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早慶レガッタ号 アウトライン

今、あなたの周りにゴミは落ちていませんか?「部屋の乱れは心の乱れ」をテーマにしていたわたしであるが、最近その規模は部屋という自分だけのテリトリーから広がりつつある。
日本は、世界に誇れるものが数多くある素敵な国だと思う。しかし、汚い。どこへ行ってもゴミが落ちている。電車に乗っていても目に付く、自分の飲んだコーヒーの缶を足元に置いてそのまま降りていってしまう人や、新聞や雑誌を網棚の上に置いていく人。わたしはこういった非常識が許せない。
そんな話を母親にしたら、以前自分が電車に乗っているとき、ゴミを放置して帰ろうとした人に対して、「それ、おたくのじゃないですか」と直接注意をした人がいたと言われた。カリスマだ、と思った。そして始動されたプロジェクト。そのカリスマのように堂々と間違えていることは間違えていると言えるようになるために、まず下積みから始めることにした。
といっても要はゴミ拾いなのだが、最近では普段歩いているところ以外にも無駄に電車賃をかけて出向くのも悪くないとさえ思うようになった。そしてそんなことを考えているからか、何故か自分が行くところにはゴミがたくさんあるように感じる。「わたしがこのゴミを拾えば、ここは、東京は、きれいになる」。今はそんな風に一人使命感に追われる毎日だ。
「美しい心は美しい環境から」。自分のため、そして日本のために。今日もわたしは自分で自分に勝手に課した任務を遂行する。
(半田夕紗)

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