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 wasedasports.com > 卒業記念特集 > 麻田裕太

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  卒業記念特集? 麻田裕太 

 弓道部で2年間主将

  「ホッとしたけど、これで4年間が終わってしまったんだなという喪失感の方が大きかった」。2003年11月2日、1部・2部入替戦で明大に勝った瞬間、麻田はそう思った。9年ぶりの1部復帰が決まったのと同時に練習熱心で、男女問わず後輩部員からの信頼が厚かった、麻田の4年間の弓道部生活が幕を閉じた瞬間でもあった。

 麻田が1年生のシーズンに早大はリーグ3部から2部へ昇格したものの、2年・3年時とあと一歩のところで1部昇格を逃した。麻田は3年時から2年間主将を務めた。ひとつ上の代に女子部員は2人いたが、男子部員がいなかったためである。「4年生の先輩がとても協力してくれたので(3年生主将だからといって)特に苦労はなかった」。その当時、麻田を悩ませていたのは主将の重圧ではなく、2年の夏頃から続いていた自らの極度の不振だった。「自分が頭で思い描いたように弓を放せなかった」。2002年夏、そんな不振にあえぐ麻田に転機が訪れる。8月に行われたインカレ・遠的部門で4位入賞を果たしたのだ。「練習の成果が結果になって表れたので、自信になった」。これをきっかけに麻田は本来の調子を取り戻す。

 そして迎えた4年目のシーズン。関カレ・インカレでは結果を残せなかったものの、「結果は出なかったが、調子は上向きだった」と良い状態でリーグ戦に臨んだ。リーグ戦では2年・3年時に勝てなかった桜美林大に勝ち、明大との1部・2部入替戦に進む。そして、見事9年ぶりとなる1部昇格――。「(卒業のため)1部で戦えないのは残念だけど、それよりも素晴らしい仲間と一緒に大好きな弓道を4年間やれたので悔いはない」と充実した顔で4年間を振り返った。「就職後も休みの日には弓を引きたいですね」と麻田は言う。2004年春。後輩たちの1部での活躍を祈りながら、麻田は「一生懸命やる事の素晴らしさを学んだ」弓道以上に熱くなれる物を探すための旅に出る。
(市川裕朗) 
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