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2007年度卒業記念特集
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卒業記念特集(7) 伊藤拓也
最後まで楽しんだレスリング
4年間、目標としたリーグ制覇は叶わなかった。それでも伊藤拓也主将(スポ)は「最後の最後まで楽しんだリーグ戦でした」と振り返る。早大に入学したことで、伊藤は高校までには経験したことのないレスリングの楽しさを知った。
伊藤のレスリング人生において1年次のリーグ戦は大きな影響を与えた。高校からレスリングを始めた伊藤は、団体戦で全国の舞台を踏んだことがなく、「団体戦の楽しさを知らなかった」と言う。しかし、初めてのリーグ戦でこれまで経験したことのない気持ちの高まりを覚え、感激した。「レスリングってこんなに楽しいんだなあ」。だから、2年の冬に腰を負傷して思うように練習が出来なくなったことは悔しかった。それでも楽しむことは忘れない。腰の痛みは今もなお、しばしば出るそうだが、「腰痛と友達になる」と言って笑い飛ばす。
主将を任された4年次、部員も入学当初からは10人増えて25人と多くなり、まとめるのは容易ではない。そんな中、伊藤は部員に対し、常に「プレッシャーを感じなくていいから、積極的に攻めて欲しい」と声をかけ続け、レスリングを楽しむように訴えてきた。
伊藤は成し遂げられなかったリーグ制覇の夢を後輩に託し、卒業する。1年生のときに気づいたレスリングの楽しさ。このことは早大でなければ気付かなかったかもしれない。 伊藤は卒業後もマルハンでレスリングを続ける。なぜなら4年間で学んだことはレスリングの楽しさなのだから。
(中島直輝)
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