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対抗戦 対日体大
10月22日 東京・秩父宮ラグビー場
第3戦も完封!形の見えた中竹ラグビーで対抗戦も折り返し
トライラッシュの第3戦はワセダが日体大を100−0で破り完勝。開幕から3戦すべてが完封ゲームと、春から徹底してきた『ディフェンディングラクビー』の成果が現れてきた。一週間前の三洋電機との合同練習を経たことでチーム全体に意識が徹底され「(相手ボールを)奪うまでがディフェンスだという意識でやること。良く出来ていた」と中竹竜二監督(平9人卒)も手応えを口にした。
開始からワセダペースで試合は進んだ。6分、11分とFWがモールでトライを奪うと、その後はBKがお得意の展開ラグビーでトライを量産する。CTB今村雄太(スポ3)が「この試合からサインプレーも増えてきた」と語るように、いつもは突破で見せる今村も鮮やかなパスでトライを演出。ワセダは前半だけでも7トライをあげ、控え選手が総出の後半では9トライと終始攻め立てて、合計14トライ。また、ラインアウト成功率では100%を達成と、この日が久々の実戦復帰になったフランカー東条雄介主将(スポ4)も「80分間集中できて、後から入ったプレイヤーが持ち味を出してくれた」と、ミスに対する反応の早さがチーム全体に意識統一されてきたことを評価した。
対抗戦も3戦を終え、時節仙台で行われる筑波戦を境に後半戦に突入する。格下相手の序盤戦とは打って変わり、強豪との後半戦に向けて選手は「アタックの精度」(東条)、「ディフェンスの精度」(今村)、「ラインアウトの精度」(権丈太郎=スポ3)と「精度の向上」を口々にした。試合毎に課題をクリアし、強みを増していくアカクロ軍団の後半戦、期待ができそうだ。
(増田 仁)
早大
日体大
前半
後半
前半
後半
7
9
T
0
0
4
6
G
0
0
0
0
P
0
0
43
57
得点
0
0
100
総得点
0
早大メンバー
背番号
名前
ポジション
学部・学年
1
瀧澤 直
プロップ
理工2
2
臼井 陽亮
フッカー
スポ3
16
種本 直人
→後半12分入替
スポ4
3
畠山 健介
プロップ
スポ3
17
橋本 樹
→前半28分入替
スポ2
4
寺廻 健太
ロック
教3
5
後藤 彰友
ロック
理工4
18
権丈 太郎
→前半31分入替
スポ3
6
東条 雄介
フランカー
教4
19
笠原 歩
→後半0分入替
スポ4
7
豊田 将万
フランカー
スポ2
8
林 徹
NO・8
スポ4
9
矢富 勇毅
SH
スポ4
20
伊勢昌幸人
→後半20分入替
政経4
10
曽我部佳憲
SO
教4
11
三原 拓郎
WTB
商3
12
須藤 明洋
CTB
スポ4
21
村田 賢史
→後半29分入替
スポ1
13
今村 雄太
CTB
スポ4
22
佐藤 晴紀
→後半12分入替
スポ2
14
菅野 朋幸
WTB
人4
15
五郎丸 歩
FB
スポ3
★ライバルも無敗をキープ
この日、同会場の第2試合では、早大の宿敵・関東学院大が流経大と対戦した。試合は後半20分まで10−3とロースコアの展開となったが、そこから3トライを重ねて突き放した関東学院大が29−3で勝利を収め、リーグ戦4勝目を挙げ無敗を守った。同校は次戦、昨季の対戦では苦杯を舐めた東海大と11月3日に激突する。
◆コメント
中竹監督
今日のテーマはターンオーバー。ディフェンスをしていて、(相手ボールを)奪うまでがディフェンスだという意識でやること。良く出来ていたと思う。他の成果はラインアウトが100%だったこと。ディフェンスの意識は徐々に上がってきていると思う。(アタック面の評価は)ブレイクダウンでペナルティや簡単なミスがあったりしたが、ミスを恐れずに思い切ってやっている。修正できるミスかどうかが問題で、本人達はそれを十分分かっていると思うので、それを特に言ったりはしない。(たくさんリザーブを起用しましたが)もうちょっと早く出したかったが(出したのは)予定通り。みんなポジションを競っているので。新しく出た選手はよかったと思う。(三洋電機との練習で得られたものは?)課題ばっかり。そこで出た課題が今日の試合の課題。相手ボールをターンオーバーすること、ディフェンスで奪い返すことを意識した。ブレイクダウンのところで倒れないで越えていく意識はみんなついたと思う。あとは反則をしないこと。みんな意識できていた。
東条主将
(試合を振り返って)80分間集中できて、後から入ったプレイヤーが持ち味を出してくれた。普段あまり声を出さないやつとか、替わりのメンバーが盛り上げてくれた。(3戦連続で完封です)0点に抑えるというのはいろんな要素が重ならないと出来ないので、それが出来たのは評価できる。自陣の深いところでやる場面も少なかったし、セットで優位に立ててる結果だと思う。(先週の三洋電機Bとの合同練習での収穫は)やっぱりブレイクダウンですかね。あと、今日はミスに対する反応が早かった。そういうのは、先週強い相手とやらなかったら生まれてなかったかなと思います。(ご自身のコンディションは)パフォーマンスは悪くなかったです。今日は点差が開いたら前半だけと最初から決まっていたので、先のことを考えずにやりました。これからゲームに慣れていけば、徐々に上げられると思うので問題ないです。(対抗戦も折り返しですが後半戦に向けて強化すべき点は)アタックの精度ですね。ブレイクダウンで勝って取り切れれば、試合も楽に運べると思うので、そういったスキルを上げていきたい。
寺廻
(今日はAチームでスタメン、フル出場でしたが…)そうでしたね。緊張とかそういうのは全くなく、いつも通りできました。Aチームのメンバーとは寮で一緒に生活もしていますし、練習も合同でやったりしているんで、特にってこともなかったです。(今日のセットプレーはいかがでしたか?)後藤さんが途中ケガで出られなくなり、選手が入れ替わってもマイボールをきちんと確保できていたんで、まぁ合格点かなと。(具体的に何点位ですか?)90点ですかね。(今日ラインアウト成功率100パーセントでしたね)はい!豊田のサイン出しがよかったのと、あとリフターの精度が高かったので。今日はよかったです!(先週の三洋との合同練習が活かされているなと感じたところは?)社会人で大きいチーム相手でしたので、つねに先手を先手をと思っていました。今日はその先手を打つことができました。その結果100―0で勝てたのだと思います。(今日で対抗戦前半が終わったと言えますが、振り返ってみて感想を)ここまで全試合完封できたことは大きいです。安定したディフェンスができている証拠だと思います。アタックには更に磨きをかけていきたいです。(後半戦は強敵が待ち構えていますが、意気込みを)はい、そうなんですよね。自分たちのラグビーをしていくことですね。(寺廻選手が言う自分たちのラグビーとは?)ディフェンディングを重視したディフェンシヴラグビーで、敵陣でもアグレッシブに動き、個々の能力を活かしたラグビーです。
曽我部
(今日の試合は?)最初から自分たちから仕掛けていくことができて、自分たちの流れでできた。(BKのメンバーが途中でだいぶ変わったが)それぞれのいいところを生かしながら試合を作っていくのが自分の仕事だし、できた方だと思う。(青学大戦に続いてCTBのポジションに入りました)位置が違うのでゲーム見るところが違うんですけど、SOとあまり変わらないので大丈夫です。(普段練習は?今後もやることは?)練習はしてないです。ケガ人の関係とかあるので、もし言われたら出来るよう準備しておきます。(ご自身のあとにSOに入った村田くんは?)いいプレーヤーだし、1年なのにスキルあるし、一緒にやって頼もしいです。一緒に成長していきたいですね。負けないように。(0点に押さえたし反則も少ない試合でしたね)100-50とかで勝つより5-0で勝ちたいと思う方なのでよかったです。ペナルティも減らせて、自分たちの強いところで勝負できていい感じだったと思う。(社会人と練習したあとの大差の試合。モチベーションを保つのが難しいところは?)今季で最終なので、常に一試合一試合集中しているのでないですね。
今村
(試合)全体的に動けていた。良い感じでトライ出来た。(パスの機会多かったが)この試合からサインプレーを増やしていく感じだった。パスする機会も増えていく。(突破だけでなく)一試合一試合パスにも参加して、ああいった機会が増えていく感じです。(ケガは)腰と右足首に。試合中は大丈夫です。DFを意識したと言っていたが)全体的には良かったと思うが、一発で抜かれているので、これから強いチームになってきて、一瞬の隙を突かれてくるので、精度を上げていきたい。(三洋電機との練習で得たこと)学生相手ならトライが取れても、社会人になると抜けた後の精度が大事になってくる。良い経験になりました。(当たりは?)だいぶ良いです。全体的にも差はなかった。だだ、Aチームになると違ってくる。(早慶戦辞退という記事が出たが?)監督と相談して決めて……。どちらも大事なので。簡単には決められない。(代表で得ていること)海外の強いチームとやるのは、日本では経験できないことがある。社会人と一緒にやることも自分にプラスになるし、良い経験になると思う。
権丈
前半3試合を0点に抑えました)今年のテーマが、ディフェンディングラグビーなので、0点に抑えているのは評価すべき点だと思います。(今後の課題は)セットプレーですね。FWでいいボールをBKに供給できるようにしたい。BKは良いプレイヤーが揃ってますので。(ラインアウトの精度については)今日は相手の反則もあったんですけど、まだ(ラインアウト)モールで取りきれないです。セットプレーでもっと圧倒したいです。
笠原
(途中からの出場になったが)東条の代わりということで、激しさを押し出してプレーした。(途中出場組が持ち味を出せた試合だったと思うが)前半で早大の流れになっていて、後半が、というよりも全体としてよかった。(大差の試合になったが集中力の面では)0点に押さえたことはよかった。(ターンオーバーを意識して臨んだようだが)ラッシュのところの見極めを重視した。個人的には行かないところと、行くところの判断をテーマとしていた。(先週の三洋電機との合同練習から生きた部分は)モールとかできっちり取り切れなかった。そこを意識して練習してきた。ある程度の成果は出たと思う。(個人としては2トライ。出来は)オフェンスよりもディフェンスに意識を置いていたが、タックルを交わされた部分もあった。まだまだです。(スタメン奪取に向けてどういう部分が必要になるか)東条以上のパフォーマンスですね。(対抗戦も前半が終了。後半に向けて課題は)チームとしては、一試合、一試合の反省をして、改めて修正していきたい。
村田
(公式戦初トライですが)びっくりしました。自分でも。先輩があそこまで頑張ってくれたからだと思います。(途中出場でしたが、自身としていいプレーができたと思いますか)いや、全然まだまだ課題が多いんで。スタンドとしての当たり前のプレーをしただけです。(曽我部さんとポジションチェンジしての出場ですが、あのシステムはやってみてどうでしたか)曽我部さんが外から声を出してくれたんで、やりやすかったです。自分が遠慮したら向こうも遠慮するんで、自分から(声を)出していかないと。
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