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 秋季リーグ戦・対一橋大 11月8日 神奈川・川崎球場



 一橋大を下し6連勝、いざ日大戦へ

喜ぶ趙主将とTDを決めた芳賀
早 大 一橋大
14 1Q 
27 2Q 
14 3Q 
10 4Q 
65 total 

 ここまで全勝の早大が第6節に迎え撃つ相手は、毎年苦戦を強いられる一橋大。次節の日大戦を見据えたこの試合を圧倒的な内容で勝利したい早大は、危なげない試合運びで一橋大を65−6で下した。

 試合は一貫して早大ペースで進んだ。試合開始早々の第1Q2分7秒、早大QB芳賀太郎(教2)がランTDを決め先制し、順調な立ち上がりを見せた。序盤からQB芳賀がパスを次々と成功させ試合をコントロールし、RB藤堂善生(政経3)、RB末吉智一(政経1)の二人も着実にゲインを重ね、エンドゾーンへと詰めていく。「最後に決めるだけだった」というRB末吉は前半だけで4TDの活躍。攻撃陣がいいリズムをつくる中、守備陣も高い目標を持って試合に臨んでいた。「きょうのディフェンスの目標はノーフレッシュ、完封、3ターンオーバー」と話すDB杉本勲央(スポ4)は、自らインターセプトするなど中心となって守備陣を牽引した。第1Q終了間際にはDB坂梨夏木(教1)がインターセプトを決め、さらなる勢いをもたらす。前半は相手を完全に封じ込み、41−0で終える抜かりのない試合運びだった。 後半に入り、主力を下げメンバーを入れ替えてきた早大は、攻撃の手を緩めることはなかった。RB藤堂が28ヤードを駆け抜けるランTDなど、攻撃陣は次節に向けて弾みをつけるように得点を重ねる一方、守備陣は試合終了間際に失点を喫し、完封とはならなかった。65−6で勝利したものの、守備陣に対し「今年の甘さが出た」(DB杉本)(というように、次節日大戦に一抹の不安を残す結果となった。 ディフェンス陣

 この試合、選手は日大戦を意識して戦っていた。63−0での勝利という目標を掲げていたのも、日大が一橋を62−0で下していたからである。シャットアウトとはいかなかったものの、攻撃陣は目標以上の得点を取り、守備陣も「一本目の選手たちはとくに問題ない」(朝倉孝雄監督=平3商卒)と語るように、両者ともに次節へ向けて磐石の体制を築きつつあるのは間違いない。しかし結果として失点しまい、反則から流れを悪くするところにチームとしての課題があるのは間違いない。ただ選手には「日大戦が本番」(RB末吉)「目標は日本一」(QB芳賀)という、揺るぎない強い意志がある。互いに全勝で迎える次節、選手には勝利を物にする価値も覚悟もある。

(横溝亮平) 



◆コメント
朝倉監督
(きょうの試合を振り返って)目標は63−0で勝つということだった。一橋大には日大が62−0で勝っていたのでそれを意識してのこと。最終的に65−6ということで目標達成できなかったのは悔しい。オフェンスもディフェンスも全体的にはよかったが反則が多くそこからリズムを崩してしまっていた。それがなければもっとオフェンスもディフェンスもできるだろうしもったいない。一橋大はけが人も多く何より主将が出ていない。チームコンディションもよくない様子だった。(パスが多いオフェンスの内容)日大戦にむけ準備してきたパスプレーを使いながらという感じです。ランとパスのバランスを考えて総合的に戦って行きたい。きょうに関してはもっとQBが落ち着いてレシーバーを探さないといけない。出しどころがなくスクランブルでいくところもありましたから。もっとパスをいい形でオフェンスのなかに入れていかないと。(ディフェンスはほぼ完璧な出来)一本目の選手たちはとくに問題ないですね。ランに対してもパスに対してもうまく守れていた。ただチームとして総合力で考えると最後にTDをとられて完封を逃したりしています。シャットアウトしないといけない。(日大戦にむけて)日大はメンバーがそろっていて磐石なチーム。とくに9番・7番・8番の縦のラインが強力。平本、山城にも注意が必要。個人個人の能力では日大に分があるのでチームとしての戦い方が重要になる。スカウティングをしっかりしてオフェンス、ディフェンスともにゲームプランを練っていく。(ずばりポイントは)OL対DLの攻防。ラインががんばってくれれば得意のランで崩せる。主将もいるしやってくれるはず。あとは反則を無くすこと。そして1対1では苦しいところがあるので全員が泥臭く粘ってロースコアな展開に持ち込みたい。今年はやりますよ。

OL趙主将
(昨年の接戦とは打って変わって、きょうの大量得点のポイントは)ディフェンスがうまくボールを持ってきてくれた。最後にミスがあったのが悔しい。反則とミスが多かったので、内容はひどい。4年生がもっとリーダーシップをとることと、もっと集中力をつけないと日大に勝てない。(全勝で日大戦を迎えるが、チームの状態は)日大を意識した試合ができていない。日大戦では反則を取り消されたら負けるし、僅差の試合になるはず。「最強の挑戦者」をチームで掲げているが、チームの中でまだよく意図していない選手もいる。例年の取り組みでは負けるので、4年生でスペシャルなチームにしていかないといけない。(日大戦のキーマンは)オフェンスの5人とQB芳賀です。(どのように調整するか)準備も気持ちも全て万端にして臨む。チームに自信を付けさせる。(試合終了時にチームに話したこと)今までの取り組みが甘いということと、チームを見直そうということです。

DB杉本
(きょうの試合の感想)きょうのディフェンスの目標はノーフレッシュ、完封、3ターンオーバーでしたが1つも達成できなくて全然ダメだった。ディフェンスとしてもやりたいことができなかった。(フォーメーションの変更が多かったのは日大を意識してか)日大意識というのではなく一橋大が全敗で来ていたので総合力、特に1対1で圧倒しようというので。(反則が多かった)4年生の集中力の結果。審判が厳しかったというのもあるが、同じ反則を繰り返してしまったので試合の中で学んでいかないといけない。(終盤の失点について)今年の甘さが出た。東海大戦同様の結果をずっと引きづってきているので、これが今の実力だと思う。(日大戦へ向けて)今の甘さがミスつながるので修正したい。日大戦はミス1つで負ける試合になると思うので完璧なチーム作りを残りの期間でしていきたい。(次戦のキーポイント)日大QBの平本、またOL対DLでの1対1と、DBも含めた総合力。個人的には坂梨と面條には期待している。

QB芳賀
(きょうの試合を振り返って)目標を達成できなかったので満足していない。(目標とは)63−0で勝つこと。またイージーミスをしないこと。(QBとしてどのように試合を組み立てるつもりだったか)慶大戦と同じようにいままでやってきたベースで攻撃を組み立てた。しかしミスが多く、形が崩れて個人技に走ってしまったりして100%ではなかった。特に始めが不満。(特にロングパスが成功していたが)パスを取るだけでそのあとゲインに持っていけなかった。パスのタイミングがあってないこともあった。(日大戦に向けて試合中に意識したこと)とにかく日大が一橋大からとった点数よりも多く点をとること。個人的にはただパスを通らせるだけでなく、レシーバーに走らせてとらせるような一つ上のレベルを目指した。日大のQBは完璧なので。(課題は)負けたら終わりなので。ノーミスで終わること。(日大に勝つことに必要なことは)120%力を出すこと。(日大戦にむけての意気込み)目標は日本一。ワセダらしいフットボールをする。気持ちを全面に出し絶対に勝ちます。カベをこえます。

RB末吉
(一橋戦について)きょうの試合は完全に日大戦を想定して望んだ。一橋大はスカウティング通りのチームだった。(自身のプレーは)最後に数ヤードを決めるだけというのが多く、もう少し走りたかった。反則が多く出て、課題が残ったと思う。(次の日大戦について)日大はディフェンスがとてもいいチーム。キャリーした時にもほとんど隙がないと思う。あったときに少しでもゲインしたい。(日大で意識する選手は)DL小宮さん、LB長島さん、SF矢野さん。(日大戦キーポイントは)ランだと思う。少ないチャンスをものにしていきたい。(意気込みを)次は走りたい。日大戦が本番。絶対に勝ちたい。







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