中 亮平
SO
スポ1
11
田中 渉太
WTB
スポ3
12
長尾 岳人
CTB
教3
13
佐藤 晴紀
CTB
スポ3
14
早田 健二
WTB
スポ2
15
五郎丸 歩
FB
スポ4
早 大
ヤマハ発動機
前半
後半
得点
前半
後半
0
3
T
3
1
0
3
G
2
0
0
0
P
0
0
0
0
D
0
0
0
21
計
19
5
21
合計
24
【得点】▽トライ 有田、五郎丸、早田▽ゴール 五郎丸2、三井※得点は早大のみ
◆コメント
中竹監督
きょうは本気で勝ちにいこうというゲームだった。前半、不用意なミスでターンオーバーされて、失点してしまった。ヤマハさんの激しいブレイクダウンにも苦しんだが、敗因としては、前半の失点だと思う。後半からは、もっともっとチャレンジしていこうというように、選手には伝えた。(先週の明大戦から修正した点は?)確実なプレーをする事です。しっかりボールをリリースすることや、動き出しなどの基本プレーだけ。(SO山中の動きは?)今までで一番良かったんじゃないでしょうか。Bでは、自分から仕掛けられないことが多かったが、きょうは自分から積極的にいけていたし、良かった。(チームの成熟度は)FWはスクラムやモールの面では、やってきたことの成果は出ている。BKはチャンスで取りきれない場面がまだ目立つので、まだまだこれからです。(帝京大戦へ向け)春、一番強いといわれている帝京大相手なので、今までやってきたことをしっかり出したい。
権丈
悔しいです。きょうは勝ちに来たので…。個々の力はヤマハさんの方が上なので、こっちは人数と運動量で勝負しにいきました。そのために接点でしっかりファイトすることを第一に今週やってきた。最後の五郎丸のシンビンの場面では、うまくチームとしてまとまれたと思う。(明大戦からの課題は)動き出しの速さと、反応ですね。BKは一次のアタックとディフェンスをしっかりしようと話してきました。各フェイズで立ってつなぐことも意識しました。(収穫と課題は)まず、FWはモールでトライを取れたし、接点で負けなかったことが良かった。BKも1次で取りきれた。課題としては、ディフェンスのときにゲインされてから一気にトライに持っていかれてしまった点です。(きょうのゲームは自信になる?)きょうは、春の分岐点というか…自分たちより強い相手にどれくらい勝負できるかをはかる上では、大事な試合だった。きょうトップリーグ相手に通用する部分があったことは、すごく自信になる。チームとして伸びてきていると感じます。(来週は帝京大戦)スタイルとしては、きょうのヤマハさんみたいにFWが強くて、決定力あるBKがいるというイメージ。接点でファイトして、『FWで崩して、BKで取る』ことを考えています。
畠山
敗戦のきっかけを作ったプレーをしてしまったのが自分だったので、個人的に悔しかったです。(FWでは圧倒していた)前半のモールで押せるっていうのが分かって1トライにつながりました。随所で一定の力を出せるようにはなってきたんですけど、まだまだ出し切れない部分もあります。BKともっと話してゲームコントロールして、FWのこだわりも試合で見せていきたいと思います。(接点の強さは)社会人とやる機会はあまりなかったので、いい経験になりました。(帝京大戦に向けて)カントー、メイジを倒して今一番乗ってるチームで、ワセダが対戦するには最もいいチームだと思います。きょうの反省を生かして、しっかりとやっていきたいと思います。
五郎丸
きょうは学生相手に体験できない接点を体験できる貴重なゲームだった。本気で勝ちに来たので、悔しい。(最後のシンビンは)自分のせいで負けてしまった感じがします。きょうはFWを前に出すようなロングキックが蹴れなかったのと、プレーを切るべきところで切れなかったことは課題ですね。(ヤマハの印象)ワセダ出身の監督ということで、ワセダに近いスタイルだった。ヤマハに入るまでには確実なプレーができるようにしたい。まずその前に、『荒ぶる』を取ることだけ考えてやっていきたい。
覺來
勝つことを目的としていたので、最後の最後に逆転できなかったことは、今のチームの力を表しているのかなと思う。FWに関しては、接点で負けなかったし、近場でのディフェンスも止められていた。モールについても相手のモールは押し返せたし、逆にモールトライも取れた。その辺は自信になる。(来週へ向けて)きょう出た課題を修正していくだけです。
豊田
きょうは勝てた試合でもあるので、悔いが残ります。内容も悪くなかったと思います。(ラインアウトは)落ち着いてきたと思います。順調にいってるので、精度をあげていきたいです。(ヤマハの接点の強さは)強かったです。でも、そこで引かなかったことで、きょうこれだけの試合をできたんだと思います。
山中
(ヤマハの印象)やっぱり社会人なので、接点強いし、身体がでかいなって思いました。(試合の感想)トライをとられた時にディフェンスしっかりしてたんで、自分たちがとれた時もあった。ディフェンスミスで裏につながれてとられたところとか、修正していきたいです。(先輩方とのコンビネーションは)そんなに合わせてなかったので、合わないところもったんですが、自分のプレーをしてなんとか合わせようと思っていました。五郎丸さんとか、先輩はみんなリードしてくれるので、やりやすかったです。
早田
(ヤマハの印象)きょうはまだ勝てた試合だと思うんです。もっとワセダらしさを出せれば、いけたかなと思います。(早明戦後、どんな調整を)あんまりいい試合ではなかったので、勢いに乗れるように練習してきました。きょうの試合はよかったところもあるんですが、やっぱり最終目標は勝つことなので、勝てなかったのは悔しいです。(ハーフタイムどんな話を)切れずに敵陣でプレーしてやろうと思っていました。(試合振り返って)前半はみんな硬くて、3本ぽんぽん(トライを)とられてしまったので、前半でしっかりとれれば勝てた試合だと思う。
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