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秋季リーグ戦・対日体大
10月20日 東京・アミノバイタルフィールド
打ち合いを制して5連勝、上位陣直接対決を制す
早 大
日体大
0
1Q
7
23
2Q
7
17
3Q
7
7
4Q
14
47
total
35
前の試合に快勝し、4連勝中と宿敵法大との対決まで無敗を守り続ける早大。この日の試合からはついにクラッシュボウル進出を争うライバルたちとの対戦が続く。この日の相手はディフェンスを武器に早大と同じく4連勝している日体大。絶対に負けられない上位陣との直接対決を早大が逆転勝利で制し、法大との全勝対決にまた一歩近づいた。
日体大のキックオフで始まったこの試合、先に攻撃機会を得たのは早大だったが、細かなパスミスなどでファーストダウンが奪えず、自らリズムを悪くしてしまう。これがディフェンスにも響き、第1クオーター4分に40ヤードにも及ぶTDパスを日体大にキャッチされる。続いて第2クオーター3分、日体大RBのロングゲインをきっかけにTDを奪われて0−14と日体大にリードを許す展開。それでも「自分たちのオフェンスを出す自信はあったので我慢してどんどん自分たちのプレーをしようと思った」(RB藤堂善生=政経2)とランとパスをうまく織り交ぜながらゲインを続け、最後はQB井上友綱(スポ4)がディフェンスを引きつけてWR木村洋(政経3)に21ヤードのTDパスを通し、反撃を開始する。さらに攻撃権が移った日体大のフォースダウンでは、敵陣で相手のロングスナップのミスにつけこみセーフティー(※)を獲得。このクオーターで早大はさらに2つのTDパスを成功させ、23−14と逆転に成功して前半を終了する。
後半はお互いにTDを取り合う展開。第3クオーター開始直後に58ヤードのTDパスを通されるが、早大はFGを木村が抜け目なく決め、RB古川大悟(商4)、藤堂を中心にランで2つのTDを奪う。追いすがる日体大もキックオフリターンからRBが独走し、TDを決め40−28と意地を見せる。そして迎えた第4クオーター、きっ抗した展開から43ヤードのTDパスを日体大に成功され、1TD差につめよられる。しかし早大はあわてることなく次の攻撃で時間を使いながら着実にゲインし、RB森西悠樹(商3)がパワフルにTDを決めて日体大に止めを刺す。このまま試合終了のホイッスルを聞き47−35と無傷の5連勝を飾った。
「今日に関しては、とにかく勝つことがすべてだった。」(朝倉孝雄監督=平3商卒)と振り返った指揮官ではあるが、修正の必要を感じているのは確か。40ヤードを超えるTDパスを3本も許し、キックオフリターンから独走されるなどディフェンスにほころびが見られた。オフェンスはランプレーが好調でこの日の試合も打ち合いを制しただけに気がかりになるところ。「このまま6連勝して『最強の挑戦者』として法大に臨みたい」(OL池野拓主将=スポ4)という強い気持ちが結実するためにはこの課題を乗り越えなければならない。
(高井伸彰)
※自陣のエンドゾーン内で敵のタックルを受けて止まってしまうこと。今回の場合は日体大のパントミスによって早大が日体大エンドゾーンでボールを拾いにいった日体大の選手をタックルして止めたことでセーフティーが成立。2点を追加した。
◆コメント
朝倉監督
きょうに関しては、とにかく勝つことがすべてだった。たしかに出来としては良くなかったが、勝てたのでよかった。(きょうのゲームプランニングについて)オフェンスに関しては、相手ディフェンスが強いチームだったので、粘り強くランをコンスタントに出していこうということ、それと相手のリアクションの裏を突いていこうということを言っていた。またディフェンスに関してはRB濱田とWR新垣を徹底的にマークしていこうということを言ってきたのだが、出来なかった。それは反省です。(ディフェンスの強いチーム同士の対戦で少ない点での勝負と予想もありましたが)2〜3TDの攻防になると思っていたのだが、2人(濱田、新垣)を止められず、最後まで対応しきれなかったので、ここまで持っていかれてしまったと思う。(今季は積極的な1年生の起用が目立ちます)そうですね。きょうの試合でもDL窪木(信利=文構1)、LB井田(將仁=商1)をスターターに、後半からQB芳賀(太郎=教1)を起用した。今年の新人は能力が高いので、戦力として考えられるのが大きい。同じような能力の選手が2人いたら、積極的に新人のほうを使っていきたい。また後半から出た芳賀は井上(友綱=スポ4)とはタイプの違うリズム感のあるQBなので、2人を上手くきょうは使えたと思う。(次節に向けて)次節の一橋大はオフェンス・ディフェンスのラインが共に強いチーム。ワセダも決してラインは負けていない強いチームなのでパワー対パワーの互角の戦いになるのではないかと思う。なので、その部分をもっと練習して、最高の状態で試合に臨みたい。
OL池野主将
オフェンスは良かったが、ディフェンスはマークをしていたRB濱田に出されてしまい、止めることが出来なかった。またキッキングに関しても良くなかったのが反省です。(日体大ディフェンス陣について)事前のスカウティング通りだった。後半に入って、アジャストを変えてきたようだったが、僕達も上手く対応できたのが今日の大量点につながったと思います。(まさにイメージ通りだった)そうですね。イメージ通りだったので、全体を通してオフェンス陣は良く動けたと思います。(負けられない戦いが続く中で、気をつけていることは)常にモチベーションを上げていくことです。TDを取られても次に必ず取り返そうとか、負けていてもモチベーションを下げることなく、高く保つように言っています。(次節に対戦する一橋大の印象は)ラインが強い印象があるので、ライン戦で勝って、必ずRBをTDに導きます!また、一橋には渡辺という上手いRBの選手がいるので、今日のようなディフェンスをしないように修正していきたいです。(次節への意気込みをお願いします)法大戦前の最後の試合なので、このまま6連勝して「最強の挑戦者」として法大に臨みたいと思います。そのためにも次は完ぺきな準備をして一橋を倒します!
DL福山晃司副将(スポ4)
きょうはオフェンスに助けられた試合だった。相手のキープレーヤーのRB濱田を止めることを意識したが、そこでやられてしまった。スカウティングと違う部分もあった。(要因は)やはりアジャストができなかったことだと思う。試合中に同じプレーを許してしまった。パスラッシュをかけられなかったのが反省。(次節の一橋大戦は)パワー勝負になると思うので、DLを完ぺきに仕上げて、プレッシャーをかけて相手を潰していきたい。
WR加藤翔大副将(商4)
(試合を振り返って)まずスタートが自分達のプレーが出来なかったことですね。レシーバーが流れを止めてしまった。スタートダッシュを目標に掲げていながら、実行出来なかったことが反省です。(日体大はディフェンスがうまい印象があるが、どのように戦っていこうと思いましたか)強いディフェンスにもいろいろあって、キープレーヤーがいて、それを外しながら穴を突いていったりしました。ロングパスをオフェンスでコントロールするように心掛けました。(パスを成功させ、TDも決めていたが、自身を振り返っていかがですか)来た球を取るのは自分の役目なので当たり前のことなんですけれども、流れが悪い時にTDを取れたのは嬉しかったです。(パスプレイが多く、何度も決めていたが、普段からQBとの連携は心掛けていますか)パスを決めるだけなら普通だと思うんですけど、決めるべきタイミングというものがあって、そのタイミングが早いディフェンスとか強い所と戦う時にキーになってくると思うので、そこを気をつけています。(次節の一橋大戦に向けて)去年、山場となった日大戦を越えて、その後気持ちが切れてしまったので、この流れを切らさないように、気持ちを切らさないようにするのがキーだと思います。
RB藤堂
(立ち上がりはリズムが悪かった)最初はアジャストがうまくいかず、細かい部分でかみ合わなかったというかそういうところでうまくいかなかった。でも自分たちのオフェンスを出す自信はあったので我慢してどんどん自分たちのプレーをしようと思った。(好調のランで逆転の糸口をつかみました)点差はなく接戦だったのでオフェンスはきょうのマイボールは全部TDしてやろうと全員で決めてた。ランが好調なのはラインのおかげ。チームがまとまっていたからきょうの結果があると思う。(日体大のディフェンスに対して何か対策は)ラインがしっかり止めてくれるから、セーフティー(DB)との1対1に勝つということにこだわって行きました。2度チャンスがあったんですが2回ともタックルを受けてしまいました。まだまだです。(ラインとのコミュニケーションはどんなことを)しっかりラインが止めるからそこをうまくランで突いてくれと、ラインが頑張ってくれたので思い切って走れた。(次戦は一橋戦)きょうもそうだったんですが、負けられない戦いが続いていく。最強の挑戦者として法大とやるまで気を緩める人はうちには誰もいないので次の試合も1つ1つしっかりやっていきたい。
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