wasedasports.com

記事一覧


速報掲示板


お知らせ


定期購読



Click Here!





wasedasports.com >  2005年度卒業記念特集 >  中島幸紀


 ▽記事一覧



 ▽速報掲示板



 ▽野球



 ▽ラグビー



 ▽陸上競技



 ▽サッカー



 ▽アメフト



 ▽スケート



 ▽卓球



 ▽その他の競技



 ▽特集



Click Here!




読者アンケート
お名前

メールアドレス

コメント




 卒業記念特集(2) 中島幸紀 



 ワセダで育った最強投手

インカレ決勝の雨の中での投球。大粒の雨にも関わらず次々と打者を打ち取った  昨夏、創部40年目にして悲願の全日本大学選手権(インカレ)初優勝を果たしたソフトボール部。その優勝を決めた瞬間、中島幸紀(人)はマウンド上でVサインを空へ高々と掲げていた。

 「優勝の瞬間は喜びよりもホッとした気持ちの方が大きかった」。1年時のインカレでは3位、翌年は準優勝。3年時はまさかの2回戦敗退。なかなか優勝という二文字が手に入らなかった3年分の悔しさ、そして優勝して当たり前という下馬評の中でのプレッシャーから解放された瞬間だった。

 マックス125キロの速球とドロップボールなどの変化球を、絶妙なコントロールで使い分け、打者を翻弄する。日本代表にも選出され、プロ野球の試合での始球式をしたりと、その投球は4年間で名実ともに日本トップレベルとなった。その影にあるのは、「自分で納得が行くまで練習する」と言う圧倒的な練習量だった。自分の投球フォームをビデオに撮影し、キャッチャーへも常にアドバイスを求めフォームを安定させた。また、雨の中、風の中など様々なコンディションを想定しての練習も重ねてきた。

 そして、最後のインカレでつかみ取った優勝という栄冠。雨の中で行われた決勝戦も「不安はなかった。むしろやってきてよかったと思ったし、ああいう日のほうが相手とのピッチングの差が出て、見せつけることができる」。自分を、そして仲間信じてきたからこその発言だった。

最後の打者を打ちとった瞬間、空に高々とVサインを掲げた また、最終学年となってからは、プレーだけではなく、日常生活での言葉、行動すべてで後輩を引っ張った。「皆で戦う。それがソフトボール」。集団競技である以上、ひとりでは何もできない。チームとして勝つために、選手として、人としての在り方を自らの姿で後輩たちに示してきた。「この積み重ねでいい後輩を育てていく。これがワセダのソフト部なんです」と語る中島。OBや保護者など、支えてくれている人々への感謝の気持ちも常に口にしていた。中島たちが作り上げた最高のチームは、連覇へ向けて新しい一歩を踏み出した。

 ソフトボールとは「色々な意味で自分を成長させてくれたもの」。ワセダでの4年間は中島を一回りもふた周りも成長させたに違いない。

(川崎恵美茉) 






wasedasports.comに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。
すべての著作権は早稲田スポーツ新聞会に帰属します。
なお学校長期休暇中のお問い合わせには応じられませんのでご了承をお願いします。
(c)2001-2008,waseda sports press