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 関東大学リーグ戦・立大戦 9月10日 東京・アミノバイタルフィールド



 立大相手に白星発進

早 大 立 大
14 1Q 7
7 2Q 14
7 3Q 0
7 4Q 7
35 total 28

爆発的なランプレーから2TDを決めたQB新田  『日本一』へむけての第一歩である秋季リーグ戦が開幕した。初戦の相手は、昨年の順位で見れば格下でも、「春からみて強いと思っていた」(斉藤直人主将=商4)という立大。「内容はひどい」(斉藤)とはいえ35−28で開幕戦の勝利を飾った。この試合で目を引いたのはQB新田洋(スポ3)のランプレー。チャンスをつくるだけでなく、自ら長い距離を走りきって2本のTDを奪う活躍をみせた。

 ワセダの見せ場は第1クオーターに訪れた。QBが新田と井上友綱(スポ2)の2人体制のなか、新田は出場して最初のプレーでいきなりビックゲインを見せ、相手エンドゾーンに迫る。そのチャンスを確実に生かして3分14秒にRB古川大悟(商2)がTDを奪い、まずはワセダが先制。その後立大に自陣エンドゾーン5ヤードまで攻められたものの、ここでディフェンス陣が集中力を発揮。立大の攻撃を押し返し、4thダウンギャンブルもLB浅野翔太郎(理工3)のタックルで防ぎきった。すると直後の1stダウンでQB新田がディフェンスの勢いを受けたかのように98ヤードを走りきってTD。14−0とし、流れはワセダに傾くと思われた。しかしその後は第1クオーター終盤と第2クオーターに立教に3連続TDを奪われ逆転を許してしまう。第2クオーター9分31秒にまたもQB新田が46ヤードランのTDで同点にして前半を終えるが、観客に煮え切らない印象を与える試合展開となった。

最後は立大のパントファンブルをOL村本貴俊(商3)がカバー  後半に入り、ワセダは第3、第4クオーターにそれぞれ1本ずつTDを奪うが、立大に1本返されて最終スコアは7点差。白星発進となったものの、「立教がプラン通りに動いてきたのに止め切れなかった」(浅野)、「ミスをしないように心がけていたのに、結果的には自分たちで自分たちの首をしめてしまった」(古川)と、ディフェンス、オフェンスともに反省点が残る試合であった。

 斉藤主将は、昨年や一昨年とは違って今年は自らを「弱いチーム」と評している。初戦も内容よりもまず勝つことを目標に置いた。しかし、それは自分たちと厳しく向き合ったからこそ出てきた言葉だ。朝倉孝雄監督(平3商卒)も「シーズンを進めるにつれて、いい状態に持っていければ」というように、「1試合1試合積み重ねるしかない」(斉藤主将)。力が拮抗している、というAブロックをその姿勢で戦い抜くことで、『日本一』へ向かう道を少しずつ広げていけるはずだ。次の一橋大戦も確実に勝利をつかみにいく。

(細野恭代) 


◆コメント

朝倉監督
(まずは白星発進ですね)やっぱり春にゴタゴタがあって、今日も見たようにタックルやアサイメントのミスもあった。だからシーズンを進めるにつれて、いい状態にもっていければ。選手にはトーナメント戦のような気持ちでやれといっています。(今日のゲームプランは?)オフェンスはTB、新田のランと井上のパスでいきました。今日はあんまり井上の調子がよくなかったね。QBはこのまま二人体制でいきます。(立教の印象は?)攻撃の強いチームだけど、4本は取られすぎ。前半は2本ぐらい取られると思ったけど、後半は余計だった。ディフェンスのパスカバーはこれからアジャストしていければ。(一橋戦に向けて)バランスの取れているチームだし、侮れない。万全の準備をして臨みます

WR斉藤主将
(今日の試合を振り返って)勝ったことはよかった。正直(今年のワセダは)弱いチームなので、去年や一昨年のように内容を求めて試合に臨むというよりも、今日は勝利を目指していた。去年の順位で言えば2位対6位の対戦なんですが、今年の立教は春から見て強いと思っていたし。でも内容はひどかったですね。(開幕戦ということで、試合勘がつかめなかったということはありますか?)個人的にはそういうことはないんですが、今までで初めてゲーム前日に緊張しちゃって、うまくのれなかったですね。(のれなかったとはいえ、ご自身もランで1本TDを取りました。今日はパスよりランが多かったですね)立教のディフェンスはあんまり良くないので点取りになると思っていて、ラインで押していこうと。スカウティング通りのディフェンスをしてきたので、危ないパスを放る必要はなかったので。(今後に向けて)1試合1試合積み重ねていくしかない。Aブロックは拮抗しているので、気を抜かずに、若いチームなので集中力を保つことを意識していきたいです。

QB新田
(今日は随分走れてましたね)うまくかみ合いました。OLのお陰ですね。(今日はどういう気持ちでフィールドに入ったんですか?)『勝つ』事を意識しました。夏合宿でやった事をやるだけなんで。あとはメンタル面で負けない事も意識しました。

LB浅野
(第1クオーターのエンドゾーン間際で素晴らしいタックルがありました)そうですね。ゴールライン守備だったのでLBじゃなくてディフェンスラインだったんですけど、ダイブフェイクでQBがボールを持ってるのが見えたんでガッツリ行きました。(今日の守備全体のパスカバーはどうでしたか?)球際が弱いですね。マンツーマンでも負ける場面が多かったりと、課題も多いです。

RB古川
(今日の試合を振りかえって)結構ランでボールを進めてたけど、周りの期待に答えられる出来じゃなかった。勝ったけど、ここまで苦戦するとは思わなかった。ミスをしないように心がけてたのにターンオーバーも2回されてしまった。結果的には自分たちで自分たちの首をしめてしまった。今日の内容は最悪でした。(今日の2TDについて)タッチダウンしたのは良かった。向こう(立教)はこっちのイメージ通りだったし。ただ、OF全体は単発で全然ダメだった。(QBとの連係は?)練習してきたことが出し切れなかった。自爆ですね。(次戦に向けて)今日の反省を活かして、次こそはミス無しで行きたい。それで完璧なオフェンスをしたい。







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