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 秋季リーグ戦・対東海大 9月20日 神奈川・川崎球場



 攻守かみ合い、東海大に白星!

約50ヤードを駆け抜ける末吉
早 大 東海大
21 1Q 
21 2Q 
 3Q 
 4Q 
56 total 

 幸先の良いスタートを切った第1節から2週間。迎えた第2節で挑んだ相手は、今年1部復帰を果たした東海大だ。開始早々エンジン全開のスタートダッシュを切った早大は、前半だけで6TDを奪う猛攻。完封はならなかったものの、最終スコア56−7で快勝し、また一つクラッシュボウルへの階段をのぼった。

 混戦が予想されるブロック内で、早大が一目置いている日大という強敵の存在。「日大が東海大に69−7で勝った。ならばそれを上回るスコア、70−0で東海大に勝つ」(OL趙学来主将=政経4)というノルマを自らに課した。その決意通り、早大は開始早々猛攻を仕掛けゲームを賑わせる。第1Q2分半、藤堂善生(政経3)の29ヤードTDランを皮切りに、攻守ともに早大ペースで試合は進んでいく。東海大のRB堀井のランを攻略するライン陣に、第2QでのDB杉本勲央(スポ4)のパントブロックなど、ディフェンスが有利なボールポジションを取り攻撃につなげられたことで、前半は6回の全ての攻撃がTDにつながった。

2回のQBサックで貢献したDE北村尚夫(スポ3)  勢いそのままにいきたい後半だが、「相手のペースにあわせてしまい、打ち砕けなかった」と趙主将が語るよう攻めあぐねる展開に。完封で勝利をあげたい早大だが、第4Q、インターセプトのターンオーバーから東海大にずるずると前進を許し、エンドゾーン残り2ヤードのところでパスTDを与えてしまった。最終スコア56−7で白星を飾ったものの目標とする70−0での勝利は叶わず。現実を見定め身を引き締めた。

 言わずもがな、この試合で注目すべきはルーキーの活躍。存在を強烈にアピールしたのが、初先発のQB広野公大(スポ1)。投げてよし、走ってよしの思い切ったプレーで4つのTDパスを決め、自らもランで1TDを奪った。また、もはやチームに不可欠な存在となったRB末吉智一(政経1)は目の覚めるようなパワー溢れるランプレーを展開。この日も総獲得ヤードが129ヤードと、チーム一のゲインを奪った。WR梶川航平(社1)、DB坂梨夏木(教1)も要所でチームに貢献し、層の厚さを見せ付けた。「今季はポジション内の競争をさせている。1戦1戦成長していて日大戦を迎えたい」(朝倉孝雄監督=平3商卒)。下剋上も大アリのチーム内競争と、試合後にみせる進化が、青写真を実現するカギとなる。

(田中友恵) 


QB広野 ★広野が「PLAYER OF THE WEEK」に選出!
 関東学生秋季リーグの1部リーグ第2節を終えて、QB広野公大(スポ1)が「プレイヤーオブザウィーク」に輝いた。「プレイヤーオブザウィーク」とは、関東学生アメリカンフットボール連盟が選出するMVPの中のMVPだ。1部リーグの各試合ごとに、ターニングポイントに関与した、あるいは随所にキーとなるプレーをした選手を「プレイヤーオブザゲームとして選出。さらにその中から各節ごとに「プレイヤーオブザウィーク」が1名選出されるというもの。
 第2節の東海大戦で初のスターターとして試合に出場したルーキー広野は、3TDに絡める冷静かつ正確なパスでチームに貢献。さらに、自らもランによる1TDを奪い存在をアピールした。「試合で落ち着いてできたことは自信になった」と力強く語る姿が頼もしい。


◆コメント
朝倉監督
(きょうのノルマは)日大が東海大に69−7で勝っていたので、70−0を目標にしました。(前回目立った反則は)前回よりは減ったんですけど、要所要所でインターフェア取られたりしましたね。接戦になるほど試合を左右してくるので、今後なくしていきたいです。(試合は)QBの広野が初先発ということで、ディフェンスがいかにいいポジションを取るかがカギでした。風も強いのでディフェンススタートにしました。スタートダッシュはよかったですね。きょうの試合を見る限り広野はいい動きをしていましたね。(ディフェンスの動きは)東海大が堀井を使ってきたのですが、彼をしっかり止めるのがきょうのゲームプランでした。前半ディフェンスで止められたので、いいゲーム展開になったと思います。完封したかったのですが、最後のTDはいただけないですね。(この2試合通して)前半の3試合の仕上がりが、今季の秋を占うと思っていたので、いまのところ2試合をいい感じに仕上がっているかなというところです。(前回より成長した部分は)前の試合でタイミングなどが悪かったオフェンスのランのブロックがよかったです。OLがしっかりしてきました。ディフェンスはターンオーバーを5個取れたので、そこはよかったです。(専大戦ではどのような試合をしたいですか)専大とは相性が悪いんですよ。昨年も9−0で、一昨年も負けて。経験者が多くてキッキングが上手い強いチームなので、ワセダのペースできょうのようなスタートダッシュを切りたいですね。

趙主将
(完勝ならなかった)最後の爪の甘さが出ました。オフェンスの決定力が欠けました。反省点はたくさんあります。後半は相手のペースにあわせてしまい、相手を打ち砕けなかったです。点をとって前半で満足してしまったのもありますね。(きょうの作戦)相手はパワーもフィジカルも相当あります。だからあえて、自分らもフィジカルで真っ向勝負を挑みました。だが全うは出来なかったです。70点以上得点出来なかったので。この先70点以上得点するには、一戦一戦を見据えながら、いかに普段の練習から日大・法政を意識してやるかが重要ですね。勝ち方にこだわっていきたいです。(次はどうこだわりたいか)キッキングが得意であり、早大が苦手としてる相手です。混戦した試合になると思うが、それに負けないように一週間しか間がないが、しっかり練習したいです。

杉本
(きょうのディフェンスを振り返って)前半は1本目が出ていることもあり、いい感じに用意していたゲームプラン通り試合を運べたと思います。後半は2本目が出ていることもあり自分たちがミスをしてしまいました。狙っていた完封が出来なかったのが悔しいです。(まずパントブロックで流れをつかんだと思うのですが)東海大が戦略を練ってやってくるっていうのが分かっていたので、パントブロックする準備をしていました。成功して良かったです。(後半2回のターンオーバーを取りましたが)前半と違って相手はパスが多かったので、(前回と比べての出来は)現状維持といったところですかね。ただ、もっと出来たかな、ということはあります。(結果自体について)オフェンスは70点をとること、ディフェンスは0点で抑えることが目標だったのに達成できなかったです。試合自体は日大を意識してやっているのですが、日大は前の試合で60点越えているのでそこの差は負けています。試合は勝ちましたが内容は(日大には)負けたみたいなものです。まだまだですね。(次の専大に向けての課題)相手には良いRBがいるので、そのRBをどう止めるかですね。今以上にディフェンスの集まりを早くしないといけないので、そこを練習して一週間、しっかり準備していきたいです。(今後への抱負)まだまだ日本一への道程は長いけど、絶対日本一になるんで。それまで頑張りますのでよろしくお願いします。

広野
(初先発を言われた時の気持ちは)試合に出れて純粋に嬉しいです。ポジション争いでは練習で勝って試合に出れることになったので、先発と聞いた時は嬉しかったです。(きょうの試合の目標やノルマは)チームとしてはオフェンスで70点取ることでした。日大の結果が69―7と試合前に聞いていたので。スタートダッシュも課題でしたがよかったです。あと、1Qごと28点という目標もあったのですが、後半は14点しかとれなかったのでそこはダメでした。個人的には思いっきりやるだけだったです。先輩にも緊張しないでやれと言われていたので。(前半、全ての攻撃がTDにつながりました)ディフェンスがいいポジションをとってくれたので、その勢いを攻撃に生かすことができました。(初TDの感想は)最初のシリーズで、パスでTDとれたので気持ち的に楽になれました。練習通りにできたので嬉しかったです。(前半、大量得点をとったが、後半はどういう感じで入ったか)点差がついたことで気持ちがゆるんでしまったので、直していきたいです。(きょうのチームの出来は)スタートダッシュはよかったですが、最後まで集中することができなかったのは反省点ですね。2本目が戻った時にプレーの質が落ちるから修正していきたいです。(個人としての達成度は)パスが決めれてないですね。もっと相手のディフェンスをキーリードしたいです。試合でも落ち着いてできたことは自信になりました。(次戦の専大戦に向けて)専大はキッキングが強いし、ワセダも専大に苦手意識があるので、試合までの一週間しっかり油断せずに調整していきたいです。









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