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wasedasports.com >  2007年度卒業記念特集 >  堺満×鬼頭貴之


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 卒業記念特集(22) 堺満×鬼頭貴之 



 切磋琢磨

 早大の19年ぶりインカレ優勝はこの二人の活躍なしには語れない。堺満主将(社)と鬼頭貴之(スポ)だ。ともに大学日本一を目指し、切磋琢磨してきたエースたちに、四年間を振り返っていただいた。

主将としてチームを作り上げた堺 ――まず早大に入ったきっかけをお聞きしたいのですが
  高校の恩師が鬼頭がワセダに行くらしいからお前も行けって言われたからですかね。二人で団体で日本一を取れ!って。

 鬼頭 高校の監督がお前はワセダに行くんじゃって決められて(笑)俺らが入る前から小野寺剛監督(平元教卒)を入れたり、園田前主将(平19スポ卒)を入れたりして日本一の準備を進めてたみたいです。

  誰が悪いって言うと、俺が悪いんですよ。2勝してて、最後に僕が勝てば王座に出れたはずなんです。気持ちの整理が付いていなかったのもあるし、鹿島(鉄平=スポ1)とかの新戦力に頼り切ってしまったのもあるし。

 鬼頭 僕は肩痛くてあまり練習できずに臨んだんで、いい結果だとは思いません。

――インカレへの思いは強かったですか
  選手としてチームを作るか、キャプテンとしてチームを作るかで相当迷いました。でもキャプテンとして自分が率先して声出していってチームをまとめようという結論に至りました。それは、鬼頭と僕の二人が4年でプレーしていたから。鬼頭には選手としてチームをまとめてもらって、俺はキャプテンに徹しようと。

――キャプテンやってて辛かったことってありましたか
  いや、基本的にはないですね。自由人なんで(笑)でも、1番辛かったのは春リーグに鹿島も入ってきたのに負けたとき。どうしたらいいんだろうって。でも東日本選手権で勝てて、インカレもいけるかなって。

――インカレは日体大を倒すって意気込みでしたか、チームの雰囲気はどうでしたか
 鬼頭 合宿で日体大と一緒だったんですけど、彼らの練習見てて勝てるんじゃない?って言ってましたね。日体大は王座で負けてて、そこに勢いのある同大が来た。

  インカレはみんなの雰囲気がよかった。たぶん、誰が戦ってもみんな勝てた。それくらいの勢いがありました。僕は調子悪かったんですけど、キャプテンだからって監督が最後まで出してくれて。雰囲気を最高潮まで盛り上げようと思いました。

――鬼頭さんは「インカレは四年間の集大成です」っておっしゃってましたが
 鬼頭 あれはその場で考えついて言っただけです(笑)

――コート外も応援盛り上がってましたが
  一回うるさいって監督に怒られて(笑)でも自分のチームだし、負けたら俺の責任だしいいやって思って。去年のインカレも同じように勝ってたのに鬼頭がファイナル入って、でもしーんとなった雰囲気のなかで負けたんで。

――優勝したときのお気持ちは
  自分たちの代でインカレ優勝しなきゃだめだって言われてきたから本当にうれしかったですね。今年はたくさんのOB、OGの方が来てくださってましたし。ほっとしてうれしくて泣きました。

――優勝してすぐにだるまに監督が目を入れてましたが
  あれは四年生がお金を出して買ってたものだったので、今年優勝したら四年生で目を入れるつもりだったんですが(笑)

 鬼頭 監督が真っ先に入れてましたね(笑)

  監督、僕、鬼頭の三人で目を入れるのかと思ったんですけどね。

――最後の1年はいかがでしたか
  今までのキャプテンは厳しかったんですけど、それを変えて練習を楽しくしようと思って。キャプテンじゃないとできないことをやろうと思ってました。

 鬼頭 自分のやることしかやってないですね。マイペースなんで(笑)練習する姿を後輩に見せることでチームのモチベーションを上げようと思っていました。

――ひとつ下の代についてはいかがですか
  インカレ二連覇できる力は持っていると思います。あとは、まず春リーグの優勝してほしいですね。

ワセダが誇る大エース・鬼頭 ――では最後に、自分にとってのワセダとは
  全日本トップクラスの選手が出ている部なので、他人に学んで自分に身につける場でした。

 鬼頭 人生のなかで自分を鍛えられた場でした。


 実力を出し切れなかった春季リーグ、その悔しさを胸に戦ったインカレ。そこには、堺率いる4年生の努力があった。二人は卒業後も競技を続行するという。ワセダで培ったものを胸に、新たなスタートを今踏み出す。

(取材・編集 坂本花織、小南祐太) 






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