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| 関東学生春季リーグ 4月25日 東京・明大和泉キャンパス体育館 |


強豪に快勝。今季初勝利

今季、ワセダはここまで1分2敗と成績が奮わず、スタートダッシュに失敗してしまった。しかも今回の相手は強豪の筑波大。厳しい展開が予想されたが、攻守共に相手を圧倒し、26−18で快勝を収めた。試合後、岸部敬主将(スポ4)が「単純に嬉しいです」と語るように、待ちに待った今季初勝利だった。
試合序盤、ワセダはここまで3戦の悪い流れを引きずるかのように劣勢に立たされる。オフェンス面ではパスミスや相手GKの好セーブなどでリズムをつかむことができない。その影響はディフェンス面にも及び、あっという間に4連続失点を許してしまう。しかし、この一気にワンサイドゲームにもなり得る展開を食い止めたのはGKの熱田翔(スポ4)だった。気迫あふれるセーブを連発し、乗り切れないオフェンス陣を鼓舞する。すると18分、ルーキーの山田隼也(スポ1)がこれに応える。9mメートルライン付近から放たれた豪快なシュートが決まり、これを皮切りに流れは一気にワセダに傾く。この直後、エースの藤本純季(教4)などが次々に得点を挙げ、21分には逆転に成功する。その後も得意の速攻から得点を重ね、11−9で前半を折り返す。
後半、ワセダは終始、試合の主導権を握る。開始早々に2分間退場者を出し、筑波大に逆転を許すもののすぐに再逆転。その後は、運動量豊富な野間祐希(スポ3)を中心としたディフェンスが光り、相手の攻撃を幾度となくはね返す。すると「ディフェンスを軸にリズムを作れました」(熊谷昂=スポ2)と語るように、良い流れはオフェンスにも伝播する。中盤には5連続得点を決めるなど大量点を獲得。終盤も足を止めることなく攻撃を展開し、8点の大差をつけ試合終了。待望の今季初勝利を手にした。
今回の試合では非常に大きな収穫があった。粘り強く守って、速攻で得点を挙げるというワセダのスタイルを随所に見ることができた。岸部主将も「自分たちの得意なプレーができた」と言うように、選手達も手応え十分だ。リーグ戦は残り5戦。得意のスタイルを貫くことが今後のリーグ戦の躍進のカギになるであろう。
(記事 真下信幸)
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関東学生春季リーグ |
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早大
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26
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11−9
15−9
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18
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筑波大
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【スタメン】
GK 熱田 翔(スポ4)
CP 岸部 敬(スポ4)
CP 仁平昌利(スポ4)
CP 前里亮太(スポ4)
CP 熊谷 昴(スポ2)
CP 牧山仁志(スポ2)
CP 山田卓也(スポ1)
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◆コメント
大城章監督(平18人卒)
(監督就任後初勝利おめでとうございます)ありがとうございます!やっと勝てました。(きょうの試合はどういう気持ちで臨んだか)とにかく勝つということが第一ですよね。どんな試合してでもいいので勝とうというのがチームの目標であったのですけど、いままでの3試合は練習でやってきたことができなかったのが敗因だと思っていました。きょうはミスしても取り返すことができていたので選手たちは焦らずにプレーするよう心がけていましたね。それが一番大きかったですね。(この1週間はどのようなことを念頭に練習してきたか)この前の日大戦の引き分けは最後の5分間以外は自分たちのペースだったので、それに関しては問題なく、最後の5分間があわててしまったねと選手たちには話しました。先週の試合後2日間はオフにして選手たちだけで話し合う時間を設けて改善点を明らかにし、筑波がどういう攻めをしてくるか、どこが穴なのかを考えた1週間でした。(相手の守りを崩せた要因は)相手のDFがどういう形であるかとかにとらわれず、とにかく自分たちの攻めが表現できたのが大きかったですね。(次の試合に向けて)きょう勝ったので気持ち的にやっとこれから始まるという雰囲気になれたので、相手がどことか関係なく、とにかく自分たちの練習やってきたプレーや約束事などをやっていくだけですね。
岸部主将
(今季初勝利です)やっぱり単純に嬉しいです。前の3戦で勝てなくて、みんな苦しくて悩んでいてフラストレーションがたまっていました。きょう
は、みんなで一致団結して結果をだそうって言っていたので、それが現実できて本当にいい試合だったと思います。(前回までよりチームワークがよかったようにみえました)そうですね。上手くいかないことがあると、みんなから意見がでるのですけど、それを言いっぱなしにはしないで、じゃあこうしようって僕が繋ぎ役になってやっていけたと思います。みんなで集まって1試合1試合頑張っていこうって話し合ったりもしました。きょうは相手が筑波大で強豪だったので、とにかく一致団結して勝とうっていう気持ちの入った試合ができたので、そういうところもポイントになってきたかなって思います。(ディフェンス同士で声かけするなど、まとまっていました)僕はまんなかにいるので、どういうときでもしっかり声かけするようにしています。みんなが安心してプレーできるように、次はああしよう、あいつを見ろ、と声をかけていました。僕が自信を持って声をかけることで、みんなも自信を持ってやっていけるよう心がけています。きょうの試合ではそういうコミュニケーションもうまくいったかなと思いました。(後半はすごく勢いに乗っていました)僕らのチームは守って速攻っていうスタイルで、きょうはそれができたと思います。自分たちの得意なプレーができたのでそこからリズムができて、どんどん流れに乗っていくのを感じました。この新チームができてから、守って速攻のスタイルをいかせるようにトレーニングしてきました。それが結果にだせたことで、自分たちのやってきたことが間違ってなかったという証明になったと思います。きょうは本当にみんながよくがんばったと思います。(個人的な調子)1本目のプレーは、去年から試していて有効なプレーだったので意識してやっていて、チームにいい流れを持ってこようと思ってやっていました。だからそれができたのがすごくよかったなと。あとはディフェンスの時の声かけとリーダーシップをとってみんなをまとめていくっていう点でも、きょうはうまくできたと思います。(次の法政大戦に向けて)今までやってきたことをだせれば大丈夫だと思うので、チームのみんなにも言っていますし、練習の成果を発揮できるようにします。場所もいつもやっている東伏見でホームなので。試合を観ている人が熱くなれるようなプレーをしたいと思います。
藤本
(今季初勝利の感想は)素直にうれしいです。みんなで、本当に全員で勝てたので良かったです。やっぱり勝てていなかった分、勝ちたいという気持ちが強かったと思うのでその気持ちで勝ったと思います。(初勝利もですが、筑波に勝ったことが大きいと思うが)そうですね。筑波も上位チームなのですごく大きいですね。(試合を振り返って)相手は攻撃力があるので立ち上がりも点を決められて離されかけたのですけど、全員がディフェンスで守ろうという意識が強かったし、前半は競っていたのですけど特に後半はディフェンスからの速攻という自分たちの流れをうまくつかめてそれで離すことが何回もできました。試合中も失点さえしなければ負けないから「ディフェンスだけ頑張ろう」ってずっと声を掛け続けていました。練習の成果が出たと思います。(チームは1点取るごとに盛り上がっていましたね)一体感をものすごく感じましたね。これが自分たちのチームの良いところだと思うので、毎試合こういう気持ちのこもった試合ができれば見てくれる人もいい試合だなと思ってくれると思います。(ここまでは苦しい試合が続いたが)今まであまり経験したことがなかったので精神的にもきつかったし、自分たちが4年生になってそういうことになってしまって悔しい思いもあったので、勝てて良かったですね。(自身のプレーは)周りのみんなが頑張ってくれたので、ディフェンスも普段やったことがないところだったのですけど自分も一生懸命やって守ろうという気持ちで頑張りました。攻撃もみんなが頑張ってくれたので自分がという気持ちは少なかったです。(次の試合に向けて)この勝ちでゆるむのではなくてやっぱりここからだと思うので、残り全部勝てるようにもう1回気持ちを引き締めていきたいと思います。
熱田
(今季初勝利の感想)勝つこと自体が久しぶりでした。また、今回で勝利することの難しさを改めて感じました。(これまで苦しい試合が続いていましたが、きょうはどんなことを意識しましたか)筑波大は本当に良い相手でリーグ戦やインカレでも良い成績を残している。筑波大と対戦するといつも自分達にとって勝ち負け以外の刺激になるものをもらえる。今季は4戦目という日が浅い段階での対戦の上に調子が悪い状況での対戦だったので、自分達にとっては分岐点という気持ちを持っていました。また失うものは何もないという気持ちで試合に臨みました。(きょうの試合で良かった点)これまで練習でやってきたことが試合に出たのだと思います。またベンチやベンチ外の人たちがたくさんサポートしてくれたり、大きな声援を送ってくれたりして、とても雰囲気が良かったです。きょうは『一丸』を体現できました。(熱田選手自身良く当たっていましたね)今季は個人としての調子は悪くないので、チームが苦しいときに体を張れたらと思います。筑波大相手に18失点に抑えることができたことはディフェンスを含め、評価するべきだと思います。(来週の法政戦への意気込みについて)きょう勝ったといっても、まだ1勝しかしていないし、下位でくすぶっていることは変わりない。しかし強豪の相手を破って少しでも上位に食い込んでリーグ戦を面白くしたいです。また次は東伏見で開催なので多くの歓声があると思うので頑張りたいと思います。
野間
(きょうを振り返って)もう勝つことだけに集中し、みんな気持ちが入っていたので、やっとチームが一つになれたかなと思いました。(筑波大の対策は)とにかく先週までの試合をしていたのでは勝てないと思っていたので、みんなで意見出し合って話し合い、どうしたら勝てるかを考え抜いた1週間でしたね。(体を張った守備で相手の攻めを封じていたが)自分は途中から出たんですが、その割にはあんまり動けていなかったかなと思いました。でも、きょうはみんなが集中していました。(これからの意気込みを)次は法大が相手でしかも東伏見でやるということで絶対負けられないので、最初からガツガツと相手に向かっていきたいと思います。
馬場佑貴(スポ2)
(お疲れ様でした。今の率直な感想は)やっと勝てたので嬉しいです。(相手は強豪筑波大でしたが)飛び抜けて強いのは筑波と日体大で、3位から8位は大体同じレベル。僕達は勝ち星がまだなかったのですけど、相手の戦術を理解して忠実に戦いました。だから勝てたと思います。良かったです。(前の試合から改善されたことは)日大戦は3−3でこられたことや、時間配分で焦りました。今回は時間配分の使い方も考えて上手くやれました。(馬場選手は小柄な方ですが、他の選手と比べてここは負けない!という部分は何ですか)周りをよく見るようにしています。ポジションがセンターなので、的確な指示が出せるように。力では勝てないので、その分球のスピードやパス、位置取りのことを考えています。(リーグ戦が続きますが、これからの意気込みを)これで「勝ったー」と喜んでおいて次に負けたら話になりません。次もちゃんと勝ちます。
熊谷
(きょうはお疲れ様でした)ありがとうございます。(序盤は筑波にペースを奪われ苦しかったと思いますが、前半20分あたりからワセダのペースに持ち込みました)そうですね。前半は試合の始めで合わせられなかったのですが、中盤から徐々にディフェンスを軸にリズムを作れました(きょうの勝因は何だと思いますか)ディフェンスの時に最後まで足が動いていたからだと思います。きょうは全員足が動いていてよかった。(熊谷選手は後半体を張って筑波の動きを封じました。特に19点目は筑波のパスをカットし、それを藤本選手が決めました。)僕はこの試合ほとんど何もしていません(笑)。筑波は僕側のサイドが弱いのが分かっていたので、正面を中心にブロックしました。それがチームとして上手くいったんだと思います。あとはそれぞれが役割を果たしました。(今年のワセダの持ち味は)今年のチームはディフェンス後の速攻を課題としており、そこから上手くリズムに乗っていくチームです。今回はそれができました。(最後に今後について一言お願いします)僕はディフェンスを任される事が多いので、自分の役割をしっかり果たしてチームに貢献したいです。それをすることがチームの勝利に繋がると思います。
山田
(全体を振り返って反省は)パスミスなどミスもいくつかありましたが、前回の試合よりも多く、得点に絡めたし、自分で得点を決めることができたので、自分としてはプラスマイナス0かなと思います。(チームメイトは先輩ばかりだが、試合中のコミュニケーションはどのようにとっているか)さすがに先輩ばかりなので、100パーセント自分の意見を通すことは出来ないですが、先輩方のやさしさ・配慮のおかげで、少しずつではありますけど、チームに馴染めてきましたし、個人のプレーばかりではなく、チームのプレーにもこだわることができるようになってきました。(以前チームに慣れていないというお話を伺ったのですが、その後チームには慣れましたか)そうですね、3戦が終わった頃から慣れてきました。(では、そんなチームの中での自分の役割は何だとお考えですか)自分はフローターというポジションなので、とりあえず点を取ることを第一に考えています。パスをまわしつつアシストして点も取る、というプレーを心がけています。(では最後に今後の試合に向けての意気込みを聞かせてください)まだ1勝しかできていないので、1つでも勝てる試合を勝って、次につなげていきたいです。優勝は厳しいと思うのですが、秋季リーグにつながるプレーができれば、と思います。

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