記事一覧
速報掲示板
お知らせ
定期購読
wasedasports.com
>
2005年度卒業記念特集
> 後藤俊也
▽
記事一覧
▽
速報掲示板
▽
野球
▽
ラグビー
▽
陸上競技
▽
サッカー
▽
アメフト
▽
スケート
▽
卓球
▽
その他の競技
▽
特集
読者アンケート
お名前
メールアドレス
コメント
ご意見ご感想ご要望など、ご自由にお書き下さい。
卒業記念特集(13) 後藤俊也
バットをクロスに持ち替えて
「ここまでいけるとは考えていなかった」。6年ぶりに進出した多くのラクロッサーの憧れであるファイナル4の大舞台、東大との激戦を終えた後藤俊也主将(商)は早大での4年間をこう振り返った。01年度にラクロス部が体育局へと昇格してから、その組織を確立するまでの苦難と躍進を中心選手として経験してきた後藤。その表情は全ての力を出し切った清々しさに溢れていた。
きっかけは軽い気持ちだったという。高校時代、名門早実野球部の捕手として鳴らした後藤は当初野球を続けず、普通の大学生活を送ろうと考えていた。しかし、そのような生活に刺激を感じることはなかった。ビデオで見た外国人選手たちの「ありえない」プレーが脳裏から離れない。いつのまにか「最初は真剣にやろうと思っていなかった」ラクロスに夢中になっていた。
存在感は際立っていた。巧みな1ON1と正確無比なシュート力で相手ゴールを常に脅かす。豊富な国際経験も武器の一つ。2年時には1つ下の世代ながらU−21日本代表として、4年時には2人しかいない学生の1人として日本代表に選出され国際試合に出場を果たした。個人レベルでは多くの快挙を成し遂げてきた後藤。足りないものはワセダでのタイトル唯一それだけであった。
だが1年時、自らの得点で2部降格の危機を救った後もワセダは上昇できなかった。後藤自身も攻守にプレーするMFから攻撃専門のATに転向するなど試行錯誤を続けるが、あと一歩及ばない。だが主将として迎えた今季、部の将来を考えて取り組んできた新人教育が実を結び、選手層が充実。後藤も再び「(AT、DFと比べ)間が抜けていた」MFへと転向し、遂に戦力が整った。関東学生リーグ戦では強豪慶大、日体大と組する激戦区に入りながら、プレーだけでなく冷静なゲームコントロールと試合中での熱いゲキでチームを力強く牽引。遂に夢の舞台への出場権を確保したのだった。
今年6月、アメリカでラクロスW杯が開催される。最新のメンバー発表に名前はなく、卒業後も「土日は忙しくなりそう」という仕事との両立は難しいものになりそうだ。しかし今までも困難に打ち勝ってきた後藤。かの地で外国人選手たちと対するその姿が見られるだろう。そしてそのときにはまたこの言葉が聞けるに違いない。
「ここまでいけるとは考えていなかった」――。
(大迫拓郎)
wasedasports.comに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。
すべての著作権は早稲田スポーツ新聞会に帰属します。
なお学校長期休暇中のお問い合わせには応じられませんのでご了承をお願いします。
(c)2001-2008,waseda sports press