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wasedasports.com >  2007年度卒業記念特集 >  本田将章


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 卒業記念特集(4) 本田将章 



 戦士が出した答えとは

本田  早大の遊撃を守り抜いた、本田将章(スポ)。早大野球部で過ごした4年間は筆舌に尽くしがたい。成績と気持ちに関しては、文字通り山あり谷ありの4年間だった。

 六大学リーグデビューは1年生の開幕戦、本田の本塁打がなければチームは負けていた試合だった。その華々しいデビューとは裏腹に、1年生の春季リーグの途中でスタメン落ち。試合には出られない日々が続き、2年の夏頃には「野球が面白くない」と感じるまでなってしまった。自分がしたいプレーができないことで気持ちが出てこない。打席に入るのも嫌で練習もただこなすだけ。部をやめようかとさえ考えたという程、野球へのモチベーションが下がった時期があったという。

 そんな時、本田の野球への思いを奮起させたのは他大で頑張る友人の存在、さらに新チームへの移行という周囲の環境だった。「もう一度野球を頑張ろう」という気にさせてくれた。それからは基礎と守備の練習に力を入れ、2年秋季のリーグ戦終盤でスタメン出場するまでに。「野球が楽しい」。そう思えるようになり、3年次では「今しかしんどいことはできないから頑張ろう」と、レギュラーから外されないよう学生コーチに相談するなどして必死に練習に励んだ。4年生にあがる春前、相手が取りやすい球を投げられるようバラバラだった送球を修正したりと、チームのことを考えるようにもなった。

 それらの小さな努力が、大きな成果となって現れる。4年次の春季リーグは無失策で初のベストナインに選ばれた。秋季は守備のみならず、明大2回戦での2打席連続ホームランなど数々の場面で自分の思いをプレーで体現。最後の六大学リーグは春季に引き続くベストナインで最高の花道を飾った。時間はかかったが真正面から野球に向き合えた本田は、卒業後も社会人チーム・明治安田生命で野球を続けるという。

 出会いと別れの季節。ワセダで自分の野球を見つめなおす機会をもらった本田は、この春ワセダに別れを告げる。そしてまた、新たなフィールドで新たな自分に出会い、本田は進化を続けていく。

(田中友恵) 






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