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早明戦展望 アカクロの砦VS紫紺の弾丸

巨大な砦に重戦車の攻撃は効くのか!? 慶大を零封し、対抗戦5連覇を決めた早大が次に迎え撃つは明大。早大有利に試合が進むことが予想されるが、対抗戦トライ王へ爆進中の明大・濱島をいかに止めるかがカギとなる。そのカギは早大陣地最後の砦・FB五郎丸歩(スポ2)に懸かっている。
早慶戦で慶大を0点に抑え、守備力の高さを証明した早大。また、後半だけで6トライを奪うなどアタックでの強さも改めて見せた。その両面で輝いていたのが五郎丸だ。今春、大学生にして早くも桜のジャージーに袖を通した早大の“砦”は、2試合ぶりの試合出場を感じさせないプレーで2トライの活躍。ディフェンスでも自分より後ろに慶大選手を通すことはなかった。
その“砦”に明大の“弾丸”が放たれる。ここまで13トライと対抗戦トライ王へ独走中のエースWTB濱島だ。その群を抜くスピードと高い決定力は明大の得点源でありチームを勢いづける。またトライ王だけでなく対抗戦得点王をも狙える位置にいる。果たして、早大ディフェンスは濱島を止めることができるのか。五郎丸が抜かれた時が、砦の崩壊が始まる瞬間となる。
今回の早明戦で勝利すれば、「対抗戦5連覇」が「史上初の対抗戦全勝5連覇」となり、より偉大な記録となって歴史に名を刻むことになる。しかし、チームの目標は「打倒トップリーグ」。伝統の一戦も目標への過程にしかすぎないのか。それとも明大が歴史を止めるのか。12月4日、注目の一戦が今始まる。
(杉渕敦)

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