記事一覧
速報掲示板
お知らせ
定期購読
wasedasports.com
>
紙面より
> 1月号
▽
記事一覧
▽
速報掲示板
▽
野球
▽
ラグビー
▽
陸上競技
▽
サッカー
▽
アメフト
▽
スケート
▽
卓球
▽
その他の競技
▽
特集
読者アンケート
お名前
メールアドレス
コメント
ご意見ご感想ご要望など、ご自由にお書き下さい。
1月号
第84回東京箱根間往復大学駅伝(1月2・3日 東京・大手町〜神奈川・箱根町)
新春の箱根路に吹き荒れた 早大旋風
昨年の総合6位は序章にすぎなかった。12年ぶりの往路優勝、総合2位。ついに今年強いワセダが帰ってきた。一時は出場が危ぶまれた竹澤健介(スポ3)が痛みをこらえながらも3区・区間賞を獲得すると、山上りの駒野亮太駅伝主将(教4)、下りの加藤創大(スポ2)の二人もそろって区間賞を受賞。故障者を多く抱えながらも、逆により一層団結力を見せた早大は、全員駅伝で久しぶりの栄冠をつかみ取った。
右にカーブをとったとき、駒野の視界に長年待ち焦がれた往路優勝のゴールテープが飛び込んできた。「普通にゴールするだけじゃ面白くないな」。胸のWを数回叩き、ナンバーワンを示す指を空へと突き上げた。シード落ちを経験し、低迷期が続いた早大。それでも支えてくれていた人がいる。恩返しの思いから自然と出たパフォーマンスだった。
主将として駒野は「総合優勝をするために何をするか考えていこう」と常に問い続けた。それに反する行動をとる者には厳しい言葉も掛けた。 大会3週間前、部内では故障者が続出。その中にはエース竹澤の名も。だが、チームは動揺を見せなかった。「竹澤が駄目なら自分がっていう選手がいっぱい出てきてくれた」(駒野)。
迎えた1月2日。1区の尾崎貴宏(教2)がトップと4秒差の好スタートを切る。エース区間の2区では急きょ抜てきされた高原聖典(人2)が、強豪校とそれ程差がない12位で竹澤へとつなぐ。一時は出場が危ぶまれたエースは痛みで顔をゆがめながらも7人抜きを達成。区間賞の走りで一気に5位まで押し上げた。4区の中島賢士(スポ1)も堂々とした走りで6番目に小田原中継所へ。「どんな一で来ても最高の走りをしよう」と決めていた駒野は序盤から攻めていき、一気に4人を抜き去った。13キロ手前で駒大・安西との主将対決も制し、トップを独走。山の神とうたわれた順大の今井(現トヨタ自動車九州)の記録に7秒差まで迫る1時間18分12秒で往路優勝のゴールテープを切った。
「何番でもいいからいつもどおり走っておいで」。翌日、今度は選手たちの緊張をほぐすため駒野は格中継所へと奔走した。「自分たちの練習は間違っていなかった」と往路優勝が6区・加藤に自信を与える。研究を重ねたコース取りも決まり、スタート時は1分14秒だった駒大との差を3分11秒へと広げた。9区で惜しくもトップの座を明け渡すも、10区・神澤陽一(理工2)が2番目で姿を現すと大手町には歓喜の輪が広がった。 12年ぶりにつかんだ往路優勝、総合2位は「しっかり全員が仕事をしたから」(駒野)取れたもの。総合優勝こそ逃したが、駒野が主将として掲げた目標は確かに実を結んだ。
(藤田絢子)
wasedasports.comに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。
すべての著作権は早稲田スポーツ新聞会に帰属します。
なお学校長期休暇中のお問い合わせには応じられませんのでご了承をお願いします。
(c)2001-2008,waseda sports press