wasedasports.com

記事一覧


速報掲示板


お知らせ


定期購読



Click Here!





wasedasports.com >  陸上競技 >  リベンジの号砲 >  第6回


 ▽過去記事一覧



 ▽大会予定



 ▽野球



 ▽ラグビー



 ▽陸上競技



 ▽サッカー



 ▽アメフト



 ▽競技一覧



 ▽特集



 ▽OBOG選手



 ▽課外活動



お気に入りに追加!



Click Here!









読者アンケート
お名前
メールアドレス 
コメント




 陸上競技特集 第6回 西城裕尭



 【特集】リベンジの号砲 第6回 6区 西城裕尭

 三田裕介(スポ4=愛知・豊川工)のメンバー変更により、図らずも急遽6区を任された西城裕尭(スポ3=東京・早実)。復路での良い流れを作りたいところだったが区間15位と大幅に出遅れ、苦い大学駅伝デビューとなった。最上級生となり、雪辱を晴らすべく挑む来年度への心意気を伺った。


「去年と比べて走れていないなと」


――箱根から3週間経ちましたが、振り返ってみていかがですか
そうですね、やっぱり自分がもう少し走っていれば、少し順位も良かったのではないかというのがあります。ことしチームに迷惑をかけてしまった分、来年はしっかり走れるようにと目標を持って練習しています。

――早実に進んでから6年目にして憧れのエンジでしたが、気負いはありましたか
すごく緊張していたとは思うのですが、楽しみのほうが大きかったですね。中学で陸上を始めた時から箱根を走るというのが自分の中での目標だったので、それが叶って嬉しいという気持ちが一番でした。

――6区を任せると渡辺監督(康幸、平8人卒=千葉・市船橋)に告げられたのはいつですか
1月1日ですね。

――それまでまったくそのような予定はなかったと
はい、そうですね。

――練習をしていたのは6区だったのですか
はい。

――山下りの練習はいつからされていましたか
1年時の箱根が終わってからですね。

――山下りを任された理由は
合宿などの練習で、下りが得意だったからだと思います。

――下りが得意であるという自覚は
特にはしていなかったですね。結果的に練習をやってから考えてみると、確かに下りは結構得意かなとは感じます。練習などでも他のチームメイトよりは走れているかなという自覚はありますね。

――6区は上りもありますが
上りも苦手ではないですね。下りほど得意ではないですが…。

――当日は、前を行く東洋大とは5分、後ろから迫る明大とは20秒の差がありましたが、意識はしましたか
前と5分以上差があったこともあって、特に前も後ろも意識しませんでしたね。スタート時点では後ろに特に抜かれないという自信もあったので、自分の走りをすればいいのかなという風に考えていました。相楽コーチ(豊、平15人卒=福島・安積)や渡辺監督からも事前に自分の走りをすればいいと言われていて、特に前や後ろを意識するようにということは言われなかったので、自分の走りに集中しました。

――それでは監督から特に指示は受けなかったと
そうですね。最初の上りは設定タイムがあったのですが、そこからあとは自分の走りをすればいいからと言われていました。

――上りは設定タイム通りに走れましたか
はい、上りは設定タイムくらいで走れたのですが、下りに入ってからうまく切り替えができませんでした。ですから上りの時点では離されていなかったと思うのですが…。

――当日の不調の原因は
言い訳のようになってしまうのですが、9月の下旬にケガをしてしまって、1カ月ほど練習を離れていた影響が大きかったのかなと思います。

――調子が悪いと気付いたのはいつですか
集中練習の時から、去年と比べて走れていないなというのはありました。本番に向けて上手く上がってくればいいなと思っていたんですが、上がってきませんでした。

――当日一番つらかったのはやはり最後の平地ですか
そうですね。本当に早く終わってくれというような感じでした。

――箱根のビデオはご覧になりましたか
いいえまだ見ていません…。そのうち見ようとは思っているのですが、やはり自分が良い走りではなかったので、まだ上手くけりがついていなくて…。

――他の選手の走りはいかがですか
いえ、全く見ていないですね。

――去年6区を走った高野さん(寛基氏、平23スポ卒=長野・佐久長聖)からアドバイスは
一度練習にいらした時に、最初から突っ込んでいけとアドバイスいただきました。

――雑誌のインタビューなどで、高野さんは西城選手を買っていらっしゃいました
そうなのですが…申し訳ないですね。

――来年も走るなら6区がよいですか
そうですね。でも最後なので、与えられた区間をしっかり走りたいなと思います。


「他校を意識できるように」


――初めての大学駅伝を経験して得たものは
走ってみて大きく変わったのは、他校を意識できるようになったということです。今までは大学駅伝に出たことがなかったので、チーム内の競争にしか目を向けていなかった点が駄目だったなと思います。

――他大で意識する選手は
そうですね…今回6区区間賞を取った、東洋大の市川くんですかね。多分来年も6区を走ると思うので、もし僕もまた来年6区を走ることになれば、並んで走れるようになりたいなと思います。

――今回の箱根を通して自分に足りなかったと思うものは
基本的な走力ですかね。5000メートルにしても1万メートルにしてもことしはベストが出ていませんし…他大学では自分のような遅いタイムの選手は走っていないので、やはり来年は13分台と28分台は出せないと、優勝は厳しいかなと思います。

――チームとして足りなかったと思うものは
ベストメンバーが組めなかったということが、力不足だったかなと思います。

――駅伝をする上で大切だと考えるものは何ですか
駅伝というのはチーム競技なので、仲間のことをどれだけ想って走れるかというのが一番大切なのではないかと思います。辛い時に頑張るためには、やはり仲間のことを考えて走るのがいいのかなと思いますね。

――箱根前におっしゃっていた、支えてくださった方への感謝を込めた走りというのは
どうですかね…やはりもうちょっと走りたかったなというのはありますね。その分は来年に回したいと思います。


経験あるチームで優勝を


――ことしはいよいよラストイヤーです
そうですね。特に変わることもないと思うのですが、最上級生になるので練習を引っ張って行かなくてはいけないですし、その分責任も出てくるのかなとは感じますね。

――ことしの箱根は3年生が5人走りました
1年のときに萩原(涼、人3=東京・早実)が走っているのを考えると、僕たちの代は6人の箱根経験者がいるので、心強いなと思いますね。ことし最上級生になるわけですが、やはり箱根の経験のあるメンバー中心にチームを引っ張っていくことが出来ればいいなと考えています。

――一番負けたくない同期は誰ですか
市川(宗一朗、スポ3=愛知・岡崎)ですかね。去年から一緒に練習をしていて、私生活でも仲が良いですしよく一緒にジョグをしたりもするんですが、その分ライバル心も強いです。

――去年は関東学生対校選手権(関カレ)、日本学生対校選手権(全カレ)とどちらも総合優勝を果たしました。春からのトラックシーズンでは、2年連続二冠がかかります
そうですね。貢献できればいいなという感じですね。

――トラックシーズンへの心構えは
ことし1年を振り返ってみると、春先から全然調子が良くなくて、そのままずるずると調子が上がらないまま1年間を過ごしてしまったという反省点があります。ことしは、春先から納得いくタイムを出して、関カレは走りたいなと思いますね。

――狙いたい種目は
ハーフマラソンですね。

――先程1万メートルでは28分台で走りたいとおっしゃっていましたが、時期はいつまでに
出来れば夏合宿が始まる前には出しておきたいなと思います。

――大学卒業後競技を続ける予定は
いいえ、今のところありません。

――それでは本当に陸上生涯最後の1年ですね。一番の目標は
箱根駅伝を走りたい、そして走るからには優勝を狙える大学で走りたいと思ってワセダを選んだので、来年は優勝してその夢を果たしたいですね。ことしは迷惑をかけてしまったので、来年はその分しっかり仕事もして、チームもちゃんと優勝できればいいなと思います。

――ありがとうございました!



(取材・編集 深谷汐里) 


◆西城裕尭(さいじょう・ひろたか)
 1991年(平3)3月13日生まれのB型。173センチ、54キロ。東京・早稲田実業出身。スポーツ科学部スポーツ文化学科3年。自己記録:五千メートル14分23秒3。一万メートル30分33秒8。ハーフマラソン1時間06分14秒。









wasedasports.comに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。
すべての著作権は早稲田スポーツ新聞会に帰属します。
なお学校長期休暇中のお問い合わせには応じられませんのでご了承をお願いします。
(c)2001-2012,waseda sports press