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秋季リーグ戦・対専大
9月27日 東京・アミノバイタルフィールド
チーム飛躍へ価値ある勝利
早 大
専 大
3
1Q
7
10
2Q
0
0
3Q
0
21
4Q
0
34
total
7
連勝でむかえた第3節の相手は専大。過去2年、同ブロックだった専大とは1勝1敗の五分であり、去年の勝利も9−0でなんとかもぎ取った勝利。それだけに良いイメージで次節以降につなげたい一戦は34−7で勝利したもののミスも目立つ試合となった。
試合開始から徐々にリズムをつかんできた早大。第1Q8分16秒、ディフェンスのいい流れをオフェンスが引き継ぎランプレーで敵陣25ヤードまで持ち込むとWR出澤信(スポ3)のFGで先制。しかし、専大のスピードが牙をむく。FG直後、一気にエンドゾーンまで持ち込まれ逆転となるキックオフリターンTDを許す。「専大のRB立花は1,2節でキックオフリターンTDを決めていたのでマークしていたので、RB立花サイドへのキックはミスキックです」(OL趙学来主将=政経4)と注意していただけに悔やまれる失点だった。その後も専大ペースのまま試合が進むのかと思われたが、DB坂梨夏木(教1)のインターセプト、今節も随所に活躍を見せたQB広野公大(スポ1)、RB末吉智一(政経1)が確実にゲインを奪い今節チーム1の166ヤードを獲得したRB藤堂善生(政経3)のTD、FGで追加点を挙げる。前半ラストプレーとなる専大の攻撃、TDを許すと逆転もありうるシーンを防いだDB面條翔太(スポ3)のタックルが今節早大に勝利を呼び込んだキープレーになった。13−7で前半を終える。
後半は決定機を作れずに終わった第3Qから一新、第4Q開始1分45秒、早大は相手の反則後ランプレーで押し続け最後はQB広野自ら右サイドへ走りこみTD。その後も今節攻撃の要だったRB藤堂が畳み掛けるように連続TDを奪い点差を広げた。専大も試合終了間際反撃を見せるも、安定した早大ディフェンスから得点を奪うことは出来ずに34−7で試合終了。ディフェンスは完封で今節を終えた。
試合全体を通して目を引いたのが何といってもディフェンス陣の活躍だろう。専大の攻撃時間を18分47秒(早大29分13秒)、専大獲得ヤードも144ヤード(早大317ヤード)と大きく抑え込んだ。今シーズンは大量得点が目立っているが、ディフェンスの活躍あっての結果だろう。また早大RBの2枚看板である藤堂、末吉を軸とするオフェンスも苦しい時に確実にゲインを獲得してくれることも心強い。その反面、今節は不用意な反則やキャッチミスなどの課題が多く見つかるゲームでもあった。次節までは2週間。「これから戦っていく相手もこれ以上に手強いので気を引き締めていきたい(RB藤堂)」と今後も気の抜けないゲームばかりが待っている早大。今回のように苦しい展開でも自分たちのゲームで確実に勝ち点を積み重ねたことが次節以降の厳しい戦いの中でも生きてくるだろう。そして、チームスローガン「Champion’sEffort」のもとでの今節の修正が、チームの更なる進化とクラッシュボウル進出へのカギを握っている。
(山中太裕)
◆コメント
朝倉監督
(専大への対策は)キックオフリターンは準備をしていたが結果的にはリターンTDをくらってしまいました。向こうのディフェンスの横の動きが速いので縦でつぶそうとしました。(キックオフリターンTDについて)不安が的中しました。可能性があると言っていたので、そのあと次のディフェンス、オフェンスの切り返しが重要。坂梨のインターセプトはチャンスをものにしたもので流れが戻ってきました。(2Qラストのプレー)ファーストタックルは面條で、あのタックルはよかったです。ディフェンスとしては点を取られていなくて粘り強かったのがよかったですね。集中できていました。(では、オフェンスは)籐堂がよかった。2試合末吉に負けててライバル心もありましたからね。(末吉選手は押さえられてしまいましたね)マークされていました。ボールを持ったら徹底的に集まってきましたね。パスプレーが今回少なかったので、ランとパスのバランスを今後はとっていきます。(東大戦に向けて)得点力があるチームです。東大のオフェンスとワセダのディフェンスがキーポイントになるでしょう。
趙主将
(きょうの試合の感想は)個人的にはミスが多く専大ペースになってしまったので50点ぐらいの出来です。チーム的には勝てて良かったです。ディフェンス陣は完封でしたがオフェンス陣は目標の42点に届かなかったのはドライブされての勢い負けと下位校のペースで試合に入ってしまい目が覚めるまでに時間がかかってしまったのが原因だと思います。(なかなかパスが通るシーンが少なかったと思いますが)パスが通りにくいのが分かったので試合途中でパスからランに切り替えました。ランでは魅せられたと思います。あとはレシーバーがもっと頑張らないといけませんね。広野は頑張っていたので。(リターンの守備については)見直しが必要です。1、2節で立花はキックオフリターンTDを決めていたのでマークはしていましたので、立花サイドへのキックはミスキックです。リターンは意識しすぎて引いて守ってしまった分後手に回ってしまいました。(次節に向けて)東大は例年になく強く特にオフェンスが良いので反省するところはしっかりして早慶戦までは全勝でいきたいです。
藤堂
(きょうのご自身の出来)60点〜70点くらいですかね。まだまだミスが多いです。次の試合まで2週間あるので修正していきたいです。(相手ディフェンスの印象)今までの2戦と違ってとても良いディフェンスでした。動きが早くブリッツを仕掛けてきたりしたので、最初対応するのが大変でした。これから戦っていく相手もこれ以上に手強いので気を引き締めていきたいです。(ラン中心の攻撃でしたが)フィジカル面に関してはこっちの方が上だと思っていたのでラン中心だったと思います。これからもランを継続して出していく形を作って信頼されるオフェンスをしていきたいです。(34−7という結果について)オフェンスとしてきょうは42点取ることが目標だったので、きょうは100点じゃないです。(東大戦への課題と抱負)課題はセーフティーとの1対1の局面で勝つこと、またもう少しセカンドエフォートをとれるようにしいです。東大戦もしっかり頑張っていきたいです。
面條
(ディフェンスチームの出来は)要所要所で長いパスやスクリーンを許したことは反省しないといけないです。ただ、ディフェンスチームとして失点ゼロが達成できて良かったです。まだまだ突き詰めていける部分があるのでそこを徹底したいと思います。(第4Qまでわからない厳しい試合でした)やっぱり1TDも許さないつもりでみんな気合いが入っていました。だから良いプレーもたくさんあったし乗っていけたと思います。それが良いオフェンスにも繋ったのかなとも思います。後半は巻き返してくれましたし。(前半終了間際の好タックル)思っていたランコースとはまったくちがうところを走られましたが絶対に止めるという気持ちでくらいつきました。目標はゼロに抑えることだったので貢献できたと思います。(キックオフリターンTD以外は完ぺきな守備内容でしたね)相手の良いプレーを出されても粘って耐えて最後は全員で止めるというらしさがよくでたからこういう結果になったと思います。
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