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2011年稲門祭 パネルトーク
10月16日 大隈講堂
華麗なるフィギュアの世界を語る
終始和やかなムードで質問に答える中野
早稲田大学のOB、OGが一堂に会して行われた稲門祭。晴天にも恵まれ各地方の稲門会の出店で賑わった。その中のメインイベントとして早大出身の2人のスケーターによるパネルトークが開催された。現在はフジテレビの映画制作部で働く中野友加里(平20人卒=愛知・椙山女学院)と8月に現役引退を決め現在はコーチの夢に向かって歩みだした武田奈也(平23スポ卒=東京・日本橋女学館)だ。現役を辞め第二の人生をスタートさせた2人だからこそ話せる貴重なお話や、学生時代のエピソードで会場は盛り上がりを見せた。
パネルトークはフジテレビにおいて中野の上司でもあり、早稲田大学OB、OGの笠井信輔アナウンサーと森本さやかアナウンサーの司会で進行。冒頭で2人の最も印象に残っている試合の映像が流された。中野は2008年世界選手権で、客席みながスタンディングオべーションに包まれた思い出を語った。「辛いことの方が多いですが、この一瞬のために頑張れる」と世界のトップで戦う厳しさが伝わってきた。武田は、ケガの不安を抱えながらも素晴らしい演技を見せた2007年全日本選手権の様子を見て「今見ても、本当に良く頑張ったなと思います」と引退間際まで怪我に苦しめられた思いを明かした。見ている側からは華やかに映るフィギュアスケートの世界も、厳しい練習の上に成り立っているものだということが分かる。しかし、小さい頃から共に闘ってきた選手同士の交流や演技後に投げ込まれるプレゼントの話題では裏話を披露。「プレゼントは入浴剤が多かったりします。あとは、商品券も」(中野)。男子選手は女性ファンから高価なプレゼントを貰うこともあるようで「あれは羨ましかったね」(武田)と笑いあった。
思い出の地、ワセダに帰ってきた2人
後半は2人のプライベートに迫った。フィギュアスケートの選手は球技が苦手らしく「卓球の福原愛選手(ANA)とバスケの授業を取っていたのですが、成績は愛ちゃんがビリで私が二番目でした(笑)」(武田)とスポーツ選手の意外な一面を暴露した。フィギュアスケーターの素顔を尋ねられると、「奈也ちゃんは見ての通り癒し系」(中野)らしくパネルトークでも天然な発言で何度も会場の笑いを誘った。また、現在スケートは滑っているかと尋ねられ、中野は「何年後かご要望があれば、少し滑るかもしれません」と発言。会場からもリクエストの拍手が起こると、笠井アナウンサーから「じゃあ、フジテレビで将来絶対やりましょう!」と約束が。いつか再び中野の滑る姿が見られるかもしれない。
フィギュアスケートにおいて早大は、数々の名スケーターを輩出してきた。その伝統を引き継いだ2人も「偉大な先輩の名に恥じないように、頑張っていきたい」(武田)と今後の抱負を語りパネルトークは終了。普段見られないスケーターの素顔に触れ、詰めかけた人々も大満足だった。
(記事 梶川菜々子、カメラ 奈良圭)
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