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2005年度卒業記念特集
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卒業記念特集(10) 真島枝里子
Smile Swimming
いつも笑顔を絶やさない。周囲の雰囲気をぱっと明るくする。チームワークが重要なリレー種目で早大が幾度も優勝し日本記録も打ち立てられたのは真島枝里子(人)の陽気な性格の賜物かもしれない。
遅咲きの選手だ。昨年までは、予選で好タイムでも決勝で本来の力を出せない、ラスト数メートルの競い合いで負けた。試合になると真島独特の「弱さ」が顔をのぞかせ、表彰台の常連であっても頂上に立つこと出来なかった。今年、3年間の地道な練習が実を結び、ついに50メートル自由形でインカレ(全日本学生選手権)個人種目初優勝。最後の最後で一番高い台に上った。埼玉県代表として出場した国体では同種目で26秒の壁を突破して長年目標にしていた25秒台に突入。トップスイマーの仲間入りを果たした。
「こんな結果なのに毎回、毎回取材に来てもらってすいません」。結果が出なかった時の真島の言葉だ。どんな結果でも丁寧に取材に答えてもらい、労いまでしてもらった。「みんなのおかげ」という言葉を何回も聞いただろう。仲間へ、コーチへ、多くの人への感謝の気持ちを胸に泳いでいる。「4年間いろいろあった。でもワセダだったからここまで出来たし、記録が出た。仲間に感謝したい」。最後の大会も締めくくったのは「感謝」の言葉。卒業後は母校埼玉栄高校職員として競技を続ける。目下の目標は4月の日本選手権でパンパシフィック選手権の日本代表に選ばれること。日本代表として泳ぐ真島の最高の笑顔をみたい。
(小嶋一輝)
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