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| 大学選手権1回戦 対立命大 12月18日 東京・秩父宮ラグビー場 |


大学選手権最多タイ得点で立命大に圧勝

大寒波の中、半袖のアカクロを着てピッチに立ったワセダの選手たち。1回戦ながらメンバーを落とさずベスト布陣で臨み、完封かつ100点ゲームで幸先の良いスタートを切った。
序盤から良いリズムで試合を展開していくワセダは6分にFB五郎丸歩(スポ2)のトライで大量得点の口火を切ると、そこから怒とうの攻撃を仕掛ける。華麗なパスワークと個人の突破から次々にトライを量産。39分にはSO曽我部佳憲(教3)がトリッキーなフェイントで巧みに相手をかわしCTB池上真介(人4)に絶妙のパスを送ると、これを池上が右サイドを駆け上がってトライし67-0。自陣に攻め込まれた場面はわずか1回、前半終了時点とは思えない得点差でハーフタイムに入った。
前半のスコアを受けて100点越えに期待がかかる後半、開始1分に早くも池上がこの日自身3本目となるトライを奪う。後半開始から4人メンバーを代えた早大はフレッシュな力で、一方的に試合を進める。守備の面でも相手を一発で確実に倒すWTB菅野朋幸(人3)のタックルなど、安定したプレーを見せる。後半31分、ロック内橋徹(政経4)がモールから出されたボールをトライし、得点は遂に大台の3ケタに。相手に一時退場者が出るとワセダは数的優位を活かして立て続けに3トライを奪取。これらのゴールを全て成功させ圧巻の126-0でノーサイドの笛が吹かれた。
終始ワセダペースでスコア通り「ケタ違い」の強さを見せたこの試合。しかしもっと得点を挙げられたのも事実である。チャンスを確実に得点に結び付けるためにはパスやノックオンなどの小さなミスを減らしていかなければいけない。次戦、今季3度目の早慶戦に向けて「対抗戦の時以上の試合をしたい」とSH矢富勇毅(スポ3)は言う。54-0の前回の試合を上回るには零封が必須。大学選手権2戦連続の完封勝利に向けて、そしてその先の選手権連覇へ、ワセダの勢いは止まらない。
(大倉麻美)
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| 早大 |
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立命大 |
| 前半 |
後半 |
前半 |
後半 |
| 11 |
9 |
T |
0 |
0 |
| 6 |
7 |
G |
0 |
0 |
| 0 |
0 |
P |
0 |
0 |
| 67 |
59 |
得点 |
0 |
0 |
| 126 |
総得点 |
0 |
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早大出場メンバー
1前田航平(人4)→瀧澤直(理工1)、2青木佑輔(教4)→種本直人(スポ3)、3畠山健介(スポ2)、4内橋徹(政経4)、5後藤彰友(理工3)→寺廻健太(教2)、6豊田将万(スポ1)、7松本允(人4)→東条雄介(教3)、8佐々木隆道(人4)、9矢富勇毅(スポ3)→三井大祐(教3)、10曽我部佳憲(教3)、11勝田譲(人4)、12池上真介(人4)、13今村雄太(スポ3)→谷口拓郎(人3)、14菅野朋幸(人3)、15五郎丸歩(スポ2)→高橋銀太郎(人4)
◆コメント
清宮監督
選手権に入って、本当の力を出すときが来た。決勝まで4試合、早慶戦、早明戦といいカタチで来たので、絶対に落とすことなく戦うことが今日のテーマだった。そのような内容で、シャットアウトできて、大変いいと思う。(立命大コーチ・シェルフォード氏が「今年も連覇するだろうと感じる」と早大のことを称えたことについて)我々世代にとっては、ニュージーランドが一番強いときの選手。それだけに、連覇間違いないと言っていただけたことは嬉しい。他競技場の結果が気になりますね(笑)(今日に向けた練習は?)今日は、ワセダがやるべきことを選手たちが把握した結果。今日みたいなゲームは春にはできなくて、春は同じ得点を取れたとしても10点、20点(相手に)取られたと思う。それがチームの成長。(慶大は)前回通用しなかったことを対策を練ってくるはず。ワセダとしてはそこをそうさせない。
佐々木主将
チームの目標は入りで先手を取ろうと言っていたので、全ての面で先手を取れたという意味ではいい試合だった。選手権でも試合そのものでも、ファーストが肝心だと。ここで緩んだら関東(学院大)にスキを見せてしまう、絶対に見せるなと言い続けました。ただ、後半はミスが多くなって、自分たちのカタチを崩してしまった。またパスミスやノックオンなど、ミスが多くて。もう一回やり直さないと、これが慶応相手だと流れをなくしてしまう。1週間気を引き締めて、慶応戦に臨みたい。伝統の早慶戦をもう一回できる嬉しさをかみ締めながら、出るメンバーはまだ決まってないけど、プライドを持って『ULTIMATE CRUSH』を体現したい。圧倒して勝たないといけない。(立命大には高校時代を共に過ごした選手も多いですが)特に意識することなく、ワセダとしてしっかり戦おうと。(完封ですが、ディフェンスは?)満足はしていない。当たり前。もっとできるはずです。(ただ、ミスが出ても記録に残る一線は越えない、実際に失点しないのがここ3試合の特徴です)そうですね、こぼれ球の反応がかなり良いです。(主将として、選手権に入り気持ちの変化はありますか?)1試合1試合、何も無駄にできない。1回戦でも、異様に緊張したり。どれだけやっても緊張はするけど、試合に入るときはいい感じで入れました。実際に試合になると気持ちが前へ出すぎて、今日は自分の深さじゃなかったけど、そこは次回修正して臨みたい。
青木副将
(いいスタートがきれましたね)よかったです。ラインアウト、1本目ミスしちゃったんですけど。風が強かったのでいろいろ考えちゃって。(後半、外から見ててどうでしたか?)危なげなく。前半からペナルティが多かったのでそこだけ。オフサイドは直ったし。(チームの雰囲気は?)負けたら引退という気持ちで戦った。いい形でスタートが切れたと思います。(ご自身の調子はいかがですか?)いいです。今日は後ろについていたのばっかりで、いいところでボールがもらえなかった。もっとボール持って走りたかったです。(次の慶大戦に向けて意気込みを)この間よりもっとやって、もうワセダとはやりたくないと言わせるぐらいやってやりたいです。
畠山
(今日の試合のテーマとそれに対する自分の評価は)前半は(気持ちが)浮くことが多いので、しっかり立ち上がりから強くいこうというのがテーマだったんですが、前半から徹底的にいけたと思います。リザーブのメンバーが全員入った後半も、勢いを弱めることなく前半と同じぐらい得点できたのが良かったと思います。(大会タイ記録となったスコアについては)126点獲ったということよりも、0点に抑えたのが良かったと思います。対抗戦の序盤は後半に気持ちが切れて失点することが多かったのですが、早慶戦、早明戦といいゲームができていたので、今日もその勢いを殺さず無失点に抑えることができました。(最近の活躍で周囲の注目も高まっていますが)プレーで注目されることはとても光栄です。でも、ワセダはBKのチームなので、自分は派手なプレーで目立つのではなく、ワセダらしい縁の下の力持ち的なプレーで存在感を出していきたいです。(次の早慶戦に向けて)京産大との接戦を制したということで勢いに乗っていると思います。対抗戦で完封したことも過去の話です。気を引き締めて自分たちのラグビーをし、観に来て頂いた方々に僕たちから(勝利という)クリスマスプレゼントをしたいと思います。
内橋
(選手権が始まりましたが)そうですね。始まったと言うよりも終わりが近づいてきたなと実感しています。負けたら終わりなんで。(選手権最多得点でした)そうなんですか。嬉しいです。チーム全体が緩むことないように出来た結果だと思う。(ご自身もビッグゲインを何度かされました)たまたまです(笑)(ラインアウトは?)問題なく出来ました。でも、1本目は風があったのでミスをしてしまいました。(ディフェンスはいかがでしたか?)全員の意識統一がしっかり出来ていて、みんなのやりたいことが同じだったのでスムーズにいった。(次回はまた早慶戦となりました)やっぱり慶応は意識するチーム。前より圧倒して勝ちたい。
豊田
(試合を振り返って)走りまくったからきつかった。シーズンが始まってから負けちゃいけないという意識、0点へのこだわりをもってやってきたことが完封勝利につながったと思う。(トライを3つ挙げました)たまたま。フォローついていいところでもらった。がんばって走った結果です。(ラインアウトがよかったですが)相手が研究してなかったので。(立命大の印象は)最初見たとき大きくてどうしようと思ったが、うまくプレーできたと思う。(今日の調子は)木曜に風邪をひいて練習できなかった日もあったが、体調も直ってちゃんとできた。相手のタックルで簡単に倒れないプレーをするようにしている。(課題は)もっともっとタックル、トライ数を増やしたい。(慶大戦に向けて)前はチームの出来はよかったが、自身の出来はあまりよくなかったのでがんばりたい。
松本
(今日の試合は)ここから先は負けたら終わりなんで、抜くことなくやるをテーマにしてやっていた。そういった面では満足です。(ご自身の出来は)今日は久しぶりにトライも取れたし、豊田もよくやってくれて、それ見て自分の仕事もできた。(トライ狙ってましたよね?)そうですね、FWサイド空いてたから勝負していこうと思ってたんで。自分のやりたいこととチームのやらなきゃいけないことがリンクしてきているんで、上がってきてます。(完封ですが)ねばりのある試合をしなければと言っていて、今季はディフェンスでしのぐことをテーマにしてきたから、ここ最近はノートライのゲームが続いていたし、価値のあることです。自分たちはディフェンスでねばってねばって点を取りたいから、100点取れたことよりも完封したことの方がうれしいですね。(126点は過去最高タイ)すごいっすね(笑)、でもそれも手を抜かないというテーマがつながった結果だから、喜びたいと思います。(次は早慶戦になりますね)慶応は意地で(1回戦を)勝ってきたと思うけど、前回の早慶戦以上に圧倒します。立ち止まるつもりはないし、今以上にパフォーマンスを上げていきたいと思う。
矢富
スコアの通りだけど、相手は思ってたよりは強くなかった。今日は早い時間帯に自分が交代させられるっていうのは分かってたんで積極的にいこうと思ってやった結果があのトライにつながった。いいリズムで試合ができていたし、FWもBKもいいパスを出してくれていた。そういう他の人たちのおかげで自分も上手く突破が図れた。完勝したわけだけど、もちろん課題もある。序盤はファーストプレイでのミスが目立ったし、BKもトライがとれるところで落としたりしてて、後半もぽろぽろミスがあった。80分を通してそういったミスを少なくしていかなきゃいけない。次は早慶戦だけど、こないだの対抗戦の時以上の試合をしたい。それが次につながるような内容の試合にしたいです。
曽我部
(今日の試合を振り返って)まんべんなくトライを取れたし、0点に抑えられたのは良かったです。隆道さんが引っ張ってくれて、ついていった結果です。(立命大には啓光学園高出身の選手も多いですが)先輩がトイメンで、高校時代は先輩はCTBだったんですが、キックもパスもうまい選手なので気をひきしめていきました。(早明戦後はどのような調整を?)早明戦のような戦い方が合ってると思うので、チームとしては、まずはFWで崩せるようにしました。BKはミスをしないこと、BKだけで球出しをできるようにやってきました。(今日出た課題などは?)もっとBKのミスを減らすことをチームとして統一することです。 (2回戦の慶大戦に向けて)一度は完勝してますが、何が起こるか分からないので、気を引き締めていきたいです。
勝田
(今日の試合を振り替えって)納得したことができて、それが完封、高得点につながったと思う。相手どうこうというよりあと4つしかないという気持ちでやった。早明戦の時の集中力を持続させなければ意味がない。(どういう試合の入り方をしたか?)先手先手でいこう、と。1対1の強さを見せ付ける、基本的な部分で圧倒しよう、と。(自分の出来は?)全然だった。菅野は好調だし、小吹(和也=人4)と首藤(甲子郎=スポ3)も復帰してくる。もっとアピールしたかったが、スピードで振り切れなかった。(次は早慶戦となりましたが)1回勝ってるので負けるわけがない。これからは相手がうちらに対していろいろ仕掛けてくるので、それをすべてアルティメットしていきたい。
池上
今日は最初から、早慶戦、早明戦とやってきた勢いがあって、1回戦ということで力差のある、格下との対戦でしたけど、自分らが停滞するんじゃなくて、突き抜けていこうということで臨んでいました。(完封という点は評価できますね?)今までだったら、前半に大差をつけて攻めていても、後半多少力を抜いてしまったりして、1トライとられたりして、リズムが遅くなったりしていたと思うんですけど、今日は気を緩めることなく出来ていて、最後の最後まで出来ていた。次につながったと思うし、そういう後半の後半まで切れない気持ちの試合を経験できたのが、最後の最後に生きてくると思います。今日からいいスタートって感じですね。(2、3本目は自らアタックしていきました)でも、やっぱりBKの流れの中というより、流れが滞って、相手が油断しているところで僕が抜けているって感じで、BKらしい取り方が出来ていないんですよ。BKで外に外にっていってる時にスペースが空いたら自分が行くっていう…。偶発的なトライじゃなくて、なるべくしてなったトライがいいですね。(スイープ、タックルでも良い面はありましたが…ミスがあった)そうですね(苦笑)今日は良い面もあったけど、ミスがあって、試合が続いてきていて、原因はわかってきているんで、そこは修正します。(今日の試合を振り返って次につながる部分は?)FWが行って、BKがチャンスをもらって外にトライを取りに行く場面で、今日とか取れてはいるけれど…うまくいってないんですよ。この先のことを考えていくと、少ないチャンスを確実にものにしないといけないので。
菅野
(2年振りの選手権出場で3トライは)うれしかった。負けたら終わりなんで緊張しましたが。(ゲイン場面を多く作ったが)前を向いたら突っ走るという感じです。ただ課題もあった。後半のキャッチミス。取りたかったですね。次はしっかりやりたい。(早明戦後は)早慶戦、早明戦の集中力、いいムードを継続することを意識しました。(次への意気込みは)慶大も対応してくると思うが、受けるのではなくいいゲームをしたい。がんばります。
五郎丸
今日は相手をはがしに行くスピードだとか、一番こだわらないといけないところができなかった。周りを生かすという点ではよかったけど、コンタクトはもっといかないと。(キックの決定力は)風が強かったのと、ダレていた。点差は開いていたし、甘さが出てしまった。(大会記録について)知らなかった。ますます自分のキックが決まっていればよかったですね…。正面のキックを外したのは、間違いなく調子に乗っていました。(交替は)最初から替わる予定でした。(チームの様子は)早慶戦から気持ちを切り替えて、チーム一丸となってやっていけてる。1回戦だけじゃなく、これから先もしっかり目標があるので、試合をやっている以上はスキを見せないで戦いたい。
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