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 大学選手権準決勝 対京産大 1月2日 国立競技場



 京産大退け、大学選手権3連覇へ王手!

 大学選手権準決勝の相手は京産大。東条雄介主将(教4)、首藤甲子郎副将(スポ4)を欠くものの地力で勝るワセダが後半底力を発揮し、『荒ぶる』へむけてまた一歩前進した。

 前半、「相手に思うようにさせてしまいました」とロック権丈太郎(スポ3)が語るようにミスが多く、流れに乗れない。開始10分には、CTB谷口拓郎(人4)のパスをインターセプトされ、京産大に先制トライを奪われる。その後逆転をしたものの、決定的な場面でのノックオンなど、ちぐはぐな攻撃が続き、なんともしっくりいかない展開。

 だが、気持ちはしっかり切り替える。「後半はもっとテンポを上げようと言って、いつもの攻めが出来た」と中竹竜二監督(平9人卒)が言うように後半3分、ライン手前でプロップ畠山健介(スポ3)がボールを受けると、相手選手を次々となぎ倒しトライをもぎ取る。また、スクラムでも勝負を挑んでくる京産大に決定権を与えず、つかんだ流れは渡さない。結局、快足WTB・早田健二(スポ1)の3トライなどで京産大を突き放し、55−12で早大が勝利した。

 決勝の相手は6年連続で宿敵・関東学院大。ここ5年間、早大と関東学院大との間において春と夏の練習試合を制してきたものが大学日本一を取りつづけてきたジンクスがある。しかし、今季は1勝1敗で決着は決勝戦にゆだねられた。史上2校目の3連覇を打ちたて、新たな歴史への扉を開くためにも、乗り越えなければならない戦いを東条組はこえてみせる。

(関政和) 


        
早大  京産大
前半 後半 前半 後半
17 38 得点
55 総得点 12


早大メンバー
背番号
名前
ポジション
学部・学年
瀧澤  直
プロップ
理工2
種本 直人
フッカー
スポ4
畠山 健介
プロップ
スポ3
権丈 太郎
ロック
スポ3
後藤 彰友
ロック
理工4
松田 純平
フランカー
政経3
19
笠原  歩
→後半33分入替
スポ4
豊田 将万
フランカー
スポ2
林   徹
NO・8
スポ4
矢富 勇毅
SH
スポ4
10
曽我部佳憲
SO
教4
20
茂木 隼人
→後半33分入替
教4
11
早田 健二
WTB
スポ1
12
谷口 拓郎
CTB
人4
21
長尾 岳人
→後半10分入替
教2
13
今村 雄太
CTB
スポ4
14
菅野 朋幸
WTB
人4
15
五郎丸 歩
FB
スポ3


◆コメント

中竹監督
予想通り京産大がFWにこだわってきて、最初の20分ははまってしまってFWでじわじわと行かれてしまった。タイトな相手に我慢すれば、自分達のペースになると思っていた。良かったのは、取るべきところでしっかり取って、あまり攻めていないが3トライを取れたこと。後半はもっとテンポを上げようと言って、いつもの攻めが出来た。チームの出来としては7割くらい。セットの安定、ブレイクダウンの部分を夏に克服したが、ここにきて100パーセントを出せていないので、それを克服できれば100になる。残りの30点を超えるためには波の練習ではダメで、肉体的、精神的に厳しくやりたい。次はようやく主将、バイス2人が揃うし、完成形のゲームが出来ると思う。

東条主将
FWにこだわって、前半の最後にモールで取れたのは良かった。スクラムはあまり良くなかったが、他に良い部分も見えた。瀧澤も種本もボールを持つ機会が多くて、悪かった部分を他のところでカバーしてたと思う。後半にスクラムを選択された時には、修正して止められていた。決勝までに仕上げたいと思う。(自身の調子は)決勝で出れるように調整している。これから徐々に上げていく段階。万全じゃない状態で自分が出るよりも他の選手が出る方がいいと思うので、仲間を信じてました。それだけフランカーも層が厚いので、自分が戻っても出れるか分からないくらいですね。(決勝に向けて)今季は1勝1敗ですし、たぶん関東が来るだろうと思っていたので、決勝でやれるのはうれしいです。

畠山
(京産大の最後のスクラム)こっちはやってやろうと。向こうが拘ってくるのは分かっていたので、スクラムトライを狙ってくるんだろうなと。でも、(スクラムトライを)させなかったことと、自分たちの形にできたので、最後のスクラムが一番良かったですね。Bチームと京産大のようなスクラムを組んでいたので、やっといて良かったと思いました。京産大は8人のまとまりがすごかった。今まで組んだ中で異質なスクラムでしたね。関東戦まで1週間以上あるので、スクラムについては話し合って、試合までにはいいスクラムを組めるようにします。(トライは)たまたまつないでくれたのと、力任せにいっただけで。ぼくの本業はスクラムなんで、フィールドに関してはBKが黙っていてもやってくれますので、スクラムとラインアウトをやらないと試合に出ている意味もない、そこを再確認しました。

権丈
スクラムは今までで一番強いプレッシャーを受けて、こちらが思うようにいかないところもあったんですが、ブレイクダウンであるとか、ラインアウトは、こちらが上回っていた。(前半リードされた時間は)焦りとかはなかったんですけど、前半自陣にいたので、相手に思うようにさせてしまいました。ミスもあって、それが原因で自陣に釘付けにされていたので、特に焦ることなく後半修正できました。

豊田
FWの勝負をここずっと掲げていました。京産大は8人のまとまりが強くて、それをワセダが受けないようにしようと話をしていました。FWではタイトな試合だったと思います。後半の最後のスクラムは、ぼくらもスクラム練習をやってきたので絶対負けたくなかった。


FWの近場は抑えられたんですけど、ボールがこぼれたり、BKに出たときにしっかり止められなかったという感じです。(スクラムは)相手のほうが一枚上手だったという気がします。でも要所でスクラムも押せたのでよかったと思います。最後のスクラムの時は、こっちも負けられなかったんで。あのスクラムに関しては、うちの勝ちです。(決勝へ)関東は京産大以上にFWが強くて、BKも展開力があるので、FWがどれだけ走れるか、そこをうまく出せれば勝ちます。

早田
自分は前半、緊張していて、思うようにできなかったんですけど、後半は切り替えて、そうしたら3トライも取れて、良かったです。FWが強いといわれていたので、BKで決めるというのは試合前から言っていて、そこは出来たし、FWもFWで頑張ってくれました。





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