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第92回日本選手権
6月26〜29日 神奈川・等々力陸上競技場
エース竹澤、北京五輪代表決定!
五輪参加標準記録A(A標準)を突破していた竹澤健介(スポ4)が五千メートルで2位に入り、30日に行われた日本陸連理事会で正式に北京五輪代表に選出された。また、棒高跳の笹瀬弘樹(スポ1)、100メートルの木村慎太郎、400メートル障害の津留加奈(ともにスポ3)がそれぞれ3位に入り、表彰台に上った。大会を通じて、表彰台4を含む入賞11と大躍進を果たした早大勢。9月の日本学生対校選手権(全カレ)に向けても収穫の多い大会となった。
(石川祥子)
★竹澤、五千メートル2位で北京へ
北京五輪代表を手中にする走りを見せた竹澤は、開口一番に「ほっとしています」。胸をなでおろした表情が、ここにたどり着くまでのいばらの道を思わせた。
首脳陣、そして本人もハラハラ・ドキドキの展開だった。3400メートル付近で入船敏(カネボウ)がペースアップすると、一時は第3グループまではじき出された。「見ていて疲れちゃった」と渡辺康幸監督(平8人卒)が言えば、竹澤も「僕が一番疲れていました」とおどけて当時の心境を振り返る。しかし、もちろんひるまない。徐々に順位を上げると、4位で迎えたラスト1周で猛スパート。2選手をかわし、約6秒あった1位の松宮隆行(コニカミノルタ)との差も1秒92差まで縮めた。優勝こそ逃したものの、A標準のタイムを持つトップにきん差で続く2位。五輪切符を確信した。
坐骨神経痛を押して出場した箱根駅伝後は、試合を離れて今大会への調整に専念。5月にはポイント練習をこなせるまでに復調しており、当初は同月31日のゴールデンゲームズinのべおかを復帰戦に、速いレースペースへの対応を見るプランだった。しかし、同月下旬に自転車同士で衝突するアクシデントに見舞われ、右ひざを痛めて同大会を欠場。練習も3週間中断していた。「一発目が日本選手権で、すごく不安でした。自分はできるんだ、と唱えるように考えていました」。言葉の端々に見え隠れする苦悩。それだけ、溢れ出た安堵の気持ちは大きかった。
指揮官の熱視線も受ける。現役時代の渡辺監督も、1996年(平8)アトランタ五輪一万メートル代表に選出されたが、故障により直前に出場を辞退した。「僕は選ばれただけでスタートラインに立てなかった。彼はスタートラインに立つだけではなく、選ばれるからには勝負してほしい」。07年世界選手権一万メートルは12位。五輪は大阪以上の結果に期待をかけている。
「大学1、2年生で初めて意識するようになった」というオリンピック。高校時代までは頭の片隅にもなかった遠い大舞台が、早くも現実のものとなった。「北京ではできるだけいい順位に入りたい」と竹澤。早大で世界を見たWのエースが、真夏の北京でクールに熱い走りを披露する。
★笹瀬、自身の成長に手応え
棒高跳に出場した1年生の笹瀬は5メートル40を跳んで3位。A標準(5メートル70)だけに狙いを定めていたため、大会後は「無残に散ってしまった。悔しい」と漏らしたが、同時に「助走も完ぺき。踏み切りもいつも以上に入れた。そろえたポールが使えなくなってしまった」と収穫も明かした。5メートル50の試技で使用した16フィート、190ポンド、フレックス17.1のポールも「柔らかく感じた」といい、今後は16.5フィートの長さのポールで記録を追求していくつもりだ。7月8日からビドゴシチ(ポーランド)で行われる世界ジュニア選手権代表にも選出。今大会で5メートル50を成功して2位に入った鈴木崇文(東海大)からポールを借りており、「もう5メートル70を跳ぶしかない。世界を獲ってから日本を獲る」と勢い込んで話した。
★100メートル決勝に早大3人が進出
まさに“短距離王国”だ。国内最高峰である今大会の100メートル決勝に、木村、江里口匡史(スポ2)、木原博(スポ3)の三選手が進出。熱気が最高潮に達した最終日の等々力を、エンジ色で席巻した。中でも際立つ走りを見せたのが木村。ともにA標準を突破しているV3の塚原直貴(富士通)、ベテランの朝原宣治(大阪ガス)に次いで3位に入る大殊勲を挙げ、表彰台で肩を並べた。4月の織田幹雄記念国際では追い風2.4メートルの参考記録ながら10秒36の好タイムをマーク。「そこから、あれもしなきゃこれもしなきゃとやりすぎた結果、波を持ってこられなかった」ため関東学生対校選手権(関カレ)は6位と失速したが、高校の恩師などのアドバイスにより迷いは消えた。05年日本ジュニア優勝、総体2位など早くからの実績の持ち主。天性のスプリンターの大学3年目は大きな飛躍のシーズンとなりそうだ。
★津留3位! 早大勢躍進の口火切った
早大勢躍進の流れをつくり出す好走だった。大会2日目に行われた女子400メートル障害決勝で、津留が自己記録を0.57秒縮める58秒16の好タイムをたたき出して3位に。レース後は「素直にうれしいです」と声を弾ませた。思い描いた青写真を、そのまま体現できた。「前半上位に入っていたら(3位を)狙えると思っていたので飛ばした」と前半から攻めの走りを見せると、そのまま後続を寄せ付けずにフィニッシュ。ライバルを意識しすぎて同種目5位に終わった関カレから心を切り替え、「速い人ばかりの中で自分のレースをしようと思って臨んだ」ことも好結果につながった。ただ、8台目のハードルから足が合わず、「57秒台も狙えたのに…」と悔しがる一面も。大台突破の爆走は全カレで見せる。
◆主な決勝種目の結果
【男子】
▽100メートル
木村慎太郎(スポ3) 10秒42(3位)
江里口匡史(スポ2) 10秒61(7位)
木原 博(スポ3) 10秒62(8位)
▽800メートル
吉井 弘樹(スポ院1)1分49秒87(4位)
< 松田 大介(スポ4) 1分50秒71(7位)
▽五千メートル
竹澤 健介(スポ4) 13分49秒73(2位)
▽110メートル障害
飯田 将之(スポ3) 14秒02(6位)
▽走幅跳
堀池 靖幸(スポ3) 7メートル78(7位)
▽棒高跳
笹瀬 弘樹(スポ1) 5メートル40(3位)
【女子】
▽400メートル
桑原 千紘(スポ2) 55秒00(6位)
▽400メートル障害
津留 加奈(スポ3) 58秒16(3位)
※入賞者のみ掲載
◆コメント
渡辺監督
(竹澤選手の走りを見て)あれが限界ですね。滑り込んだという感じです。練習がしっかり積めていないのと、足の状態が良くないので一万メートルを欠場しました。綱渡り状態ですね。僕も見ていて疲れちゃったんで(笑)。それくらいの状態で、本来は勝たなきゃいけないんですけど、2番でもオリンピックは間違いないと思うので、最低限のラインに滑り込んだので良かったです。(松宮選手につけという指示を出していた?)それはあります。そういうレースにはなると思っていたので。(では途中離れてしまった時は)不安でしたよ(笑)。1発目だったので、試合勘というのもなかったので、よくやってくれました。(本人にはどのように声をかけますか)お疲れさんですよね。こっちもお疲れさんなんですけど(笑)、本人が一番大変だったから。(エントリーしていたゴールデンゲームズinのべおかは欠場)出すはずだったんですけど、自転車同士でぶつかって足を痛めて、それからおかしくなってしまって。もともと腰を痛めていたんですけど、今右ひざを痛めていて。そっちの方が今良くないんですよ。(その後練習は積めていた?)積めていないです。だから今回1種目っていうのもあるんですよ。滑り込みセーフです。ある程度の動きは入れていたんですけど、あれがもう限界です。1週間から10日前くらいになじんできた状態で。選ばれたら選ばれたで、まだあと1か月半あるので、しっかり準備をさせます。(五千で決めたというのは)本当は長い方がいいんですけど、ダメージを残さないために、すぐに練習に入れるように五千にしたんですよ。(北京五輪に向けて)僕は選ばれただけでスタートラインに立てなかったので、彼はスタートラインに立つだけではなく、選ばれるからには勝負しなければいけない。前回は一万で勝負できなかったので、もうちょっと勝負してほしいと思います。(中山卓也選手に関しては)近畿チャンプとして標準記録を破ってないで出てきているので、1年生ですし、故障していてずっと練習が積めていなかったので、あれが限界です。(中山選手は序盤トップに立っていたが)あれは僕がいかせたんですよ。後ろでちょこまかやっていてもあいつのいいところが出ないので、ダメでもいいからいけと言いました。日本選手権であれができるっていうのは、僕は評価します。将来的にはもっと走らせたいと思っています。(ホクレンディスタンスチャレンジで八木勇樹選手が好タイム)北見と釧路、もう1回行きます。中山も一緒に連れて行きます。
相楽豊コーチ(平15人卒)
(竹澤選手の走りを見て)中山に引っ張らせて、もうちょっと持つかなと思っていたんですけど、やはりみんな力のある選手で、引っ張りきれずに、思っていたよりもスローな展開になってしまった。3000〜4000メートル付近で何人か飛び出した時に反応できなくて、追っても遠かったので、正直もうダメだと思ったんですけど、しっかり切り替えて前を追ってくれました。本当に苦しい状態だったんですけど、よくやってくれたと思います。(監督も中山選手には最初から引っ張るように指示をしていたとおっしゃっていたが)日本選手権には今外国人選手がいないので、スローペースになってラスト短い距離からのスパート勝負になる展開が多かったので、もちろんあの子もスパートあるんですけど、もしスパート勝負になって、万が一ということがあると嫌なので、その前の段階でハイペースにして、力のない選手を振り落とした状態で、勝負できる環境を作りたかったので。(竹澤選手のためでもあった)そうですね。中山にしても、スローでラスト上げるという展開は得意ではなくて、自分でペースを作っていく方が得意という選手なので、1年生ですし、経験なので、いけということでやらせてみたんですけど。1500メートルぐらいしかもたなくて。本当は3000メートルまで行かせたくて、できれば8分10〜15秒くらいで通過してほしかったんですけど、しょうがないですね。いい経験ができたと思います。(では中山選手のきょうの走りはダメというわけではない)はい。今ある力を出し切ったと思いますし、本人はもちろん悔しいと思っていると思うんですけど、これから力をつけてこういう場で戦える選手になってほしいと思います。(竹澤選手には北京ではどのような走りをしてほしい)去年の世界選手権よりも世界の背中が見えるような走りをしてくれたら、秋以降に生きてくるのかなと思います。その辺りを期待しています。(相楽コーチから見る竹澤選手とは)走りを見ていて楽しいです。僕がやろうと思ってもできないことを彼はどんどんやれちゃうし、どんどん成長し続けているので、楽しいですね。日本人だからっていう枠にとらわれないで、世界で戦えるような選手になってほしいです。(高橋和選手は練習を見ていて)大分できているみたいで、仕上げ練習もいい感じで走れています。予選がああいう結果だったので、展開にもよりますけど、自己ベスト、あわよくば早大記録も出ると思います。(高橋和選手と細かい話をしているというのは)練習の組み立て方ですね。毎年3年生までは今の時期は1500メートルだけの練習に固執して失敗している部分が多かったので、今年は春に思い切って長いのをやってみなさいということで、クロカンやハーフマラソンを走らせて、そこからトラックシーズンの短い距離に移行していきました。僕らがやらせたい練習と、あいつがやりたい練習の中間をうまくミックスする感じで。あの子は能力もありますし、自分で納得した練習をやらないと頑張れないんじゃないかなということで、その辺りを色々と話しました。
竹澤
(大会を終えて)ほっとしました。優勝を狙っていたんですけど結果的に2番で、でも選んでいただけると思うので、良かったです。(どんなレース展開を予想した)レース感覚がなかったので、とにかく優勝するためにどうすればいいのかというのを考えながら走っていました。(松宮選手に付いていこうという判断をした)付いていくつもりで走ったんですけど、結果的に離れてしまって、しょうがない、と。(ラスト1周のスパートは見事でした)途中休憩したので、何とかああいうレースができました。レース前からラストを上げるという意識はしていて、絶対にラスト勝負になるだろうと思っていたので、そういう走りをしました。(ラストは以前課題として挙げていたが、練習でも意識した)現段階では精一杯の走りで、あれ以上はできないというか、最大限の力を発揮できたと思います。(復帰戦となるはずだったゴールデンゲームズinのべおかは欠場)のべおかかホクレンディスタンスチャレンジに出るつもりで仕上げていたんですけど、結果的に状態が良くなかったので、欠場しました。(監督から5月下旬に自転車同士でぶつかるアクシデントがあったとお聞きした)色々と良くないことが重なって、3週間くらい練習を中断することになってしまって。ぎりぎりまでこういう状態になってしまった原因の一つではあります。一発目が日本選手権となってしまってすごく不安でしたが、やるだけやるしかない、と思って走りました。(走れない時期が続いて不安は)不安ももちろんありましたけど、自分はできるんだ、と唱えるように考えていました。(五千のみでの出場ということでしたが)できれば本当は長い方が良いというのもあって、足ができていれば一万で勝負したいという気持ちもありましたが、足の状態が悪くて、五千に絞りました。あれが精一杯です。(オリンピックへの思いは)昔から強かったというわけではないんですけど、大学に入ってから意識するようになりました。高校時代までは何も考えていなかったですね。大学1、2年生ぐらいで、最高峰の試合に出たいという思いが生まれてきて。(オリンピックではどんなレースをしたい)できるだけいい順位に入りたい。世界陸上に出たので、その経験を生かした走りをしたいです。(監督は出るだけではなく勝負をしてほしいと)全力は尽くします。頑張ります。
吉井弘樹(スポ院1)
(4位という結果については)目標は表彰台だったので4位は残念です。タイムもベストから1秒くらい遅いので良くはないですね。(レースを振り返って)600までは2、3番手で残り200のスパートについていけなかったです。2、3番手にいて最後勝負するのが自分では理想です。(日本選手権に慣れてきたのでは)試合前にベストが出て戦える位置にはなったと思います。(これからの抱負を)自己記録を出したいです。47秒台を出したいです。
高橋和也(スポ4)
(千五百メートル11位という結果)中途半端ですね。不完全燃焼です。(大会前の狙い)高校の時の6番を超えることと、早大記録を更新すること、それだけを考えて今回臨みました。予選の感じで間違いなく手応えがあったので、決勝がハイペースになったら絶対に出るだろうと確信していたんですけど、思っていなかった展開で。富士通の人が日本記録くらいのペースで引っ張るという打ち合わせが事前にあって、それしか覚悟していなかったので、想定外で。こういうレース展開だとポジション取りが大切なんですけど、みんな一流選手なので、なかなか譲ってはくれませんでした。位置取りで余計な体力を使ってしまって、ぶつかり合いもあってリズムを崩してしまった。思うようなレース展開にならなかったのが、順位にも記録にもつながらなかったかな、と。やりきれないです。(のべおか後に速いレースペースに対応できる練習をするとおっしゃっていた)一昨日のレースでそれが証明できたというか、自己ベストに近いタイムで余裕を持って走れたので、手応えがあったんですけど、こういうスローになってからの急激な切り替えっていうのがまだ甘い。まだまだ力が足りない。(予選のレースは)全然疲れてなかったんですよ。自己ベスト出しちゃおうと思ったんですけど、まあいいか、決勝に取っとこうと思ってしまって。こうなるとは思ってなかったので。せっかくここで決着をつけようと思っていたのに。最後は気持ちが切れてしまいました。ああもう無理、追いつけないと思って。入賞しなかったら9位でも10位でも11位でも変わらないやと思ってしまって。最悪でも入賞したかった。(千五はこれで区切り?)急遽決まったんですけど、ホクレンに出ようって監督が。オレも悔しい。オレもこうなるとは思っていなかったから、出させてやりたいと、そう言っていただいたので、7月に行われるホクレンに出る予定です。ペースメーカーがついて、完全にハイペースになるので、そこに調子を合わせていきます。合宿前最後なので、それを目指して頑張ります。(監督からはどんなことを)ハイペースになる、それ以外考えられないからと。絶対41〜2とかが出るから、自信を持って、極力前につけという話をしていたんですけど、走り終わって、すまん、こうなるとは思わなかった。悔しいよ悔しいよオレも悔しいよと。分かってもらえたかなと思うので、ホクレンに望みをいただけたので、期待に応えられるように、次、何が何でも記録を出します。
松田大介(スポ4)
(レースを振り返って)付いていって上げようという感じでした。300〜500は良い流れで走れたのですが、そこから上げきれなかったです。思ったより入りが速かったです。(7位という結果については)予選で1番遅いタイムでの通過だったので妥当といえば妥当だと思います。自分のレースができて、自己ベストも出たので評価していいと思います。(これからの抱負を)インカレや国体でもっと上の順位で入賞したいです。後輩の目標になるような選手になりたいです。
飯田将之(スポ3)
(きょうのレースの感想は)決勝ではもっと上の順位を狙いたかったです。13秒台を出したかったですね。(試合前に色々声を掛けられたと思いますが、1番効いた言葉は何ですか)礒先生の「行って来いよ」です。(今大会に向けて調整は何かしましたか)今大会は特には調整はしてないです。(今後の目標を聞かせてください)タイムが出ていないので、早大記録(13秒75)の更新を目指して頑張ります。それとやはり全日本インカレでの優勝です。
木村
(ご自身の走りを振り返って)まだまだという感じがします。上2人がすごく強くて、ほかの人もケガをしていたので、いればもっと混戦のレースになっていたかな、と。自分の実力を出せていないというのもあります。(木原選手、江里口選手と三人で決勝に残りましたが)やっぱりうれしかったですね。日本選手権で同じ大学で残るというのはめったにないと思うので、すごく楽しんで走りました。木原、江里口が頑張ったら自分も頑張ろうかなという気持ちになれますね。(リレーにもいい影響があるのでは)全カレも勝ちたいですし、日本選手権リレーも取りたいので、それにうまくつなげられたと思います。(6月上旬の日本学生個人選手権は優勝)そうですね。でも毎年個人選手権はいいと言われているので。それだけにはなりたくなかったです。(関カレ時は調子は良くなかった?)色々やりすぎて、調子を落としてしまいました。織田記念でまあまあ走れたんですけど、そこから不安になって、あれもしなきゃこれもしなきゃという感じになって、やりすぎた結果、波を持ってこれなかったという自分のミスがあって。(そこから上げていけたのは)高校の先生にアドバイスをいただいたり、色んな人にアドバイスをもらって、練習や調整の見直しをして、上げていけました。(今後の目標は)南部記念にエントリーできたらエントリーして、結果を残して、北京に行きたいなと思っています。それは上の目標なんですけど、地道にやっていこうかなとも思っています。
津留
(レースを終えていまのお気持ちは)素直にうれしいです。(今大会の目標)3番にはうまくいけば入れるかなと思っていたので、もうやるしかないと。(前半から飛ばしていた)前半は大事にしようと思っていました。とにかく前半を楽に入って、前半上位に入っていたら狙えると思っていたので、飛ばしました。(タイムも自己ベストですね)最後の8台目で足が合わなくなってしまって、57秒を目指していたので、そこはちょっと残念でした。(57秒台を出せる自信は)絶対出ると思います。課題は後半の粘り、ハードリングですね。(現在課題としていることは)後半足が合わなくなってしまうことです。躊躇してしまうというか、きつくなってきた時に、思い切ってハードルに向かっていけない。そこを修正できるように練習したいなと思います。(調子は)いいです。関カレは調子が悪くて、関カレが終わってから調子が上向いてきました。(関カレは)気負いすぎたというか、いま女子がすごく盛り上がっていて、ワセダの点数を稼がなきゃという思いもありましたし、ライバルも同じくらいのレベルの人ばかりだったので、そっちの方に気持ちがいってしまっていました。今回は早い人ばかりだったので、自分のレースをしようと思って臨んだら、上手くいきました。(今後の目標は)全カレです。57秒台を出します。
堀池靖幸(スポ3)
(素直な感想)入賞できてほっとした反面、まだまだかなという気持ちです。(調子は)悪くはなかったんですけど、大会の大きさにびびっていました。(大会前の目標は)6本すべてを7メートル60〜70ぐらいで跳びたかったという気持ちがありました。(全体を振り返ると)まだまだです。(大ジャンプの3回目は)まさかの+2.1。あとちょっと待てば良かったかな…。8に残ったのは良かったんですけど、バテていました。(関カレ時は故障で痛み止めを打っての出場でしたが、今の状態は)走れるんですけど、また関カレから跳躍練習なしでやっていたので、調子自体は悪くはなかったんですけど、跳躍には不安がありました。(7メートル78を跳べた要因は)出そうと思って力みもあったんですけど、うまく風に乗って飛べました。今後は記録を安定させたいと思っています。(記録を安定させるためには)跳躍の見直しから始めて、夏結構走り込むと思うので、走力を上げて、全カレに挑みたいと思います。(今後は)南部記念にエントリーしてあるんですけど、棄権して、11日からヨーロッパ遠征に行きます。(ヨーロッパ遠征の目標は)すべての跳躍を7メートル50以上でそろえたいと思っています。ベルギーとスイスに行くんですけど、ベルギーに走幅跳がないので、100メートルにエントリーします。100メートルは自己新を狙います。今のベストが10秒74なので、10秒70を出したいです。
笹瀬
(きょうの結果について)そろえたポールがすべて柔らかくなってしまったので、収穫はあったと思いますが、結果としては無残にも散ってしまいました。40はセカンドベストですけど、結果を見たら3番で、自分としては悔しいですね。(大会前は)五輪のA標準である70を跳ばないとオリンピックに出られないので、そこは絶対跳ばないと思っていました。やっている最中も跳べるつもりでやっていました。(20からのスタート)練習の跳躍も硬いポールから入れたので、20はもう大丈夫だろうということで、20からスタートしました。70を跳ばないとオリンピックはないので、もう下の高さをやってもしょうがないということで、20、40と高さを上げて。結果はもう70しかないということで、30とかやっても意味無いので。最短で70いけるように20、40、50、60と。(50の跳躍はどこが悪かった)そろえたポールが柔らかかった、それだけです。助走も完璧で、踏み切りもいつも以上に入れたので、ということはポールが柔らかい、それだけです。そろえたポールがもう使えなくなってしまったということであって。(以前、跳躍練習があまりできていないとおっしゃっていましたが)そこはまだ改善されていないんですけど、やるしかないということで、礒先生(繁雄=昭58教卒)にもお願いをして、国立スポーツ科学センターにも行かせていただけるようにして、この1週間はしっかり跳び込むことができました。(世界ジュニア代表にも選出)今回の悔しさをバネにして、そして東海大の鈴木選手からシーズンインは使わない柔らかいポールを借りたので、それでもう70を跳ぶしかないなと思っています。世界を獲ってから日本を獲ろう、と。勝負を仕掛けます。
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