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 秋季リーグ戦・対武蔵工大 9月1日 東京・アミノバイタルフィールド



 課題残るも、開幕戦圧勝

早 大 武蔵工大
14 1Q 
21 2Q 
14 3Q 
28 4Q 
77 total 

この日5つのTDを決めたRB前橋  いざ、「日本一」の高みへ――アメフトシーズンの到来を告げる関東学生アメリカンフットボールリーグがこの日開幕。早大は今季2部リーグから昇格した武蔵工大を相手に77−7と圧倒的大差をつけての勝利を挙げた。しかし、ファンブルによるターンオーバーや不要な反則といった細かなミスも多く、「日本一」に向け、課題が残る内容となった。

 試合開始序盤から早大はオフェンス陣の積極的な攻撃で試合を支配。武蔵工大相手に2部と1部の力の違いを見せつける。そして第1クオーター8分、昨季チームのリーディングラッシャーのRB前橋直人(商3)が16ヤードのランTDを決める。このTDを皮切りに11分にも前橋が68ヤードを独走してTDを決めるなど、モメンタムを完全に早大のものにした。

 第2クオーターに入っても勢いはとどまらず、1分にDB中村公洋(理工3)がパントリターンTDを決め、その後も3分にRB藤堂善生(政経2)が、そして9分には公式戦初出場ながらQBを任された芳賀太郎(教1)がTDを決めるなど、点差を確実に広げていきこのまま完封ペースに進むかと思われた。

68ヤードを走り抜きリターンTDを決めたDB中村  だが後半に入り、第3クオーター3分にファンブルからターンオーバーされ、それをきっかけに武蔵工大に反撃され、7分にTDを奪われてしまう。その後は守備を建て直し、さらには後半から出場したQB藤川涼(理工3)のTDやパスプレーで追加点を挙げ77−7と圧倒的大差で試合が終了した。

 しかし、「相手からして完封はマスト」(朝倉孝雄監督=平3商卒)「今日は100点ゲームが出来たはず」(OL池野拓主将=スポ4)と大量点での勝利にも試合に満足した様子は見られない。この試合では前橋が5つのTDを決めるなど攻撃での良い部分が見られたものの、その一方で不用意な反則が多く、実に9回もの反則で80ヤードの損失があり、また、ファンブルのミスもあるなど、「日本一」に向けての課題はまだまだあると言える。今回の試合での反省を踏まえ、次節の帝京大戦では点数だけではなく、試合内容でも圧倒することが望まれる。「日本一」へ向け、次節の出来が今後の命運を握ると言っても過言ではないだろう。

(濱中征司) 


★新人2選手が公式戦デビュー

 この日、2人の1年生選手が開幕戦ながら公式戦デビューを飾った。この日、スターターで司令塔を任された芳賀は、春のオープン戦でもスターターを任されたことがあり、積極的なランやパスでオフェンス陣を引っ張っていった。そしてもう1人の1年生であるLB井田將仁(商1)は後半から出場。相手オフェンスにタックルを2度決め、ファンブルリターンを奪うなど、はつらつとしたプレーを見せた。彼ら新しい戦力がチームにとって良いカンフル剤となることだろう。

◆コメント
朝倉監督

(今日を振り返って)点数は勝っていても内容に関してはオフェンスがゴール前でつながらなかった。立ち上がり、スタートダッシュがあまりよくなかったです。(第1クオーターに攻めきれないところ)大きいですね。まだまだ押していって欲しかった。(武蔵工大を完封できなかった)相手からして完封はマスト。それは課題です。(課題は)オフェンスはフィニッシュ、ディフェンスはオフェンスがファンブルしたら、そこで取られてしまった。キックもあと少しです。(第4クオーターはどん欲に点をとりにいった)メンバーも若いので強いチームにするには1プレー1プレー全力でいって成長しなければならない。そういう経験をさせながら11月23日に備えていきたい。チームとしても1プレーも無駄にはできないので。(次戦の帝京大はどうお考えですか)相手はモンゴルのプレイヤーもいて、スピードも強さもあります。そしてオフェンスは次の試合が大事。ディフェンスのモンゴル人選手は強いですが、そこをなんとかしていきたいです。

OL池野主将
今日は得点的にも大量得点できたことは良かったけれど、オフェンス、ディフェンス、キックともに良かったというわけではなかったです。ノーファンブルもノーフレッシュ(※相手にファーストダウンを与えないこと)も出来なかった。勝ったけれど内容が良くなかったです。(試合の出来は)1対1で圧倒ということを心がけてきたが、自分達のちょっとしたミスが多かったのでそれは反省です。オフェンスは11対11でもっと動くことが出来たはずだし1対1でも圧倒することが出来たはず。今日は100点ゲームが出来たはずだった。(OL全体としての出来は)今日は開幕戦でしかも2部上がりのチームだったから、もっとやれたはずだと思う。(次節に向けて)とにかく1対1で圧倒して、今日のように大量得点を取りたい。そしてOLでチームを引っ張っていって、OLで勝ったと言わせたいです。

DL福山晃司副将(スポ4)
(試合の出来)まだまだ完成度が低いですね。しっかり守れていないし、相手オフェンスに対するレスポンスが悪かった。それに全体的にディフェンスの雰囲気が悪かったです。(反省点は)相手にやられたら静かになってしまったり、良いプレーが出たら喜んだりと守備全体に波があったことです。(逆に今日良かったところは)QBサックが何本か出たこと、あとはロスタックルが何度か出たことです。(ご自身もQBサックを決めました)ひさしぶりだったので、嬉しかったです。(次節に向けて)もっとオープン攻撃での守備をしっかりとしたいです。また、パスカバーが良くなかったので、そこの部分もしっかりとやっていきたいです。

RB前橋
(試合を振り返って)一番やっちゃいけないファンブルをしてしまった事につきます。あれをやってしまうと上位には勝てないので気をつけたい。(初戦でしたが硬さはありましたか)それは全く大丈夫でした。普段から試合を想定して練習しているので大丈夫です。(試合前どういうプレーをしていこうというのはありましたか)試合になると視野が狭くなるので、落ち着いてプレーしようと。でも終盤少し焦ってしまいました。(今日は5つのタッチダウンを挙げていましたが調子は)コンディションはまずまずでしたね。今日は大きな怪我もせず終わったし、引き続き良いコンディションのままやっていきたいです。(今日の反省点は)とにかくファンブルですね。その直後のディフェンスでタッチダウン持っていかれて、試合の流れも持っていかれてしまうので。後はラインが押してくれると思うので信じて走るだけです。(今季はマークも厳しくなると思うが)とにかく当たりにうまく対応していきたいです。だいぶ体は大きくなったので、後はいい当たり方を自分なりに研究して、うまくかわしたり当たっていったり、シーズン通して当たり方にこだわっていきたいです。(次の試合に向けて)うちのポジションは競争が激しくて誰が出ても遜色無いので、練習一つ一つ気を抜かないで1プレー1プレー大切に、集中してやっていきたいです。

DB中村
(リーグ初戦でしたが)春はケガばっかりで久しぶりの試合だったので1年生のときと同じような気持ちで臨みました。(スコアの感想は)ディフェンスはノーフレッシュ、ノーロングゲインが目標だったのでファーストダウンを与えたりロングパスを通されたりで悔いが残ります。アサイメントが整理できてないし、レスポンスもまだまだだなという感じです。(原因は)今年からスターターが一新して、まだ若い部分が出て細かいミスが重なったかなと思います。(リターンTDのシーンは)コールがリターンでやるしかないと。練習ではロングゲインが出ていたのですが、試合でとれるとは思いませんでした。(後半は流れに乗り切れないようでした)前半で点差が開いたので集中が切れたところとメンバーが変わって落ち着かない部分もありました。(収穫と課題は)レスポンスとマンツーなど細かいミスがたくさんあって、自分のできていないところがこのままだと法政に勝てないので今日出た課題を無くしていかないと。

QB芳賀
(公式戦初出場でしたが)春にオープン戦はでていましたが緊張しました。(圧倒できたことについて)点差的には圧倒できたが武蔵工大にこれでは法政のときにうまくできるかわからないです。(QBでスタメン出場しましたが)チャンスをもらえたのは嬉しかったです。(課題は)もたついて失敗したりたまにドタバタしたところが反省点です。(今日いいところは)何もできなかったです。リーダーシップもとれなかったです。(帝京大戦は)ターンオーバーしないようにしていきたい。(帝京大戦に向けて)これからチームを勝たせられるようにしていきたいと思います。

LB井田
(今日は公式戦初出場でした)やっぱり緊張しました。でも思い切りやろうと思っていました。周りが見えてないといけないポジションなんですが、今日はちょっとそのことができていなかったです。(プレーをする上で気をつけたことは)とにかく思い切りやろうということだけです。今日はまわりに助けられました。(大学レベルのフットボールはどうですか)練習からしてきついです。あとは空気がしっかりしているというか、普段から緊張感があります。(今シーズンの目標は)秋はキック、それとディフェンスですね。とにかくやらないといけないことが多い。あとは試合に出ることです。







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