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 特集 



 早大BIG BEARS・クラッシュボウルの軌跡

 今や早大は毎年クラッシュボウルに出場している。しかし、2002年が早大BIG BEARSの革新期だったと言える。当時は中堅校だった早大が衝撃的なクラッシュボウル出場を果たした。それも直接対決で同率の相手に勝っていたために手に出来た、紙一重で掴んだ出場権だった。一つ上のステージに上がった早大は自信を得て03、04、05年と今年まで同大会4連続出場を果たしている。06年、つまり今年のクラッシュボウルからは従来の1ブロックから1チームの出場に絞られ(これまでは1ブロックから2チーム)より狭き門となった同大会。23日に行われる法大に勝つことが今回の出場条件になる。

 02年の早大は俊足QB波木健太郎と剛力FB神聖のオプション、スーパーサブQBの安村健志のパスと歴代屈指の攻撃力を誇った。もっとも下馬評では関東制覇大本命の法大の勝利を疑う者は居なかっただろう。第4クオーター終盤まで1点差で負けていたのも奇跡だと思われた。しかし奇跡は続く。試合終了間近にK神聖のFGが入り逆転。最終得点26−24で法大に大勝利。決勝では専大を45−17で圧倒、甲子園ボウルに出場した。伝説のシーズンと言っても過言ではないだろう。

 早大はよくアメフト関係者から『勝負強い』と比喩されるのは上記のエピソードも多分に織り込まれているからだろう。しかし、ことクラッシュボウルに関して言えば02年以来あと一歩で負けている。03年は02年度の強力な攻撃主要メンバーが残った一方で守備力不足の課題が解決されず、準決勝で東海大に34−37で惜敗した。04年は捕れば同点といったパスをエンドゾーンでWRが捕れずに終わってしまう。そして極めつけは05年の準決勝、法大との対決。ここでも1点差を競る大混戦を演じる。0‐14で迎えた第2クオーター中盤から早大は怒涛の攻撃と気合いの守備で戦う。試合終了間際には13−14と1点差に詰め寄った。02年度の再来か、そう思わせた最後のFG。K益子繕謙(商3)の蹴ったボールは無残にもポールの外に反れた。奇跡は毎年起こるものではないらしい。

 伝説の勝利あり、リベンジの誓いあり、クラッシュボウルにはドラマがある。そのフィールドに立てる者はリーグ戦の勝者のみだ。この地に今年も早大BIG BEARSが立てる事を心から祈りたい。

(石川新) 


 ★関東大学リーグ戦・最終節
早稲田大学BIG BEARS VS. 法政大学TOMAHAWKS

日時:11月23日(祝・木) 13:30キックオフ
会場:アミノバイタルフィールド






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