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春季オープン戦・対東洋・拓大連合チーム
4月20日 早大東伏見グラウンド
100点ゲームの完封勝利
早 大
連合
28
1Q
0
33
2Q
0
21
3Q
0
27
4Q
0
109
total
0
今季初の対外試合となったこの日のオープン戦。早大とはカテゴリーの違う下部リーグ所属の東洋大・拓大連合チームとの対戦となったが、格の違いを見せ付ける大勝を飾る。新スローガン「Champion’s Effort」を掲げ、再び頂点を目指す趙学来主将(政経4)率いるBIG BEARSの新シーズンがスタートを切った。
相手のキックオフから先に攻撃権を得た早大はいきなり敵陣へ攻め込む。まずはQB芳賀太郎(教2)がいきなり10ヤードを超えるパスを成功させ、ファーストダウンを獲得。いきなり試合の主導権をつかみ取ると、続いてラインの選手たちがコンタクトプレーで合同チームを圧倒し、ランプレーを次々に成功させる。エンドライン付近でも力で相手ディフェンスをこじ開け、早々にTDを奪う。そして攻撃権が移っても早大ペースは揺るがない。「昨年の4年生が2人抜けただけで、レギュラー陣がほぼ残っているので春から結果を出さないといけないポジションでした」と朝倉孝雄監督(平3商卒)が評する強力なディフェンス陣が相手RBのランコースを作らせずにランプレーをことごとくつぶしていく。パスプレーに対するケアも万全で3クオーター途中まで合同チームにファーストダウンすら与えないほど、ほぼ完璧に近いこの日の守りだった。こうしたディフェンスを後ろ盾にオフェンス陣は前半だけで61−0と大量リードを奪う。
後半にはいっても芳賀と代わって入ったQB藤川涼(理工4)の20ヤードを超えるTDパス、曽我真吾(社2)、川井崇裕(教3)の両RBの快走、ディフェンス陣はQBサック(パスを投げようとしているQBにタックルを浴びせるプレー)、インターセプトを決めるなど、攻守にわたってやりたい放題。そしてルーキーながら出場機会を与えられたDB坂梨夏木(教1)や末吉智一(政経1)も物怖じしないプレーを見せた。とくに坂梨は3本ものキックオフリターンTDを決めるなど大暴れ。後半も地力の違いを見せ付けた早大がさらに48点を追加して、完封の109−0で快勝。4月29日に行われる早慶定期戦にむけて弾みをつけた。
100点ゲームの完封勝利となったオープン戦の初戦だったが、次戦は強敵慶大との伝統の早慶戦。毎年接戦の好ゲームが展開されており、さらにことしは秋のリーグ戦でも同じAブロックに振り分けられた。今年はクラッシュボウル進出を争うライバルとの前哨戦となるだろう。勝つと負けるとでは今シーズンの印象がまったく違ってくるため、「1点差でもいいから、とにかく早大らしく泥臭く勝つ」(DL稲葉廣太=スポ4)という例年以上に負けられない戦いになるだろう。
(高井伸彰)
★USCでアメフトを体感
BIG BEARSの助監督である濱部昇(平1卒)助監督が、コーチ留学として1年間南カリフォルニア大学(USC)に派遣されることとなった。今試合時にはプレイヤーから、WR木村洋(政経4)、DB大久保潤(商3)、OL立平玲央(商3)、RB曽我真吾(社2)、がUSCの練習に参加していた。立候補者を募り、志望理由と英語の面接で参加者を決定。本場アメリカへの道のりは、プレー以外でも険しそうだ。
◆コメント
朝倉監督
(きょうの試合の位置づけは)春季オープン戦の初戦なので、走りこみやウエイトなど、積み重ねてきた基本を確認する試合でした。(試合を振り返って)新人含めて、若手がいいプレーをしていました。反則など、細かいプレーは改善していきたいです。(100点超えの完封勝利でしたね)完封はよかったと思います。初戦完封は出だしがいいですね。(完封ということでディフェンスが機能していましたね)昨年の4年生が2人抜けただけで、レギュラー陣がほぼ残っているので春から結果を出さないといけないポジションでした。順調に成長している若手も使えてよかったです。(オフェンスはいかがでしたか)細かいところではボールを落としたりリズムがとれなかったところもありました。(新チームはいかがですか)思ったより怪我人が多いです。力はついてきていて、目標は日本一なので、初戦で満足せずいきたいです。(次の早慶戦はどのような試合にしたいですか)僅差でもいいからとにかく勝ちたいですね。オフェンスが苦戦するだろうから、ディフェンスで止めてゲームコントロールをしないといけないと思います。
OL趙主将
(きょうの試合を振り返って)ミスがめだってしまった試合でした。50点です。(具体的にどのようなミスですか)注意したら防げるようなイージーミスが続けて出てしまいました。それが結果的に相手に合わせていることにつながってしまった。特に後半0―0の気持ちでやらなければいけないのに出来なかったです。(きょうのゲームテーマは)1対1での圧倒。あと、気持ちの面では闘争心です。春からウェートトレーニングに力を入れてきたので。(実践出来ましたか)1対1は出来ていましたが、まだ全員ではないですね。(ご自身のプレーテーマは)久しぶりの試合だったので冷静にということです。でも、ミスが出てしまい完ぺきではなかったです。(今シーズン初めてのオープン戦でしたが、手応えは)オープン戦と言うこともありますが、まだ、慶應、立命、日大、法政といったチームを意識できていないです。(本日の収穫と課題は)収穫は末吉、坂梨といった一年生や若いメンツの活躍が目立ったことですね。チームの底上げにつながります。課題は最後まで集中出来なかったことですね。きょうは勝てましたが、目指すものはもっと先にあるはずなので、そこを見据えないといけない。(早慶戦が29日に行われます)残り9日間。全てを懸けて臨みます。自分にとっては最後の早慶戦なので特別な思いがあります。(早慶戦に訪れるファンに向けて一言お願いします)接戦になると思いますがワセダらしい最後まで諦めない泥臭いフットボールで臨みますので、是非足を運んで下さい。
DL稲葉
(きょうのディフェンスの出来)80点ぐらいでしょうか。ランをとめる、1対1で勝つ、相手LBのラッシュをとめるということはできていました。ただケガ人が多いので万全という感じではないです。まだ一人一人の戦術理解も十分に深まっていない。一人のミスから負けにつながってしまうのでそこは徹底していきたいです。(完封勝利について)まだまだパスに対するディフェンスが甘いし、きょうの目標だったノーフレッシュ(相手に一度もファーストダウンを獲得させないこと)ができなかったのもDLの責任だと思います。1対1ならとめる、2対1のケースでも攻撃を遅らせることができるようにならないといけませんね。(ディフェンスとしての今季のテーマ)ディフェンスからゲームを動かすって言うことです。守りから攻めへつなげるということでいい流れでゲームを作れるようにしていきたいです。(早慶戦にむけて)とにかく全力で、挑戦者の立場でむかっていきたいです。早大らしく泥臭く、1点差でもいいから勝ちたい。
DB坂梨
(きょうの試合でのチームと個人の目標は)チームとしてはノーフレッシュを、個人としてはインターセプトを取ることを目標にしていました。(出来に関して)(3つのパントリターンを含む)TDは僕じゃなくても取れたと思います。あのプレーは懸命にブロックしてくれた先輩たちのおかげです。相手のミスもあって取れた部分もありますし。早慶戦ではそういう不用意なミスはないと思うので、きょう以上にしっかりやりたいです。(大学レベルのアメフトには慣れましたか)4月に入ってから本格的に練習を始めたのですが、サイズが大きいしスピードもあるので、身体の小さい自分はもっとフィジカルアップしていかないといけないと思っています。(ご自身のウリは)ボールへの寄りやリアクションです。(U―19を経験しましたが、そこで得たものは)ステップなどの基礎的なことをしっかりと修正できたので、そういう部分で成長できたかなと思っています。(早慶戦への意気込みをお願いします)まずは出たいです。きょうは周りの人のケガで出られた部分もあるので、自分の力で出られるように頑張りたい。慶應には絶対負けられないので、気持ちを前面に出して勝ちます!個人的にはインターセプトやパントリターン、キックリターンをしっかり決めたいです!
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