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対抗戦 対立大
9月25日 北海道・札幌月寒屋外競技場(月寒ラグビー場)
対抗戦開幕、初戦完封逃し立大に78―10
関東大学対抗戦(対抗戦)優勝、そして大学日本一にむけての第一歩は北の大地で踏みしめられた。最低気温は10度前後とすっかり秋の陽気の札幌も、この日は真夏並みの暑さがワセダを歓迎した。対抗戦、初戦の相手は立大。Bチームの選手を始め1、2年生を中心とした若いチームで臨んだだけに、課題は残るが78−10とワセダが大差をつけて快勝した。
開始2分、WTB若野祥大(スポ3)のトライで先制。その後、ワセダのトライ量産劇が見られるかと思いきや、たびたび立大に突破を許し、主導権を握りきれない。この日外からチームを見守った佐々木隆道主将(人4)も「試合の流れをつかむ肝となる部分でミスが多く、乗り切れなかった」と振り返る。前半終了間際には立大にトライも与え、試合を折り返した。ハーフタイムにはフランカー東条雄介(教3)が声を張り上げてチームに訴えかける場面も。この試合、ピッチでは東条、ロック百合洋(理工4)の声がよく響いていた。
後半、SO曽我部佳憲(教3)の出場には場内からも拍手がわき起こった。曽我部は自ら1トライを決め、終盤の立て続けのトライを演出した。この日ワセダがテーマにしていたターンオーバーに関しては、指揮官・清宮克幸監督(平2教卒)も「今日はターンオーバーしてこいと言って、7・8本あったのでこだわれたかと」と上々の評価だ。
「優勝するためには今日のメンバーも必要になってくる。僕も頑張っていきたい」と語ったのは東条。Bチームの選手も交えて戦う前半戦は、どの選手にとっても大きなアピールチャンスだ。フル出場したFB五郎丸歩(スポ2)は「意思統一できてない。誰が入っても同じプレー、同じレベルでできるチームになりたい」とやや厳しいコメントを残したが、すべては早大ラグビー蹴球部が描く目標達成のため。北の大地でスタートした対抗戦、各々が、そしてチームが、まさに試されている。
(増田 仁)
★主将が人生初のウォーターボーイ!
この試合では、帯同した佐々木隆道主将(人4)がウォーターボーイ(給水係)を務めた。前日チームドクターに「いいリハビリになるから」と勧められたことがきっかけだが、実は公式戦で務めたことは「生まれてこの方なかった」と言う。機敏に給水しながらもチームを鼓舞する、何とも頼もしいウォーターボーイの姿が新鮮だった。
早大
立大
前半
後半
前半
後半
5
7
T
1
1
3
6
G
0
0
0
0
P
0
0
31
47
得点
5
5
78
総得点
10
早大出場メンバー
1瀧澤 直(理工1)、2臼井陽亮(スポ2)、3橋本樹(スポ1)→
市村茂展(理工4)
、4森山 健(一文2)、5百合洋(理工4)、6東条雄介(教3)、7松田純平(政経2)→
関 卓真(教3)
、8豊田将万(スポ1)→
小峰徹也(スポ1)
、9矢富勇毅(スポ3)→
茂木隼人(教3)
、10久木元孝成(人4)→
曽我部佳憲(教3)
、11三原拓郎(商2)、12池上真介(人4)、13谷口拓郎(人3)、14若野祥大(スポ3)→
須藤明洋(スポ3)
、15五郎丸歩(スポ2)
◆コメント
清宮監督
立大はある部分にこだわってくるので、てこずるかもとは思ってはいた。今日はターンオーバーしてこいと言って、7・8本あったのでこだわれたかと。まだ平均レベルで高いプレーが出来ない。ミスをしてもそのミスを広げない能力が必要。今日は1.5軍で、(Aチームと)差はあるけどよくやったと思う。素晴らしいグラウンドで、北海道とは思えない暑さで(笑)、いいスタートが切れた。
佐々木主将
(外から試合を見て)試合の流れをつかむ肝となる部分でミスが多く、乗り切れなかった。(昨季は完封した初戦で2トライ許しましたが)自分たちのミスからその後の反応が遅くて、相手に拾われてターンオーバーされて。ミスしたプレーヤーがミスした時点で止めている。昨季はそういうプレーはなく、(内藤)慎平(平17人卒)さんなんかはそういうところで厳しかった。(豊田選手のNO・8は練習では試している?)やってないです。僕が一昨日ケガしちゃって。(小峰選手は)ずっとやってる分だけ、スクラム近辺ではよかった。二人とも1年生なんで、まだどっちがいいとかは言えないですけど。(サントリーとの練習もありますが)サントリーは僕らのターゲット。強い相手に対して自分たちがやろうとしていることは通じるのか、そのポイントにいってできるのか、ポイントにいってもできないのか、確かめることができると思う。(対抗戦での目標)大学選手権に向けていい感じで臨めるように、伝統の2試合もあるし自分たちの自信がしっかりつくれるようにしたい。
瀧澤
(スタメンでフル出場ですが)僕は代わりなんで、代わりじゃなくて出られるように、自分が1番(左プロップ)で出られるようになりたい。(今日のFWは)スクラムはよかったけど、ラインアウトやキックオフでのミスは克服しないと。できていれば、もっと点が取れた。(ディフェンスについて)BKが1発で抜かれてしまったけど、だからFWが関係ないわけではなくFWがもっと内から圧力をかけていくべきだった。(前田選手について)寮もこの前まで同じ部屋だったし、残り半年間も意識してやっていきたい。そしてそれがチームのレベルアップにつながれば。(同じ1年生の豊田選手について)豊田は(Aチームに)定着してきていて、ちょっと上の存在になってしまったけど、まずは追いつくこと。練習でも頼りになる。頼りにしてばっかりじゃだめだけど。
東条
相手に2本取られたし、前半良いテンポでプレー出来ていた訳ではないのですが、後半でFWが前に出て、BKも良い動きが出来て、まだよかった。(メンバーが違ってポジションを試す選手もいましたが?)それぞれが自分の出来ることをやっていた。足りないところはあったんですが、今日のメンバーから一人でも上に上がってくれれば良いと思う。優勝するためには今日のメンバーも必要になってくるし、僕も頑張っていきたい。(前半終了後、試合中と声を出されていましたが?)FWはBKに全然ボールを出せていなかったので、そのことを言っていました。今日のメンバーは3年生が僕だけで、引っ張っていくためにとまとめる意味でも意識的に声を出しました。チームが若いので言えば出来る。考えさせる意味でもあった。(百合選手も声を出していましたね?)百合さんは声もそうですが、体で示すというか。自分から当たっていくので、僕も後ろから声を出してまとめていければと考えていた。1年生はよくやっていたと思います。(今日はターンオーバーをポイントにされていたみたいですが?)マイボールでのターンオーバーはいい感じで出来ていたし、良かったと思いますが、見極めが足りなかった場面もあって、課題ですね。反応が疲れていて遅くなってしまって。(髪を剃られましたが?)はい。坊主にすると気合が入るんで(笑)
須藤
メンバーが違って合わないところもあったんですが、これからもこういう場面はあると思うし、言い訳はしちゃいけないんですけど。(今日は後半から入って3トライですが?)トライ自体は良いトライじゃなかったので。もっとディフェンスとか他のプレーでアピールしたいです。練習の力を出したかったし、後悔が残ります。(アピールしたい点は?)自分のポイントは、倒れないプレーやすれ違いのプレーです。ディフェンスを切るプレーです。(試合中BKはどんなことを話していましたか?)ミスが出ていたんで、軽いプレーをするなということや、あとは細かいことを。いつも通りやることを言っていた。(今日のプレーは後悔が残るんですか?)今日のトライはそんなに意味が無いので納得してないです。
五郎丸
まだ前半・後半の入りの部分でできてなくて、後半最後のようなプレーができない。これから対抗戦が始まって厳しい戦いになると思うので、チーム一丸となってやっていきたい。(昨季は完封した初戦で2トライ許しましたが)その辺が意思統一できてない。誰が入っても同じプレー、同じレベルでできるチームになりたい。ディフェンスの厚み、ターンオーバーされてからの反応など、もっと練習中からミスに厳しくいきたい。(後半プレースキックを曽我部選手が蹴っていましたが)今日は足首を痛めたので、途中から代わってもらった。(Aチームの調子は)今日来てないメンバーは上井草でウェイトやフィットネス、スピードを上げるトレーニングなどしっかりしていると思うので、レベルアップして(試合に)帰ってくると思う。(対抗戦での目標)誰が入っても同じプレーが出来るチームにしたい。ケガ人が出ても崩れない、厚みのあるチームにしていきたい。
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