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 作田香菜子密着取材(1) 



 BIG BEARSの美しき支柱

作田香菜子主務  「別にマネージャーをやろうと思って、サークルとかを探していたわけじゃないんです」。主務の作田香菜子はマネジャーになった経緯についてこのように語る。中・高と吹奏楽部に所属し、音楽と触れる毎日を過ごしてきた作田は、大学入学当初はそのまま音楽を続けていくつもりだったという。しかし、「私は吹奏楽部でも割と強い学校にいたので、すごく気質が体育会なんです」という作田にとって、サークル活動はどうしても気質が合わないでいた。それでも「最後までやり遂げた時の得るものというのを中・高って学んできたのでやっぱり大学でも1つのことをやりたい」と思っていたという作田はアメフト部員から勧誘され、イベントに参加。そこでの雰囲気に圧倒されたという。「雰囲気の良さと『日本一』を目指している集団だな」と感じて、「ここで4年間やってみよう」と決意。こうしてマネジャー作田香菜子が生まれたのである。

 中・高までとは違うフィールドだけに、入部当初はマネジャーとしての仕事に慣れることが大変だった。1年生はビデオ撮影が主な仕事だったが、「ビデオ撮影をすることでチームや選手のことを知ったり、アメフトを知ったりすることが出来たのでそういう面では良かったと思います」と作田は屈託のない笑顔で当時のことを振り返った。

 そして今現在の主な仕事は、一言で言えば外部とのパイプ役。OB会や連盟、大学と部をつなぐ総轄のような役目だという。「主務の仕事って何ですか、と言われても、「これ」って言うものがなくて。ただ、ちょっと余裕を持って全体を見渡せたほうがいいと思うので、そういう立ち位置が仕事なのかな」と思っているそうだ。また、主務は外部と内部の仲立ちをする仕事でもあるので、チーム内部の人間であっても、チームを客観的に見るようにも心がけているという。

チームを支える作田  その一方で、部の環境づくりにも細心の気配りをすることも作田は忘れていない。選手の負担をなるべく減らしてあげることを第1に考え、コミュニケーションをとることを重視しているという。「いかにフットボールに専念をさせてあげられるか、そしてフットボールを第1に考えつつ、やって良いことと悪いこととの境をしっかりと把握し、伝えることを大切にしている」という。

 今年の前半は遠征や遠征合宿、早慶戦などのイベントで多忙を極め、また5月に起きた「はしか」への対応などにも追われ、主務として、作田はさまざまな場面で身を粉にしてチームのために尽くしてきた。しかし、それはすべてチームのためだと作田は語る。チームへの思いが人一倍強い作田はまさに「BIG BEARSの美しき支柱」なのだ。

(濱中征司) 








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