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| 第52回早慶アメリカンフットボール対校戦
(5月23日 アミノバイタルフィールド)
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攻守に慶大を圧倒、3年連続で早慶戦に勝利
| | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | total |
| 早 大 | 7 | 14 | 10 | 10 | 41 |
| 慶 大 | 0 | 0 | 7 | 13 | 20 |
今年で52回目となる早慶アメリカンフットボール対校戦、41-20で勝利した。この試合でもっとも光っていたのはなんといってもMVPを獲得したQBの新田洋(スポ2)。ランあり、パスありと縦横無尽の活躍、そこには昨年まで波木健太郎(現NFLEケルン・センチュリオンズ)がつけていた背番号5を継ぐものが、確かにいた。
新田洋は試合開始早々から立て続けにパスを決め、先制のTDは1Q8分24秒、RBの島崎泰介(教4)がランで押しこんで決める。前半はディフェンスが完全に慶大オフェンス陣を抑え込み、いいリズムでオフェンスにつなげた。2Qにも新田洋のパスを中心に敵陣へ攻め入るパターンで、新田潤(社4)とRB新井竜雄(理工2)がランでTD。21−0で前半を折り返す。
後半開始直後、今度もまた新田洋がパスで距離を得て、最後は自らランでTD。これで28−0とした。この試合楽勝かと思われたが、続く慶大のシリーズはラン中心の攻撃に攻め入られてしまう。ここでTDまで残り6ヤードと迫られたところをなんとか守りきるが、次の早大のシリーズ、1stダウンでインターセプトを浴び、慶大のQB遠藤に自ら持ち込まれ、TDを許してしまう。
3Q8分37秒に島崎のFGで3点を追加したが、後半はオフェンスが攻めあぐねるシーンが目立った。それに伴ってかディフェンスも前半に比べると精彩を欠く。4Qに入ってすぐに慶大にTDを奪われるなど、早大にとって嫌な雰囲気が流れていたが、この雰囲気を断ち切ったのは、この試合序盤から良い走りを見せていた斉藤直人(商3)。この慶大に許したTD直後の慶大のキックオフ、レシーブした斎藤が慶大ディフェンスをくぐりぬけサイドライン際を独走し、惜しくもTDは逃すものの90ヤードを駆け抜けた。直後の1stダウンで斎藤がパスをキャッチしTD。この後、4Q10分50秒に、またも慶大にTDを一本許すが、早大は試合終了間際にもFGを1本決め、41-20で終えた。
監督が春の目標としていた1対1の突破力、パワー&ヒットに関してはそれなりに満足のいく結果を出すことができた。しかし前半のディフェンスがしっかり守ってオフェンスへ、という流れを後半も保てなかったところが課題だろうか。2週間後には春の最後の練習試合となる関西大戦が控えている。春の総決算となるこの試合、ここまでで見えてきた課題を克服し、日本一へ向けて秋のリーグ戦にいい流れでつなぎたいところだ。
(五島悠一)
◆コメント
朝倉監督(平3商卒)
(今日のゲームの感想は)とりあえず勝てて良かったね。特に前半は良かった。完璧な内容。後半はメンバーを入れ替えてから、ちょっと落ちてしまったけど。今年のチームは若いから、層を厚くしたいので、色々な選手が出れたのは良かった。(春、課題としていた一対一を強くすることについて)ヒットとパワーの部分を強く意識していて、大部分は出来たと思う。テクニックうんぬんより、まずは一対一で勝たないと。(関大戦が控えていますが)昨年も勝ってるし、勝ちたいね。
QB新田洋
(今日のゲームの感想は)気持ちよかったです。楽しめました。(ランもパスも好調でしたね)OLの人がいい働きをしてくれたと思います。(オープン戦から修正した点は)一つひとつのプレーの精度を上げることを意識しました。(コーチから言われたことはありましたか)色々言われました。特にチームプレーを心掛けろと強く言われました。QBはチームのまとめ役ですから。(背番号?番<昨年までのエースQB波木健太郎が付けていた番号>を付けてみていかがでしたか)ゲン担ぎに付けたんですけど、試合に入ったら番号が味方してくれました。重さは感じませんでした。(関大戦に向けて)(今日)やっと試合らしい試合ができたんでこのままの勢いでいきたいです。
OL村井雄太主将(人4)
(今日の試合内容は)とにかく勝ってよかった。前半はディフェンスがしっかり守ってオフェンスへ、というリズムができていていい流れだった。後半はオフェンスがもたついて、ディフェンスもずるずるといってしまった。常に前半のようないいリズムで試合をする、というのが今後の課題。自分自身も前半はいい流れでプレーできたが、流れが悪いときこそ落ち着いてチームを引っ張れるようにしたい。特に今年はチームが若いだけに、波に乗れば強いがミスがあると沈んでしまうので。(今のチームの調子は)専修に負けて(※5月16日に行われた練習試合で専修大に早大は10−7で敗れた。)嫌な感じはあったが、今日勝ったので良かった。春の残り一試合(※関大戦のこと)、課題を克服して臨みたい。(関大戦に向けて)春の総決算。すべてを出したい。相手が誰であろうと自分たちのプレーができれば良い。ここで勝って、秋のリーグ戦にうまくつなげていきたい。
LB柳生永(政経4)
(今日はどうでしたか)全然(目標である)日本一には足りない。前半は良かったが、後半、メンバーを変えたことによって雰囲気が変わり、それを断ち切れなかった。(ディフェンスだが)全くダメだった。リーダーである自分を含め、上級生がリードできず、悪い流れが続いた(関大戦に向けて)いつも通り目の前の相手を圧倒するだけです。
WR斎藤直人
(今日の感想は)勝ててよかった。前半はチームが機能してうまく攻められた。(もう少しでTDだった90ヤードリターンについて)途中で疲れちゃいました・・・・。(そのあとTDでしたね!)あれはコーチが情けでしてくれました(笑)。(ランが多いのは作戦?)パスもランも練習してます。確かに去年よりもパスが多いです。(3年生になって、チームを引っ張る立場になった?)もともと3年生は少ないし、来年レシーバーはたくさん抜けるから自分がひっぱっていかないと。(関大戦に向けて)入学して1度も負けてないから勝ち続けたい。
RB新田潤
(今日の試合を個人として振り返ると)去年の早慶戦では、189ヤード走ったのにMVPが取れなかった。今年も狙ってたんだけど、あまりよくなかった。4年として自分のことばっかり言ってちゃいけないんだけどね。OLが若いっていうのもあるけど、チームが始まってからランプレーがあまり出ていない。結果としては、もっといけたかな。(4年生として今日のチーム全体はいかがでしたか)前半はオフェンスもディフェンスもすごく良くて。でも、ハーフタイムで1回集中が途切れて、後半はインターセプトとかされてしまった。中だるみがあったのかな…。(早慶戦という事で何か意識した事は)去年#19の岡本(慶大)に65ヤードの独走を許してしまい、ゴール前10ヤードぐらいまで行かれた事があったので、「速い」という印象があった。でも今日は相手がランプレーに至らなかったからね。(弟のQB・新田洋との連携は)全然合ってなかった。専大戦でも合わなくて。でも慶應のディフェンスのビデオを見て、そういう(QBとの連携)プレーは用意していた。タイミングに注意してやった。(これまでの試合で課題は見つかりましたか)チームとしては、まだ若いからアサインメントミスが多い。相手に対応できなかったり。「圧倒しよう」という目標で、間違えてもいいから思い切りやれと言っているけど、まだ萎縮してるヤツがいたら良くないよね。個人としては、セーフティーを1対1で抜かなきゃいけないから、カットやスピードの面で抜きされるようにしないと。カットの技術を身に付けたい。試合やチームを全体的に見渡せるようにはなってきている。(2週間後には関大戦が控えていますが)もちろん強いと思うけど、自分たちの目標(日本一)を考えれば、立大以外は変わりない。関大戦に合わせた練習はしているから、自分たちで出来る課題をつめていければ。あと、関大はバックが良いので自分も負けないように戦いたい。
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