記事一覧
速報掲示板
お知らせ
定期購読
wasedasports.com
>
ラグビー
> 秋季練習試合
▽
記事一覧
▽
速報掲示板
▽
野球
▽
ラグビー
▽
陸上競技
▽
サッカー
▽
アメフト
▽
スケート
▽
卓球
▽
その他の競技
▽
特集
読者アンケート
お名前
メールアドレス
コメント
ご意見ご感想ご要望など、ご自由にお書き下さい。
秋季練習試合 対東芝府中
10月10日 東京・東芝府中グラウンド
トップリーグ首位チームに完敗、『佐々木組』初黒星
「ショックです」。清宮克幸監督(平2教卒)の言葉が全てを凝縮している。関東大学対抗戦只中に行われた東芝府中との練習試合、早大は前半1トライ差で折り返すも後半突き放され、最終スコアは17―67。一昨年春の関東学院大戦(14―75)以来初めて、50点差をつけられての大敗となった。
自信があった。9分、右ゴール前のラインアウトからのドライビングモール。昨季の『史上最強FW』を継ぎ、今季のこだわりでもある自信のモールで先制した。しかし2分後には追いつかれ、19分に逆転。Bチームとはいえ、昨季のトップリーグ覇者が易々と主導権を譲るはずなどない。だが、それでも自信があった。28分、再び同じ位置のラインアウトからモールを押し、同点。すぐさま反撃を許すも、10―17で前半を折り返す。シーソーゲームの末の1トライ差。自信を失うはずなどない。後半も開始直後に先制を許した後の9分、ターンオーバーから五郎丸歩(スポ2)がゲイン。SH矢富勇毅(スポ3)からSO曽我部佳憲(教3)に渡ると、右サイドを走る菅野朋幸(人3)へ得意のロングパス。菅野がサイドで一人交わして切れ込むと、ゴール前に詰めてきた相手選手も振り払い、雨に芝を濡らすインゴールへと倒れこんだ。再び1トライ差。いける――。
しかし、あくまでも敵はトップリーグ覇者だったのだ。強く、かつ巧い。春、夏とことごとく相手を粉砕し続けた早大の姿は、サイドを変えて見ればこう映るのか。ファーストタックルで狙っても、仕留めきれなければ2人目が追いつかず、東芝の鮮やかなトライロードを演出してしまう。これで止まらないならどうすれば良いのか。これで止められてしまうならどうすればいいのか。「どこに行っても止められて、周りを見ないでどんどん行ってしまったから、修正もできずに終わってしまった」(フッカー青木佑輔=教4)。早大が自陣で時を止めているうち、敵は7つものトライを積み上げた。17―67。言い訳しようのない完敗だった。
「コンタクトレベルの違いを痛感した」と清宮監督。肌を合わせた選手たちの身体に刻まれたものは、思いのほか具現化した大きな差だった。逆に、通用するとわかった部分もある。「スクラムとモールは自信にしていいと思う」(佐々木隆道主将=人4)。昨季の慶大主将で、フッカーとしてフル出場した猪口(東芝)も「スクラムはうまく組んできて、ラインアウトモールも2本取られたし、セットプレーはワセダの武器になると思う」と太鼓判を押す。この日持ち帰ったものは、空想では決して得ることのできない実感、悔しさ、敗戦という現実。対抗戦残り5試合、大学選手権連覇まで4試合。「常にひたむきでないと、いざというとき勝てない」(佐々木)。無駄な試合などない、甘んじる場所などない。初めての敗戦は、歴史を変えるその日に語られる、『佐々木組』の原点――。
(青崎未来)
早大
東芝府中
前半
後半
前半
後半
2
1
T
3
8
0
1
G
1
5
0
0
P
0
0
10
7
得点
17
50
17
総得点
67
早大出場メンバー
1前田航平(人4)→
市村茂展(理工4)
、2青木佑輔(教4)、3畠山健介(スポ2)、4権丈太郎(スポ2)、5後藤彰友(理工3)→
百合洋(理工4)
、6豊田将万(スポ1)、7松本允(人4)→
東条雄介(教3)
、8佐々木隆道(人4)、9矢富勇毅(スポ3)→
茂木隼人(教3)
、10曽我部佳憲(教3)→
高橋銀太郎(人4)
、11首藤甲子郎(スポ3)、12須藤明洋(スポ3)→
三角公志(人4)
、13池上真介(人4)、14菅野朋幸(人3)、15五郎丸歩(スポ2)
◆コメント
清宮監督
ショックです。コンタクトレベルの違いを痛感した。この差はひとつひとつの積み重ねで、ちょっとずつ詰めていくしかない。個々の差があっても勝てるチームをつくっていかないとダメなんだとわかった。
佐々木主将
この試合のことは僕らも10月のヤマとしてとらえていた。BK(バックス)がここまでプレッシャーがかかるとは思っていなくて、後半も前半くらいにできると踏んでいたのに、自分たちでペナルティ犯したり相手にボールを渡したり。逆に相手はしっかりキックオフからモールを作って、そこで僕らがペナルティして、簡単に自陣に入ってきた。(打倒トップリーグは達成できる目標?)ここから伸びていければ絶対出来る。今日も、サントリー(との合同練習)でも感じました。(逆にワセダがこだわる点は?)相手に対して低いプレーをすること。一人一人の激しさが自分たちのアイデンティティ。そこがあって、初めて試合になる。モールは相当やらないと押せないと思いました。モールでは勝つ、スクラムも押すと決めていたので、カタチはどうあれチャレンジしていったことに価値があると思うし、モールもスクラムも、もっと押されると思っていた。スクラムとモールは自信にしていいと思う。(接点は?)相手は2人でいい仕事をしているところで、うちは4人使っていた。ひとりひとりで勝っていける、精度高いブレイクダウンが必要。今は前に出ているけど、精度の高いブレイクダウンじゃない。東芝みたいに、ひとりひとりゲインを切っていけるチームにしたい。今日思ったのは、常にひたむきでないといざというとき勝てないということ。今日を終えて、日体大戦もひたむきにいけると思う。
青木副将
久しぶりの試合だったので入りは調子がおかしかった。意識の低いプレーが続いた。(トップリーグチームと対戦して)疲労感がすごい。学生相手なら1発で止められるところが止められない。倒れないプレーをしてくる。1人倒すのに何人もかかって、モールを止めるのにも向こうより人数が要った。いいタックルをしてもうまくつながれて、当たりもスキルも違うなと感じた。相手のシステムに対応できなかった。どこに行っても止められて、周りを見ないでどんどん行ってしまったから、修正もできずに終わってしまった。(ラインアウトの出来は?)今日はそんな悪くなかった。サインも良かった。ただ1本大事なところでのサインミスがあって、トライにつながれたところがあったのでもったいなかった。(今週末の試合に向けて)今日これだけ叩かれて、ここで変わらないやつはいないと思う。今日は成長するためのゲームだった。この負けを生かしたい。
豊田
言われたこと、やろうとしたことが半々しかできなかった。課題が残った試合だったと思う。(課題とは)もっとボールを多く持って忠実に攻めたかった。だが持てなかった。(FWで押し込まれたが)相手は体が大きいし、それをフルに使ってきた。誰も手を抜いていなかった。拮抗した展開で、当たり負けすると、相手に波に飲まれてしまう。いかに止めるかだと思う。(セットプレーでは)ラインアウトでのモールを押される場面があった。(ディフェンスを)できるのに、何もしていなかった。(トップとの違いは)意識だと思う。
曽我部
負けてしまってこんなことをいうのも悪いんですが、楽しかったです。良い経験になったし、すごく充実した試合になった。(後半7トライ獲られましたが?)そんなにとられたんですか?社会人は強いと感じました。だんだんコンタクトが響いてくる。(一人ひとりの強さが目立ちましたね?)個人個人の強さはすごかった。うまさとかの面では負けてるとは思ってないんですけど、コンタクトの強さが出たと思います。(今日の試合は学生の試合と違う点はありました?)どの試合も緊張感を保たなきゃ駄目なんですけど、今シーズンで一番緊張を保てて臨めたと思います。(BKの調子はどうでした?)今日は雨でハンドリングが悪かったんですけど、良い感じにはなってきている。もっと僕が勉強して、みんなを生かせるようにしたい。(今日良かったプレーはあるか?)ないんですよね。パスしないといけない場面でできなかったり、良いプレーはなかったですね。ほとんど反省ばかりです。(これから課題になることは?)もっとSOとしての勉強をして、このチームの役に立てるようにしたいです。あと、やっぱり(スタメンに)残りたい。日々勉強です。(今日は途中交代でしたが?)今日は入る時点でずっと出るな、とは考えてなかったです。シーズンの最後にはフルで出たいですね。
三角
強かった。コンタクトが全然違う。学生じゃ絶対体験できないレベルだったので、いい経験になった。BKは外国人選手がもう段違いのレベル。(久しぶりの試合出場でしたが)2ヶ月ぶりくらい。試合勘がまだ全然戻ってないのでダメだった。これから徐々に上げていきたい。(CTBは激戦区ですが)谷口、須藤、池上、今村。みんな強い。よき仲間でありライバルってやつですね。でも負けられないので、頑張りたい。
菅野
ディフェンスがダメ。足を引っ張ってしまったし、迷惑をかけてしまった。(ディフェンスの面で)指摘されることもあった。(学生との違いは)コンタクトが違った。(後半離されたが)自分のディフェンスの悪さが出てしまった。(トライもありました)前半いい形でボールがもらえなかったので、後半は欲しいタイミングでボールがもらいたかった。(ポジション争いは激しいが)出られるように。出たらトライを取りたい。
五郎丸
コンタクトは強かった。裏を抜けても圧力がしっかりとあった。今日はいつものプレーはしていた。開始直後は良い状態だった。今日の試合は対社会人だったので、ワセダのゲーム展開は出来なかった。(これからの課題は?)対社会人ということでラスト20分だったり、後半の精度という面で、もっと精度を上げていかないといけないと思う。
※掲載にご協力いただいた東芝府中ラグビー部の皆さま、日本ラグビーフットボール協会の皆さまに厚く御礼申し上げます。
★早稲田スポーツでは、関東大学対抗戦を速報しています。ぜひご覧ください。
ラグビー専用速報掲示板は
こちら
(携帯はこちら:http://www.wasedasports.com/nicky2/nicky.cgi)
wasedasports.comに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。
すべての著作権は早稲田スポーツ新聞会に帰属します。
なお学校長期休暇中のお問い合わせには応じられませんのでご了承をお願いします。
(c)2001-2008,waseda sports press