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| 関東学生春季リーグ 5月11日 東京・国士大多摩体育館 |


天敵・日大から3年ぶりの勝利を挙げる

前日の試合で日体大に痛い黒星を喫し、優勝戦線から一歩後退してしまった早大。この日は逆転優勝に向けて一縷の望みを信じ、苦手とする日大と対戦した。ここ2年間の対戦で早大は日大戦の勝利がなく相性は最悪だったが、攻守ともに持ち味を出し切った早大が31−20と3年ぶりに天敵を下した。
序盤戦はお互い一進一退の攻防が繰り広げられる。開始直後こそ得意の速攻を日大の手荒いディフェンスにとめられるものの、フローター陣のセット攻撃が突破口を開く。すばやいパス交換から相手ディフェンスの穴を見つけ出し、そこからロングシュートをゴールに突き刺す。「きょうのセット攻撃は一人一人集中していたし、狙いをうまくつけていた」とセンターの岩尾賢二(スポ3)が振り返ったセット攻撃で徐々にペースをつかむ。すると最初は封じられていた速攻が出せるようになり、5−5の均衡した展開から前半20分までに12−8とリードを奪った。
早大ペースで進んでいたゲームだったが、前半21分に攻守にわたりチームを牽引してきた夏山陽平主将(スポ4)がシュートを打った際に相手選手と交錯し、負傷退場してしまう。まさかのアクシデントに襲われた早大だったが代わって入った仁平昌利(スポ2)が穴を埋め、GK永瀬郁実(教4)の好セーブでディフェンスから落ち着きを取り戻すと再び速攻から加点。悪い時間帯を乗り切り17−11と主導権を握ったまま前半を終了させる。後半も前半の勢いそのままに「ディフェンスから速攻を仕掛け、うちらしい攻撃ができた」と田畑和典監督(昭58教卒)が振り返るように早大の選手たちはコート上を走り回り、31−20と追いすがる日大を振り切った。
前半の均衡した場面を見ていてもこの日の夏山主将の気迫あふれるプレーは攻守にわたっており、負傷退場で一気に流れが日大に傾くことも十分に考えられた。しかし今季のテーマである相手に走り勝つディフェンスと速攻で逆境を跳ね返して見せてくれた早大。最終戦は同じく走るハンドボールを持ち味とする筑波大との対戦となる。一貫したテーマを持ってやってきた春季の集大成を見せてほしい。
(高井伸彰)
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関東学生春季リーグ |
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早大
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31
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17−11
14−9
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20
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日大
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【スタメン】
GK 永瀬郁実(教4)
CP 夏山陽平(スポ4)
CP 小鹿正和(一文4)
CP 野村喜亮(スポ4)
CP 岩尾賢二(スポ3)
CP 佐野清貴(スポ3)
CP 藤本純季(教2)
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◆コメント
田畑監督
(昨年度苦戦していた日大だったが)いままで本当に相性が悪かったのできょうは気持ちを高めて臨んだ。(試合を振り返って)特にこれというよかったプレーはないが、試合全体として悪い場面があまりなかった。点差が縮んだ時も、ディフェンスから速攻を仕掛け、うちらしい攻撃ができた。(試合途中、夏山主将が抜けたが)交代で入った仁平を始め、チーム全体が悪いところもあったが積極的に動いてくれた。(次は最終戦の筑波大)かなり厳しい戦いになると思うが、ディフェンスから速攻の自分たちのスタイルでやっていきたい。
岩尾
(きょうの試合を振り返って)いま自分は3年なんですが、入学以来一度も日大に勝てていなかったので、勝てて素直にうれしいです。優勝はきびしいかもしれませんが、昨年の秋季リーグみたいに最終戦を勝っていい形で次につなげられるようにしたいです。(夏山主将の負傷退場について)ディフェンス面でとくに大きな役割を果たしていたので正直痛いと思いました。ただ代わって入った仁平だとか4年生の小鹿(正和副将=一文4)さん、野村(喜亮=スポ4)さんが中心になってしっかり声を出して落ち着かせてくれたので助かりました。(セット攻撃について)春は練習でもほとんどセット攻撃はやってないんです。走る練習中心なので。ただきょうのセット攻撃は一人一人集中していたし、狙いをうまくつけていた、そういうことがいい攻撃につながったのかと思います。(20点に抑えたディフェンスに関して)ラフゲームというか、日大はディフェンスが荒いんです。それでいつも熱くなってしまってよくない状況になるのですがきょうは冷静にできました。攻めも冷静にいけたしそのことが勝てた要因なのかなと思います。(最終戦にむけて)日大と違って筑波も早大同様、走ってくるチームなので走り負けないようにしたいです。

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