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 対抗戦 早慶戦 11月23日 東京・秩父宮ラグビー場



 早慶戦展望…キーワードは『テンカイ』

曽我部のロングパスに注目  帝京大を破り、徐々に『ディフェンディングラグビー』を体現しつつある早大。次なる相手は、『打倒・早稲田』に燃える慶大だ。今季、好調なBKを多様に使い戦ってきた両チームのぶつかり合いは、激しい展開ラグビーが予想される。目まぐるしく動き回るボールに、あなたはついてこれるだろうか。

 早大の『展開』といえばこの2人。SH矢富勇毅(スポ4)、SO曽我部佳憲(教4)のHB団だ。大学トップレベルの早く、長い距離のパスを投げる二人から展開されるボールは、あっという間にサイドラインまで渡る。その展開力に慶大ディフェンスがついていけなければ、CTB、WTBに強力なフィニッシャーを擁する早大がトライを奪うことは容易になる。

慶大・山田の突破は要注意だ  慶大も『展開』において黙っているわけにはいかない。それは、BKで戦ってきた誇りがあるから。今季対抗戦全27トライ中20トライがBKという数字が、その表れである。松永監督が掲げる『ラン・ザ・ボール』もそのうちのひとつ。ボールを“走らせる”、つまり早大よりもボールを運び、ボールをつなぐことによって、勝機を見いだしていくのだ。

 今回の早慶戦がタイガー軍団との今季3度目の対戦となる。春は14−40と完敗、夏は34−26とリベンジし、対戦成績は1勝1敗。対抗戦に入り、開幕3連戦を無失点勝利とチームの完成度を高めてきている早大が優勢と見られるが、慶大も明大との接戦を制し波に乗っている。下馬評を180度『転回』するべく突進してくる虎の群れを早大が撃退し、続く明大を倒せば、6年連続対抗戦全勝優勝という大記録が『天界』に響きわたる!

(杉渕 敦) 






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