wasedasports.com

記事一覧


速報掲示板


お知らせ


定期購読



Click Here!





wasedasports.com >  2004年度卒業記念特集 >  猪坂彰宏


 ▽記事一覧



 ▽速報掲示板



 ▽野球



 ▽ラグビー



 ▽陸上競技



 ▽サッカー



 ▽アメフト



 ▽スケート



 ▽卓球



 ▽その他の競技



 ▽特集



Click Here!




読者アンケート
お名前

メールアドレス

コメント




 卒業記念特集(1) 猪坂彰宏 



 心優しい頑張り屋

猪坂彰宏  2004年春の早慶第2戦。試合後、バスへ乗り込む猪坂彰宏(商)の表情は涙でくもっていた。「(負けたのは)全部自分のせいです」。7―2で負けた第1戦の雪辱を期した第2戦だったが、投手の乱調から失点。猪坂も、その嫌な流れと、早慶戦の独特な雰囲気にのまれ痛恨のエラー、チームは失点を重ねる。逆転の望みもむなしく9―2で大敗。悔しさは、試合後の涙が物語っていた。

 4年の春季リーグからショートに定着、小柄ながらも、堅実な守備と打撃でチームを支えた。守備の要を意味する背番号「1」は、小さな背中に輝いていた。しかし、レギュラーをつかむまでの道のりは決して平たんなものではなかった。「ずっと試合に出られなかった。でも上で試合に出続けることの方がもっと難しい」。酸いも甘いも経験してきたからこそ、言葉の重みがひしひしと伝わってくる。

 ワセダのユニホームを着て最後となった、秋の早慶第2戦。惜しくも試合は負けてしまったが、戦い終わった猪坂の目にはうっすらと涙が浮かんでいた。「(ワセダでの試合の)終わりが徐々に近づいてくると、泣かないと決めていたものの、自然と涙がこみあげてきた」。しかし、その涙は春に流した悔し涙とは別の、晴れやかな涙だった。

 卒業後は、大阪ガスへ進み、社会人野球の場で野球を続ける。その猪坂から早くも、次なる目標を聞くことができた。「自分の力で全国を制したい」。自分のレギュラー時代に優勝を果たすことができなかった思いを胸に、新天地で花を開花させる時が来るまで、これからも猪坂の挑戦は続く。

(野田枝里子) 






wasedasports.comに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。
すべての著作権は早稲田スポーツ新聞会に帰属します。
なお学校長期休暇中のお問い合わせには応じられませんのでご了承をお願いします。
(c)2001-2008,waseda sports press