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新人パレード号
やってきました 夢世代
体育各部の新入部員が、高田馬場から早稲田の間を行進する新人パレード。今年は、日本のエース、卓球部・福原愛(スポ)に、甲子園全国制覇投手の野球部・斎藤佑樹(教)ら注目度の高い新入生が多数集結した。トップ選手たちの早大生としての門出を盛大に祝いたい。なお、選手宣誓はフェンシング部・北川宗一郎、体操部・高橋麻理子、レスリング部・高橋海里奈(すべてスポ)が務める。
※5月26日に予定されておりました新入部員パレードおよび体育表彰式は麻疹の影響により中止となりました
昨年の晩夏、一つのニュースが日本中を駆け巡った。卓球の福原がトップアスリート入試に合格し、早大へ入学することが決まったというものだった。この一報に多くの人々が、入学への喜びや驚きとともに、感慨深くこうも思っただろう。「愛ちゃんも、ついに大学生になるのか…」と。
『天才卓球少女』として、幼いころからアイドル的人気を博した。もちろん、幼少時から卓球の実力は抜きん出たものがあった。しかし、当時の注目を浴びていた理由としては、その愛らしい性格によるものが大きかったといえる。
世間一般が目にする幼いアイドルとしての姿とは別に、福原はこの時点ですでにアスリートとしての顔を持っていた。3歳から母・千代さんの指導により毎日猛練習を積んだ。また、練習環境も中国から専属のコーチを呼ぶなど、父・武彦さんが全面的に支援した。その成果は、5歳時に全日本選手権バンビの部(小学2年以下)を史上最年少で優勝、以降も数多くの大会で史上最年少記録を次々と更新し、結果として表れていく。やがて福原は人気低迷にあえぐ日本卓球界の星として、期待を一身に集める存在となっていった。
初出場した2003年(平15)世界選手権では、弱冠14歳にして、日本勢で唯一シングルスベスト8入りを果たす快挙を成し遂げた。翌年には日本卓球史上最年少でアテネ五輪に出場。シングルスベスト16に食い込んだ。日本中に見守られて育った『天才卓球少女』は周囲の期待を上回り、今や名実ともに日本のエースになり、そして、大学生となった。
早大入学後は、世界各地のプロツアーに参戦する一方、卓球部員として、春季関東学生リーグ戦に出場。「インカレ(全日本大学対抗選手権)で優勝したい」と、大学の大会にも意欲を見せている。
来夏に控える北京五輪、福原が代表選出される可能性は高い。世界ランキングは今年、自己最高位を更新し、5月現在11位となったが、現状の実力でもメダル獲りは容易ではない。しかし、18歳は、未だなお成長途上にして、底知れない力を秘めている。そのポテンシャルを北京までにどれほど引き出せるか。メダル獲得へ、早大生・福原の1年間が試される。
(富永俊矢)
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